中級簿記⑥回目 【前回の振り返り】 第5章 その他の債権・債務 第6章 商品売買 ●3分法、売上原価法、都度法

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中級簿記⑥回目 【前回の振り返り】 第5章 その他の債権・債務 第6章 商品売買 ●3分法、売上原価法、都度法  中級簿記⑥回目  【前回の振り返り】 第5章 その他の債権・債務 第6章 商品売買  ●3分法、売上原価法、都度法  ●期中の払出単価の計算(総平均法、返品・値引)  ●割引と割戻の違いを理解し、仕訳処理できるよう に。  ●棚卸減耗損と商品評価損の損益計算書上の表示。

債務保証は負債ではないが、重要なので簿記では 対□勘定を用いて備忘記入される。 (保証債務□□) ×× (保証債務) ×× 中級簿記⑥回目 【復習】   債務保証は負債ではないが、重要なので簿記では 対□勘定を用いて備忘記入される。  (保証債務□□) ××   (保証債務) ××      保証が現実の債務となる時には、未□□金勘定を 使って裏書手形の不渡りと同様に処理される。   火災で損失額が未確定の場合には、 未決算勘定ま たは 火災□□□勘定を使用する。保険金が確定した時に、差額 が保険□□または□□損失となる。

商品勘定を□分法で記入する場合、売上原価は□□勘 定で計算されるが、売上□□勘定を使う方法もある。 中級簿記⑥回目 【復習】   商品勘定を□分法で記入する場合、売上原価は□□勘 定で計算されるが、売上□□勘定を使う方法もある。   また、それら以外に、商品の『販売の□□売上原価 に 振り替える方法』があり、仕入れた商品は□□勘定に記 入し、 売上を□□勘定に記入する都度、売上原価を商品勘定か ら 売上□□勘定に振り替える。  この都度法によれば、し・く/く・しなど、決算□□ をしなくて も売上原価と期□商品原価が簡単に求められるという利 点が あるが、商店など売上件数が多い一般商業には不向きで ある。

また、商品有高帳において返品と値引の扱いに は 注意が必要である。仕入戻しと仕入値引及び売上□□ は 中級簿記⑥回目 【復習】    商品有高帳の記入方法には、□□先出法、移動平 均 法に加えて□平均法が認められている。   また、商品有高帳において返品と値引の扱いに は 注意が必要である。仕入戻しと仕入値引及び売上□□ は 商品有高帳に記入するが、売上□□は記入しない。そ の 理由は、商品の原価に影響がないからである。   仕入□□は仕入勘定からの控除項目、売上□□は 売上勘定からの控除項目であるが、仕入割引と売上 割引 は、いずれも金利(利息)の性格をもつので、それ ぞれ□□ 利息、□□利息と同様に扱われる。 4

中級簿記⑥回目 商品の期末評価において、評価額を引き下げる原因は 2種 類ある。□□不足を原因とするのが□□減耗損、価値の下落   中級簿記⑥回目 【復習】   商品の期末評価において、評価額を引き下げる原因は 2種 類ある。□□不足を原因とするのが□□減耗損、価値の下落 を原因とするのが商品□□損である。   これらの損益計算書での表示(詳細は第9章)は複雑 である。   棚卸減耗損は、 □□性(経常性)があれば売上原価の内訳 科 目または□□費及び一般管理費に、原価性がなければ営業□ 費用または特別損失の区分に表示される。   一方、 □□評価損は、原則として売上原価の□□科目に、 臨時かつ□額の場合には特別損失の区分に表示される。  両損失が、売上原価の内訳科目になる場合は次ページの 通り。

中級簿記⑥回目 売 上 高 ( ) 売上□□ 1.期□商品棚卸高( ) 2.当期商品仕入高( ) 合 計 ( ) 3.期□商品棚卸高( )  中級簿記⑥回目 【復習】        損益計算書    売 上 高              (       )    売上□□        1.期□商品棚卸高(        )       2.当期商品仕入高(       )             合  計  (        ) 3.期□商品棚卸高(       )              □  □  (         ) 4.棚卸□□損   (        )       5.商品□□損   (        )  (       )          売上□利益             (        ) 1.~5.が売上原価の内訳科目、ということ。

