仮説演繹法 思考 経験 問題 : あるべき姿と現状のギャップ 課題 : 問題解決のために成すべきこと 問題 19世紀 あるべき姿(予想)

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仮説演繹法 思考 経験 問題 : あるべき姿と現状のギャップ 課題 : 問題解決のために成すべきこと 問題 19世紀 あるべき姿(予想) 実験方法 仮説検証 問題 仮説 (あるべき姿) 演繹 観察 アブダクション 実験 帰納 経験 現状 (実際) 観察結果 実験結果  最後に,基本4は (クリック)  何を検討するかです。検討する対象を  議論といいます。それを明確化します。  議論は,単に話し合うことではなくて,(クリック)主張することが何で,(クリック)何を根拠に,(クリック)どのような推論をして,主張をするかの3つを指します。  ですから,まずこれを明らかにすることが検討の最初の段階です。  そして,根拠は事実を指しますから,本当に事実なのかを検討し,  つぎに,それをつなぐ推論を検討します。  21世紀型学力の中心は,この批判的思考ですが,このクリティカル・シンキングとは,これを吟味することをいいます。議論を可視化することは,人格に対する攻撃ではなく相手の議論に対する適切な批判となります。ですから,可視化がたいせつなのです。  問題 : あるべき姿と現状のギャップ  課題 : 問題解決のために成すべきこと

× ○ ○ 正しい論理 検証実験の論理 反証実験の論理 AならばBになる AならばBになる Aは正しい Bになった ゆえにBになる 仮説 Aは正しい Bになった × ○ ゆえにBになる ゆえにAは正しい 空? 牛乳を飲むと口ひげができる A B 反証実験の論理 科学の方法 複数の仮説を立て,対立する仮説を反証すること。  最後に,基本4は (クリック)  何を検討するかです。検討する対象を  議論といいます。それを明確化します。  議論は,単に話し合うことではなくて,(クリック)主張することが何で,(クリック)何を根拠に,(クリック)どのような推論をして,主張をするかの3つを指します。  ですから,まずこれを明らかにすることが検討の最初の段階です。  そして,根拠は事実を指しますから,本当に事実なのかを検討し,  つぎに,それをつなぐ推論を検討します。  21世紀型学力の中心は,この批判的思考ですが,このクリティカル・シンキングとは,これを吟味することをいいます。議論を可視化することは,人格に対する攻撃ではなく相手の議論に対する適切な批判となります。ですから,可視化がたいせつなのです。 AならばBになる Bにならなかった ○ ゆえにAは間違っている ※「真理」とはあくまでも「反証をくぐり抜けた仮説」のこと

仮説演繹法 × 実験は検証できない 思考 経験 問題 あるべき姿(予想) 仮説検証 仮説 現状 観察結果 実験結果 (実際) 実験方法 演繹 (あるべき姿) 演繹 観察 アブダクション 実験 帰納 経験 現状 (実際) 観察結果 実験結果  最後に,基本4は (クリック)  何を検討するかです。検討する対象を  議論といいます。それを明確化します。  議論は,単に話し合うことではなくて,(クリック)主張することが何で,(クリック)何を根拠に,(クリック)どのような推論をして,主張をするかの3つを指します。  ですから,まずこれを明らかにすることが検討の最初の段階です。  そして,根拠は事実を指しますから,本当に事実なのかを検討し,  つぎに,それをつなぐ推論を検討します。  21世紀型学力の中心は,この批判的思考ですが,このクリティカル・シンキングとは,これを吟味することをいいます。議論を可視化することは,人格に対する攻撃ではなく相手の議論に対する適切な批判となります。ですから,可視化がたいせつなのです。 × 実験は検証できない

凸レンズを景色に向けると?

反証型 仮説演繹法 × 実験は検証できない × 新しい概念形成に導くことが難しい 思考 経験 問題 自分の予想 あるべき姿(予想) 問い =仮説実験授業 自分の予想 思考 あるべき姿(予想) 問い 仮説 仮説 実験方法 仮説反証 問題 仮説 (あるべき姿) 演繹 観察 アブダクション 実験 演繹 経験 現状 (実際) 観察結果 実験結果  最後に,基本4は (クリック)  何を検討するかです。検討する対象を  議論といいます。それを明確化します。  議論は,単に話し合うことではなくて,(クリック)主張することが何で,(クリック)何を根拠に,(クリック)どのような推論をして,主張をするかの3つを指します。  ですから,まずこれを明らかにすることが検討の最初の段階です。  そして,根拠は事実を指しますから,本当に事実なのかを検討し,  つぎに,それをつなぐ推論を検討します。  21世紀型学力の中心は,この批判的思考ですが,このクリティカル・シンキングとは,これを吟味することをいいます。議論を可視化することは,人格に対する攻撃ではなく相手の議論に対する適切な批判となります。ですから,可視化がたいせつなのです。 他者の予想 × 実験は検証できない × 新しい概念形成に導くことが難しい (× 新しい概念の発見は難しい)

