子どもの成長と運動 14E098 人見 有紀 14E109 宮内 菜摘.

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子どもの成長と運動 14E098 人見 有紀 14E109 宮内 菜摘

現在の子どもの体力・運動能力 子どもの体力・運動能力の現状 小学校以降の子どもの体力・運動能力の調査は,東京オリンピックが 開催された1964年より行われ,この調査報告によると,調査開始か ら向上傾向にあった子どもの体力・運動能力は1985年頃をピークと して徐々に低下し,その低い状態が現在まで続いている。主に身体を 操作する運動能力がとくに低下していると考えられている。 教科書の図8-1が示すように,体力・運動能力は7歳の時点で低下 しているため,この現象が幼児期以前ですでに生じていることが推測 される。ゆえに子どもの運動能力向上には幼児期が重要なカギを 握っていることがわかる。

子どもの体力・運動能力の低下の要因とその影響 ①時間の減少:習い事に英会話が加わるなどの多様化が進んでいた り,塾通いが以前より低年齢化するなど,身体を動かす時間が減少し た。さらに,屋内遊びが増加している。 ②仲間の減少:習い事の多様化と関連して,一緒に遊ぶ時間帯の合 う友人も少なくなった。また少子化や核家族化,親の共働き家庭が増 え,屋内での一人遊びが増えた。 ③空間の減少:怪我が危惧されるジャングルジムや大型ブランコなど の遊具はなくなり,またほとんどの公園でボール遊びは禁止されてい る。さらに,以前に比べて保護者の交通事故や犯罪への懸念は強く, 子どもが自由に遊ぶことができる安全な遊び場は減少している。

この3問の減少(変化)とともに運動する子としない子の二極化が進 んでいることが危惧されている。 トップの選手の成績は以前より向上しているため,運動をしない子ど もの増加および体力・運動能力のさらなる低下が生じている可能性が 示唆される。 習い事の増大と関連して子どもの帰宅時間が遅くなり,子どもの生 活スタイルの夜型化が進んでいる。 この生活習慣の乱れと運動時間の減少に関係して,肥満児は以前に 比べて2倍に増加している。

子どもの運動発達とその仕組み 子どもの運動発達の概観 生まれた直後のヒトにおけるほとんどの運動は生まれる時より備わっ てきた原始反射(モロー反射,把握反射,吸引反射など)による不随 意運動(意図がない運動)で構成される。 この原始反射は生後3か月ごろより徐々に消失する。この原始反射の 消失に替わり,何かをしようとする意志によって生じる随意運動が発 達し始める。 1歳を過ぎる頃には二足歩行をするようになり,基本的運動スキルを 獲得する準備ができる。

4歳の頃までに,身体のバランスをとる動き,身体をさまざまな形で 移動させる動き,用具を操作する動きなど一通りの運動スキルを獲得 する。 5から7歳頃にかけて,動きの合理化(筋力,関節運動のタイミング, 姿勢・フォーム),合目的化,洗練化が進んでいく。小学校に入る頃に は,より複雑なスポーツ動作へ発展する。ここまでに多くの基本的運 動スキルを獲得して洗練化させることは非常に重要である。

運動発達および学習の神経機序  スキャモンの発達曲線によると,神経系は4歳には成人の8割,10 歳までにはほぼ成人と同じ質量になるとされている。この急激な発育 と運動発達の目覚ましい時期は一致する。 脳から筋へ運動の命令を伝える中枢伝導時間が,5歳ごろまでに急 激に短縮する。一方,灰白質(主に細胞体で構成される)の量は9歳 頃をピークとして徐々に減少する。この時期において,脳や脊髄など の中枢神経系は,運動の刺激が与えられると新たな神経回路が作ら れる一方で,刺激が少ない場合には,不必要と診断されて神経回路 は消失する。この神経回路の新生と消滅が,運動を洗練化する過程 で既存の動作を組み込んだり,余計な動作をなくしたりする機序とな る。

 さまざまな随意運動の遂行時に主たる役割を果たす皮質運動野と そこから筋へと運動の命令を伝える通り道(脊髄)を含む皮質脊髄路 は,ヒトの運動の洗練化やその学習に深く関係し,また運動によって 可塑的に大きく変化する部位である。8~11歳においてこの皮質脊 髄路は急激に発達すること,皮質運動野の機能的な領域が拡大する ことなどが知られている。また運動学習に深く関与する小脳もこの時 期までに成人レベルに発育するため,さまざまな運動スキルの獲得と 洗練化に最適な期間と考えられる。大脳基底核も深く関与することも 明らかにされている。

3・子どもの運動が学力に与える影響 教科書 P113右下のグラフをご覧ください。 (教科書をお持ちでない方は最後のページ 参考資料をご覧ください。)

体力・運動能力レベルの高い都道府県では, 学力レベルも高い。 学力と運動能力は関連する可能性が高いのではないか?? グラフから分かること 体力・運動能力レベルの高い都道府県では, 学力レベルも高い。 学力と運動能力は関連する可能性が高いのではないか??