固定資産(資金が固定される資産) 【本日のテーマ】 一部、原理の復習部分は各自で。 ● 分 類 ● 有形固定資産の取 得 ● 〃 修繕・改良 中級簿記⑥回目 【本日のテーマ】 固定資産(資金が固定される資産)    一部、原理の復習部分は各自で。 ● 分 類 ● 有形固定資産の取 得  ●  〃 修繕・改良 ●  〃 減価償却(定率法が大事) ●  〃 売却と除却・廃棄 ● 無形固定資産 ● 投資その他の資産

P60 第7章 固定資産 1.固定資産の分類 ● 有形固定資産・・・有体財産 ● 無形固定資産・・・法律上の権利、ソフトウエア、の れん 中級簿記⑥回目 P60 第7章 固定資産 1.固定資産の分類 ● 有形固定資産・・・有体財産 ● 無形固定資産・・・法律上の権利、ソフトウエア、の れん ● 投資その他の資産・・・長期性預金、投資有価証券な ど

中級簿記⑥回目 ●購入・・・・・・取得原価=代価+付随費用 ●建設仮勘定(A)=前渡金、中途支払代金  中級簿記⑥回目  P61 2.有形固定資産の取得 ●購入・・・・・・取得原価=代価+付随費用 ●建設仮勘定(A)=前渡金、中途支払代金 ●割賦購入・・現金販売価額を越える金利を別表 示                       (前払利息)

P64 【基本問題7-1】 (2)(機械装置) (建設□勘定) (当座預金) 3,000,000(が20%) P64 【基本問題7-2】 (1) (備 品) 5,000,000 (営業外支払手 形) 5,200,000 (長期□払利息) 200,000 (2) (□払利息) 20,000 (長期前払利息) 140,000 (□払利息) 120,000 利息200,000× 2ヵ月/20ヵ月 =20,000

原理の復習 3.修繕と改良(原理で学習済み)・・・各自で 読む 【基本問題7-3】 改良(建 物) (当座預金) 700,000 中級簿記⑥回目  3.修繕と改良(原理で学習済み)・・・各自で 読む     原理の復習 【基本問題7-3】 改良(建   物)        (当座預金) 700,000 維持(修 繕 費)   維持修繕(repair & maintenanc e)

P65 4.減価償却・・・【ここが一番大事】 現代解釈:取得原価を使用期間にわたって費用として 配分すること。 原理で定額法を学習しました。 中級簿記⑥回目 P65 4.減価償却・・・【ここが一番大事】  現代解釈:取得原価を使用期間にわたって費用として 配分すること。  原理で定額法を学習しました。 ●中級簿記の中心課題:定率法   減価償却の定率法は、帳簿残高(簿価)に一定率を かける 減価償却方法であり、平成24年4月以降の取得分には、 『200%定率法』が適用される。  200%とは、『耐用年数分の1』(分数)を2倍した小 数を 便宜的に償却率とする定率法である。NEXT:例

たとえば、耐用年数4年、取得原価¥1,000,000 (残存価 中級簿記⑥回目  たとえば、耐用年数4年、取得原価¥1,000,000 (残存価 額¥1)の車両の償却率は、1/4年 ×2(200%) =0.5(一定率)となる。(償却費=毎年、簿価 ×0.5) 1年目:1,000,000×0.5=500,000 2年目:簿価(1,000,000-500,000) ×0.5= 250,000 3年目:簿価(1,000,000-750,000) ×0.5= 125,000 4年目:簿価(1,000,000-875,000) ×0.5=  62,500   耐用年数4年が経過して、減価償却累計額は 937,500 おかしい!¥62,500が未償却となる。(¥1とならな い!)  そこで、保証率0.12499が登場。4年目は・・・・