習得の学習と活用の学習 習 得 活 用 体験 知識 技能 光の直進,反射と乱反射 凸レンズが像をつくる ものが見えるとは? 習 得 活   用 (断片的な知識・技能) (有機的に結びついた知識・技能) (21世紀型能力) 学び合う授業 体験 知識 技能 論理的・ 批判的思考能力 問題発見・解決 能力 コミュニケーション能力 光の直進,反射と乱反射 凸レンズが像をつくる ものが見えるとは? 景色は光を出すか?  この21世紀型能力を育成は, (クリック)  一斉授業の延長上での「授業改善」ではなく,「授業改革」が必要と考えています。  習得の学習活動で,  知識や技能が身につきます。  しかし,この段階の知識は,断片的な知識といえるものです。  ここで学び合う授業を行うと  このように知識と技能,体験等が相互にリンクされ  有機的に結合された知識となります。このリンクされた知識が21世紀型能力と考えてしまいすが,  それとは独立し,普遍的な能力が21世紀型能力です。思考力・表現力・判断力がこの区別が曖昧だったり教科に従属していたりしていました。 指導内容 指導外の内容 基礎的な概念自体の 生徒の発見は困難 基礎的な概念の意味や有効性の 生徒の発見は可能

反証型 仮説演繹法 × 実験は検証できない × 新しい概念形成に導くことが難しい 思考 経験 問題 自分の予想 あるべき姿(予想) 問い =仮説実験授業 自分の予想 思考 あるべき姿(予想) 問い 仮説 仮説 実験方法 仮説反証 問題 仮説 (あるべき姿) 演繹 観察 アブダクション 実験 演繹 経験 現状 (実際) 観察結果 実験結果  最後に,基本4は (クリック)  何を検討するかです。検討する対象を  議論といいます。それを明確化します。  議論は,単に話し合うことではなくて,(クリック)主張することが何で,(クリック)何を根拠に,(クリック)どのような推論をして,主張をするかの3つを指します。  ですから,まずこれを明らかにすることが検討の最初の段階です。  そして,根拠は事実を指しますから,本当に事実なのかを検討し,  つぎに,それをつなぐ推論を検討します。  21世紀型学力の中心は,この批判的思考ですが,このクリティカル・シンキングとは,これを吟味することをいいます。議論を可視化することは,人格に対する攻撃ではなく相手の議論に対する適切な批判となります。ですから,可視化がたいせつなのです。 他者の予想 × 実験は検証できない × 新しい概念形成に導くことが難しい (× 新しい概念の発見は困難)

○○○○ ○○○○ ○○○○ ○○○○ ○○○○ ○○○○ ○○○○ Keep Try C状況 (4分) (1分) (2分) Problem 理科の授業はどのような状況か?  KeepとProblemは何か? Tryは何か? C状況 (4分) Keep (1分) Try (2分) ○○○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○○○○ ○ ○ Problem ○○○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○○○○ ○○○○ Keep ○○○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (4分) (1分) ○ ○  最後に,拡散・収束・活用までのFT実習をします。 (クリック)  この実習は,3人で中型のホワとボードで行います。  拡散の論点は,自分の学校の授業,学び合う授業の要素があれば,学び合う授業はどのような状況かで5分間ファシリテーターが聞き役から引き出します。拡散は5分  次に,ペンを赤に変え,収束の論点は,この中で困っていることは何かで1分  次に,ペンを青に変え,活用の論点は,これからどうしたいか,どうなりったらいいかを1分 FGをファシリテーターが振り返り,FTと聞かれ役以外のメンバーからアドバイスを2分で 1組9分のエクササイズを3回役を交換して行います。  ちょっとわかりづらいので,実際のFGでもう一度説明します。 ○○○○ Problem