言語教育論演習プレゼン課題 A11LA042 鴨井みのり 英語の授業は英語で行うべきか? 言語教育論演習プレゼン課題 A11LA042 鴨井みのり
論旨構成 主張表明 主張根拠 -各前提条件の説明 -根拠論提示 まとめ
高等教育において、 英語で英語の授業を行う機会は必要である 主張 高等教育において、 英語で英語の授業を行う機会は必要である ⇒よって “英語の授業は英語で”論には賛成 (※以降 E to E (English to English)) 現場における実現可能性などは、ひとまず度外視
"英語の授業を英語で行う”という具体的内容 前提条件①定義解釈 "英語の授業を英語で行う”という具体的内容 授業内で主に使用する言語を英語とし、母語の 使用機会を極力少なくすること (英語使用約8割ほど) 補足
論旨構成 主張表明 主張根拠 -各前提条件の説明 -根拠論提示 まとめ
前提条件①:高等英語教育におけるゴール ~何をもって”英語ができる”とするのか~ 前提条件①:高等英語教育におけるゴール ~何をもって”英語ができる”とするのか~ 今回は特に細かいところまで定義付けは行わな い。 文科省の『英語教育改革実施計画書』より、高等 部における英語教育の目標から引用。
目標:英語を通じて情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う。
主張理論 How? How? How? 英語学習/習得 インプット アウトプット 母語を介した学習 英語のみのアウトプット機会 英語習得にはインプット・アウトプットが必要であり、インプットに於いては母語を介した学習が、アウトプットにおいては英語のみの学習のほうが適している。 How? How? 母語を介した学習 英語のみのアウトプット機会
根拠論 英語学習/習得 Why?① インプット アウトプット Why?③ Why?② 母語を介した学習 英語のみのアウトプット機会
主張① 英語習得にはインプットとアウトプットが必要 KraschenのInput仮説 (ただし、Input Hypothesisにおける、「習得に必要なの はインプットとしての聴解力や読解力であって、アウト プットではない、という論は除く) SwainのOutput仮説 ナチュラルアプローチ より 両方の機会が必要、ということ。
主張②・③ “アウトプット”→E to E “インプット”→母語介在 佐藤臨太郎氏「授業は英語で」は時代遅れか? における主張より ⇒E to E教授法では、特に アウトプットの場づくり・学習者の動機づけ という点に秀でている。
CF 特性 英語 のみ ・Output機会(主に発話)において、場づくり・動機づけができる ↓ 特性 英語 のみ ・Output機会(主に発話)において、場づくり・動機づけができる ↓ ・実際にOutputを行うことにより、まず自身の理解可能なレベルを図ることができる。 *文法的操作能力 の習得 *そのうえでi+1のインプットにさらされる機会 母語 介在 ・法則性の理解 ・名詞のインプット ・理解度の“確認” ・対象言語と母語の表現法における相違点の認識 *語法の意識的操作能力 の習得 *そもそもの“理解可能な部分(i)”を培う
論旨構成 主張表明 主張根拠 -各前提条件の説明 -根拠論提示 まとめ
Summary Main Point: E to Eの方がより、アウトプット(特にコミュニケーション能力)機会を実践できるのではないか。 【目標】英語学習/習得:英語を通じて情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う。 Main Point: E to Eの方がより、アウトプット(特にコミュニケーション能力)機会を実践できるのではないか。 インプット アウトプット 母語を介した学習 英語のみのアウトプット機会