取得原価×保証率=(毎年の)最低償却保証額 1,000,000×0.12499=124,990 中級簿記⑥回目  保証率・・・200%定率法において、毎年度、最低償 却保証額         を示す割合。  取得原価×保証率=(毎年の)最低償却保証額    1,000,000×0.12499=124,990 1年目:1,000,000×0.5=500,000 OK 2年目:簿価    ×0.5=250,000 OK 3年目:簿価 ×0.5=125,000 OK 4年目:簿価 ×0.5= 62,500 NO 4年目期首の簿価125,000×改定償却率1.0000 =124,999だけ減価償却する。残存価額¥1(残す) 【意味】定率法でも、途中から定額法にする、というこ と。

●ちなみに、~6.3.31(最終年度)は259,199になります。 (¥1残存) 中級簿記⑥回目 (抜粋してWBの問題を!)   WBのP36 【問題7-2】 (5)(減価償却費) 259,200 (減価償却累計額)  259,200  200%定率法です。   5年の定率=1/5年 ×200%=2/5=0.4  最低償却保証額=2,400,000×0.10800=259,200 1年目~2.3.31  2,400,000        ×0.4= 960,000 2年目~3.3.31 (2,400,000-960,000) ×0.4= 576,000 3年目~4.3.31 (2,400,000-1,536,000)×0.4= 345,600 4年目~5.3.31 (2,400,000-1,881,600)×0.4= 207,360最低未満・・・・そこで、期首の簿価を定額償却し ます。 ∴期首改定簿価518,400×改定償却率0.5=259,200 ●ちなみに、~6.3.31(最終年度)は259,199になります。 (¥1残存)

③中級簿記のもう1つの減価償却方法:生産高比例法 ●利用割合に比例させて減価償却費を計算 中級簿記⑥回目 ③中級簿記のもう1つの減価償却方法:生産高比例法  ●利用割合に比例させて減価償却費を計算 簡単例:100万円の車両を購入。20万km走ると見積 られた。残存価額\0。当期に5万km走った。当期の減 価償却費は? 当期の利用割合= 5万/20万 当期の減価償却費=(1,000,000-残存0)× 5万/ 20万 これは理解が容易、各自で学習を。

P69 5.有形固定資産の売却・除却(廃棄) 【原理】売却、減価償却費の月割計算など(済み) 中級簿記⑥回目 P69 5.有形固定資産の売却・除却(廃棄)    【原理】売却、減価償却費の月割計算など(済み) P71の【例題7-6】(1)は売却の復習。各自で。    【中級】下取りの扱い(売却+購入を同時に) P72の【基本問題7-7】(1)は下取り問題 ①旧車両運搬具を250,000で売却し、   (減価償却累計額)2,620,000 (車両運搬具) 3,000,000    (未収入金)     250,000   (固定資産売却損) 130,000 ②新車両運搬具を3,500,000で購入(250,000も充当)     (車両運搬具) 3,500,000 (未収入金)   250,000  ①+②NEXT             (当座預金)   3,250,000 

(1)未収入金を相殺すれば、答になります。 中級簿記⑥回目 (1)未収入金を相殺すれば、答になります。    (減価償却累計額)2,620,000 (車両運搬具) 3,000,000    (未収入金)     250,000   (固定資産売却損) 130,000     (車両運搬具) 3,500,000 (未収入金)   250,000                       (当座預金)   3,250,000  P70 2.除却(廃棄)・・・\0で売るのと同じこと。            固定資産除却損(E)  除却物が処分(売却など)価値があれば、貯蔵品勘定 (A)へ

Ⅹ1年4月1日~Ⅹ4年3月31日まで(3年間)の減価償却累 計額 ~2.3.31 200,000×20%=40,000 中級簿記⑥回目 P72の【基本問題7-7】(2)は除却問題 Ⅹ1年4月1日~Ⅹ4年3月31日まで(3年間)の減価償却累 計額 ~2.3.31 200,000×20%=40,000 ~3.3.31 (200,000-40,000)×20%=32,000 ~4.3.31 (200,000-72,000)×20%=25,600 40,000+32,000+25,600=期首現在の累計額  97,600    (減価償却累計額) 97,600 ( 備 品 )  200,000    (固定資産除却損) 102,400差 ●もしも処分価値が20,000あれば, (減価償却累計額) 97,600 ( 備 品 ) 200,000      ( 貯 蔵 品 )  20,000 (固定資産除却損) 82,400差