子どもの体力と学力の関係 教科書P114右上のグラフ 教科書P114左上のグラフ をご覧ください。 をご覧ください。 算数 読解力 最後のページにもあります。

有酸素運動能力が優れている子ども 学力が高い。 グラフから分かること 有酸素運動能力が優れている子ども 学力が高い。

有酸素運動とは? 有酸素運動は、読んで字のごとく酸素を必要とする運動です。体内 に取り込んだ酸素を使って糖質や脂肪を燃焼させ、エネルギーを生 み出します。負荷は軽度~中等度なので、長い時間の継続が可能 なのが特徴です。代表的なものには、ウォーキングやジョギング、水 泳、縄跳び、サイクリングなどがあります。いずれも、深い呼吸で酸 素を取り入れながら、ゆっくりエネルギーを燃やす運動である。 有酸素運動では下半身の大きな筋肉を使うため、血行がよくなって 健康維持につながるほか、むくみ解消効果が期待できるともいわれ ている。

運動と脳の関係 子どもの高次脳機能と運動能力の関係を調べた結果,運動能力が高 い子どもは,学力の向上に関係するという可能性が見えた。 ①運動能力が高い子どもは,前頭前野が活性化されて,運動能力が 低い子より脳活動が大きい。 ②海馬(脳の深部に位置し記憶をつかさどる)は,運動によって機能 が向上する。→学力の向上にもつながる。 逆に運動能力が低く肥満度が高い子どもは,脳活動(認知機能)が低 いことも明らかにされている。

運動は学力機能に関与する脳機能を向上させることができる!! 勉強時の集中力と記憶力を高める効果があり,学力が向上する。

子どもの運動と心の成長 海馬は,記憶をつかさどるだけではない。 海馬は,喜怒哀楽といった感情や精神状況の調節もしている。 運動することによって海馬が刺激されるならば,以下のようなことが推 測できる。 ①友好関係が良好である。 ②社会性やレジデンス(困難を乗り越え回復する力)が高い。 ③協調性・コミュニケーション能力が高い。 以上のことから,感情的に不安定な子どもも運動することによって改 善できる可能性がある。

4・障害のある子どもの運動の重要性 現在,通常学級にいる発達障害の可能性のある子どもは,6.5%い る。(2014年文部科学省調査より) 脳と運動は,関わりが大きいため,知的に障害を抱える子どもは,運 動発達に遅れがあることが多い。 障害を抱える子ども 普段の生活の中で,TVやDVDの視聴が多くなってしまう傾向にあることや車移動が多くなり,運動の機会や経験が少なくなることがある。 体力や運動能力の変化のスピードが遅いため運動の効力が少なくなることも多い。

障害を抱える子どもと運動 障害があると,学習や日常生活で健常者と比べられ「できない」という 悔しい経験を多く体験し,自信を無くしてしまうことが多い。 しかし,運動をすることによって,発達・知的に障害のある子どもは, 精神状況を安定することができ運動能力や意欲・集中力等が向上す る可能性がある。 肢体不自由を抱えている子どもでも,運動をすることによって,残在機 能の発見や向上につながる。 →運動をするために家を出ること=自律への第一歩。 運動をする機会が少ないと肥満傾向が強くなり生活の質も落ちていく。 運動は,生活習慣病を予防し生活の質(QOL)の向上にもつながる。

障害者差別解消法 2016年4月施行 対象:身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の 心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であって、障 害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な 制限を受ける状態にあるもの。 この法律により,教育現場でも障害を持っている子持っていない子共 に同じように学ぶインクルーシブ教育が広まると考えられている。 障害を抱えている子どもも障害の有無に関係なく,適切な配慮の基に, 健常者と対等にスポーツ等を楽しめる環境作りがこれからの課題であ る。

しかし 5・子どもの体力,運動能力を伸ばす方法 子どもの体力向上に向けて体育専門の指導者を学校・保育所・幼稚 園に呼んでいるところは多い。 運動指導を受けてない園児の方が運動能力は高いらしい!! なぜ? しかし

考えられる原因 ~体育指導を受けない方が運動能力が高い件について~ 指導者による一斉指導では, ①座り話を聞く時間が長い。順番を待つ時間が長く,運動時間が短く なること。 ②同じ運動の繰り返しが多いこと。 ③やりたくない運動がやらされること。 ④指導内容が発達段階にあっていないこと。 等が考えられる。

どうすれば運動能力が伸びる? 子どもの興味・関心に基づく自発的な遊びを多様に行うことが重要。 (子どもは,多くの欲求を持ち刺激を求めている。) また,幼児期から10歳までに自己概念が形成される。 多くの自発的な運動遊びの中で,運動の楽しさ・挑戦・達成感等を数 多く経験していく中で運動有能感を獲得する。 運動有能感獲得=運動好き,よりたくさんの運動をして運動能力を向 上したいという欲求にもつながる。 毎日の運動目安は,1日合計60分以上運動遊びを行う必要性がある とされている。(WHO,日本・諸国の研究チームより)

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参考文献 教科書「教育の基礎と展開」 http://www.suku-noppo.jp https://search.yahoo.co.jp http://image.search.yahoo.co.jp http://thanxalot.hatenablog.com