大脳辺縁系
大脳辺縁系 論文などによく出てくるところは・・・ 視床 視床下部 扁桃体 海馬 帯状回 (視床・視床下部を別枠扱いにする人も)
大脳辺縁系 「原始的な脳」と言われることも 感情、フィーリング 本能的情動(食欲、性欲、・・・etc.) 瞬間的・直感的判断 情動・運動の断片 ※注: これら全てが大脳辺縁系だけで行われているということでは多分ない。
海馬(一部の記憶に関係) 扁桃体(一部の感情に関係) 帯上回(一部の感情や注意?) 視床(諸々の感覚のゲート) 視床下部(自律神経系の調節など)
大脳辺縁系(および前頭葉)の研究が難しい理由 「この部分はこの役割」という役割分担があいまいできっかりしていない ひとつの部位が複数の脳機能に関与していたりする 例:扁桃体 不安、恐怖、判断、好き嫌い、記憶・・・etc.
いろんな本で、「感情」が「大脳辺縁系と前頭葉」と書かれている理由 詳しく書いてないものが多いが、おそらくはA10神経を念頭においている しかしA10神経「だけが」感情の一切を取り仕切っているかどうかは不明
事例 視床下部と自律神経 視床下部の「摂食中枢」破壊実験 サルの扁桃体破壊実験 生まれつき扁桃体がない少女の事例 海馬損傷患者の記憶障害事例 ・・・「新しい思い出」が作れない ストレスによる海馬萎縮実験(ラット)
自律神経 交感神経 副交感神経