●法律上の権利・・・特許権、商標権、借地権な ど (各法律の有効期間で償却) ●事実上の価値?・・・のれん 中級簿記⑥回目 P72 6.無形固定資産 ●法律上の権利・・・特許権、商標権、借地権な ど (各法律の有効期間で償却) ●事実上の価値?・・・のれん (20年以内の期間で償却・・・企業が決める) ●ソフトウエア (利用可能期間で償却)

満期保有目的債券・・・・(B/S表示)投資有価証 券 その他有価証券・・・・・・・(B/S表示)投資有 価証券 中級簿記⑥回目 P74 7.投資その他の資産              ●有価証券の長期保有/支配保有   満期保有目的債券・・・・(B/S表示)投資有価証 券   その他有価証券・・・・・・・(B/S表示)投資有 価証券   子会社株式・関連会社株式・・( B/S表示)関係 会社株式 ●長期性預金、長期貸付金、長期前払費用など

3/31には当期6ヵ月分の利息計上による償却原価法 (満期保有目的債券) 30,000 (有価証券利息) 30,000 中級簿記⑥回目 P77 【基本問題7-9】 (1)10/1に仕訳していた。 (満期保有目的債券)2,820,000 (現金?) 2,820,000 3/31には当期6ヵ月分の利息計上による償却原価法 (満期保有目的債券) 30,000 (有価証券利息) 30,000 (3,000,000-2,820,000)× 6ヵ月/3年×12ヵ月 = (2)12/1に仕訳していた。 12/1( 保険料 )  36,000   (現金?)   36,000    3/31に将来1年分の前払保険料とそれ以降の長期 を。 3/31(前払保険料) 12,000   (保険料)   32,000    (長期前払保険料) 20,000

WBのP35 【問題7-1】 (5) ①(車両運搬具)3,600,000 (□□□支払手形) 3,780,000 ①(車両運搬具)3,600,000 (□□□支払手形)  3,780,000   (□□利息)  180,000 ②( □□□支払手形)315,000 (当座預金)    315,000          ・・・・決算整理・・・・   (□□利息) 120,000    (□□利息)    120,000

た、正味の価値3,000,000の企業を、余計な価値(の れん)が 300,000あると評価して3,300,000で買収(購入) した。 中級簿記⑥回目 (抜粋してWBの問題を!) WBのP39 【問題7-6】 (1)のみ (考え方)資産合計6,550,000から負債合計 3,550,000を引い た、正味の価値3,000,000の企業を、余計な価値(の れん)が 300,000あると評価して3,300,000で買収(購入) した。 (当座預金)1,100,000  (支 払 手 形)  600,000 ( 売 掛 金 ) 700,000  ( 買 掛 金 )  450,000 ( 商   品 ) 550,000  (借 入 金)  2,500,000 (建   物) 4,200,000                 ( 当座預金 )  3,300,000 (のれん)差額 300,000 

●固定資産(広く、資金が固定される資産)の 分類、 有形固定資産の取得、修繕・改良、減価償却 の 定率法、売却と除却・廃棄など。 中級簿記⑥回目 【本日のまとめ】 ●固定資産(広く、資金が固定される資産)の 分類、  有形固定資産の取得、修繕・改良、減価償却 の  定率法、売却と除却・廃棄など。 ● 無形固定資産 ● 投資その他の資産 WBの残りの問題は各自で解いて復習してくだ さい。

●ここで2回目のホームワークを配布します。 次回授業開始前に提出です。 【次回⑦回目の予定】  テキスト:第8章 引当金  引き続き、目新しい取引が出てきますので、よく理 解できる ように3時間程度の予習をしてきてください。 授業外学習をしないとわからなくなります。    次回テキスト : P78~P96    ワークブック  : P40~P44 ●ここで2回目のホームワークを配布します。  次回授業開始前に提出です。