『資本主義に希望はある』 の 演習での学び方の例 2017/4/10 経済学部 17E2345 桃山太郎
本日の課題 0 演習での本書の学び方 以下が序章「資本主義を改善する」の要約 1 資本主義とは何か? 2 資本主義の成功と批判 0 演習での本書の学び方 以下が序章「資本主義を改善する」の要約 1 資本主義とは何か? 2 資本主義の成功と批判 3 資本主義の14の欠点
0 演習での本書の学び方 本書を演習で学ぶ理由 問題発見・解決 学び方:演習での「輪読」における役割分担 0 演習での本書の学び方 本書を演習で学ぶ理由 問題発見・解決 著者はビジネス界でも著名なマーケティング大家 資本主義の欠点を端的に指摘し改善策を提案 どの問題が日本で特に重要? なぜ・どうする? 学び方:演習での「輪読」における役割分担 レポーターとフロアー
レポーターの役割 プレゼン力 レジュメを作成・配布し,要約・説明を工夫す る フロアーの興味と理解を深める創意工夫のプレゼ ン レポーターの役割 プレゼン力 レジュメを作成・配布し,要約・説明を工夫す る フロアーの興味と理解を深める創意工夫のプレゼ ン 箇条書きや図を多用し,フロアーに質問したりしてみる 30分程度で終えられるように内容を取捨選択 テキスト内容をすべて順番に説明する必要はない ただし,フロアーの質問には回答できるよう準備
フロアの役割 質問力 疑問点を解消し,理解の深化に貢献しあう ∴ 2つ以上の質問を事前に必ず準備して参加 フロアの役割 質問力 疑問点を解消し,理解の深化に貢献しあう 事前読解で自分の疑問点を2-3は明確にしておく どこが&なぜ分からないかという質問の事前準備 レポーターの説明や質疑応答にもコメントする 自分の理解と他人の理解とのズレへの確認・質問力 ∴ 2つ以上の質問を事前に必ず準備して参加
1 資本主義とは何か? 資本主義の前提 p.19 「見えざる手」から「見える手」へ p.21 私有財産の保証 + 契約の自由 + 法の支配 1 資本主義とは何か? 資本主義の前提 p.19 私有財産の保証 + 契約の自由 + 法の支配 起業・企業 規模の経済性・範囲の経済性 p.20 「見えざる手」から「見える手」へ p.21 競争 低価格・高品質・イノベーション But 寡占化 論点:政府介入・規制の範囲は? P.22
参考1 コトラーの立場 両極端ではなく,中庸の立場: 2 p.16 マーケティング大家の学生時代 社会主義・共産主義 中国 参考1 コトラーの立場 両極端ではなく,中庸の立場: 2 p.16 社会主義・共産主義 中国 ハートのある資本主義 北欧 規制のない資本主義 レーガン政権 マーケティング大家の学生時代 経済学 修士(フリードマン),博士(サミュエルソン,ソロー)
参考2 コトラーの分析の目的と視点 米国企業の競争力維持の必要条件 p.13 資本主義・市場経済を構成する5市場 p.14 参考2 コトラーの分析の目的と視点 米国企業の競争力維持の必要条件 p.13 グローバル市場での勝利 平均的な米国人の生活水準の向上 資本主義・市場経済を構成する5市場 p.14 企業・家計・政府,非営利団体・投資家 普通の国民の生活向上には組織と融資が大事?
2 資本主義の成功と批判 資本主義の勝利 ソ連の崩壊 p.18 資本主義指向の市場経済の浸透 生活水準↑ 2 資本主義の成功と批判 資本主義の勝利 ソ連の崩壊 p.18 資本主義指向の市場経済の浸透 生活水準↑ 資本主義は,多くの発展と自由を実現した制度 しかし上記1-3のように,資本主義は多様化 「資本主義が持つ欠点は,幸福を不平等に割り当てること だ。社会主義が持つ長所は,不幸を平等に割り当てること だ」 by チャーチル p.23 p.28
資本主義への批判 生活が向上しても残る多様な批判 コトラーの4の指摘 市場経済の深刻な問 題 社会的費用・環境,貧困・格差 p.23 コトラーの4の指摘 市場経済の深刻な問 題
3 資本主義の14の欠点 どの欠点に最も関心がある? なぜ? But 資本主義の代替物を探すのではない 3 資本主義の14の欠点 どの欠点に最も関心がある? なぜ? 14項目のリスト pp.26-7 目次 その原因・改善策に納得? 日本に適用可能? なぜ? But 資本主義の代替物を探すのではない ≒ チャーチルの民主主義 p.28 米国の例: 意識の高い資本主義,NEM pp.29-30
本書学習の活用例 面接・履歴書 演習としての研究テーマとその学習意義 個人の研究トピックへの活用法 本書学習の活用例 面接・履歴書 演習としての研究テーマとその学習意義 経営学者が語る資本主義・市場経済の変貌と改善 策 各個人新潮流での企業の役割・戦略(就活) 個人の研究トピックへの活用法 問題発見・原因究明・問題解決の見本(書き方) 個別の効率性分析の現代的意義・背景(参考文 献)