自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ - 自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/ Inspiring Social Innovations since 1994.
冒頭に、お詫びとお願い ・本来なら、数時間かかるお話の要点を、いただいた 時間内でお話しするため、かなり駆け足です。。 時間内でお話しするため、かなり駆け足です。。 ・著作権の関係で、配布できない資料がございます。 出典をお伝えしますので、のちほど検索を。 ・聞くだけ・記憶するのではなく、 伝えて一緒に動くために、手帳・予定表にメモを。 ・東日本や熊本の震災で保護者の仕事が失われた 子どもたちの「放課後」の支援に、ご協力・ご寄付を お願いいたします。同額を私も寄付します。 ・弊所刊行書籍販売中。今日だけ特別割引中!! (お求めくださったみなさま、ありがとうございます!!) 12/5~ JALマイレージも同額寄付+同社マッチングで4倍に!
IIHOEって? ・組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために (1994年) 調和的で民主的な発展のために ・社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 ・「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」 ・育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 「ソシオ・マネジメント・スクール」6テーマで開講(15年~) ・調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」 「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」 ・ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 ・企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社) ・2020年の地球への行動計画立案 ・専従3名(うち育休復帰直後1名!)、東京(新川)、約4200万円
まちの力は、関係の密度がつくる 人口密度より人「交」密度! 元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う P25 ・町(区域)でも街(建物の集まり)でもなく、 「まち」:人と人との関係 ・住み続ける地域の未来のために、本当に 大切なことを実現できるよう全力を尽くす。 出し惜しみしない、できないフリしない、 あきらめない、 「誰かがどうにかしてくれる」なんて甘えない
2020年の世界・日本は? ・中国のGDPは、日本の何倍? ・中国+インド+ASEANと、アメリカ・EU どちらが大きい? ・日本の国民一人当たりGDPは何位? ・00年4位→05年20位→10年17位→14年27位! ・高齢者率は?→社会保障(医療・介護)費はいくら増? ・00年 高齢者2200万人 医療10兆+介護3兆→10年 2948万 12兆+7兆 →20年 3612万 16兆+9兆(=+5兆)?←生産人口11%減! ・既存インフラ&ハコモノの維持・更新費用は? ・法定耐用年数(50年)を経過するインフラの比率 橋 13年18%→23年43%→33年67%、トンネル20%→34%→50% ・水道 66万km 法定40年経過12%⇔更新0.7%!「130年かかると想定」 ・国債の残高は?→消費税は、いくら必要?? →世界市場での存在感も、地域も国も「このまま」じゃ全然ダメ!
介護ニーズは80歳代で急増する→高齢化「第2幕」へ 2010年国勢 計 65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-94 95- 85- 人数(千人) 29,484 8,272 7,018 5,992 4,376 2,454 1,029 342 3,825 介護+予防 3,968 170 318 620 969 1,004 268 1,892 人口比 13.5% 2.1% 4.5% 10.3% 22.1% 40.9% 60.2% 78.2% 49.4% 総数比 (100) 4.3% 8.0% 15.6% 24.4% 25.3% 6.7% 47.7% 要介護3- 1,661 68 121 226 351 407 331 176 895 5.6% 0.8% 1.7% 3.8% 16.8% 30.3% 51.5% 23.4% 4.1% 7.3% 13.6% 21.1% 24.5% 18.7% 10.6% 53.9% 2014年 33,421 9,583 7,672 6,270 4,949 3,106 1,385 453 4,945 5,917 266 485 861 1,437 1,556 1,309 2,865 17.9% 2.9% 6.1% 13.8% 29.5% 50.4% 73.9% 59.0% 2,064 87 148 249 419 525 634 1,159 6.2% 1.0% 1.9% 4.0% 8.6% 17.0% 35.8% 23.9% 2020年 36,124 8,155 9,179 7,064 5,358 3,743 1,910 715 6,368 2,255 78 172 282 461 636 940 1,519 2025年 36,573 7,072 7,716 8,397 6,027 4,057 2,298 1,007 7,362 2,283 67 144 335 519 690 1,183 1,756 85歳以上の4人に1人が要介護3以上 要介護3以上の2人に1人が85歳以上 P17
多賀城市も、これまで20年と、これから20年は違う 19.65㎢ 1995年 2005年 2015年 2025年 2035年 計(人) 60,625 62,745 62,096 +2% 61,179 57,922 ▲6% 0~14歳 10,938 9,816 8,769 ▲19% 7,678 6,567 ▲25% 15~64歳(A) (生産人口) 43,908 43,320 39,634 ▲9% 37,017 33,888 ▲14% 65歳~ 高齢者率 5,779 9.5% 9,600 15.3% 13,691 22.0% +136% 16,484 26.9% 17,467 30.2% +27% 75歳~ 1,976 3,853 6,196 +60% 9,213 +48% 10,446 +13% 85歳~(B) 374 873 1,682 +92% 2,947 +75% 4,417 +49% A÷B 117.4人 49.6人 23.5人 12.5人 7.6人 91% 85% 78% 65-74歳 3,803 5,747 7,495 7,271 7,021 192% 337% 506%
2020年の多賀城市は? ・高齢者率は?→25.2%(全国より7年遅いだけ)! ・75歳以上は?→7,591人(市民8人に1人)! ・ヘルパーなど、福祉の担い手は、あとどれだけ必要? ・社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? → 高齢者の健康=地域の資源+資産! ・生産人口は?→10年比9%減⇔後期高齢者47%増 ・市税収入は? ・既存インフラの補修・更新コストは? ・道、橋、公営住宅、上下水道、施設・公園、どれだけ残す? → 人件費・扶助費・公債費に次ぐ「第4の義務的経費」 ・市債残高は? 利息は1日いくら? ・消費税は、いくら必要?
多賀城市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 人口(千人) 62,745 63,060 62,096 62,246 61,179 高齢者 9,600 11,589 13,691 15,684 16,484 後期高齢者 人口比 要介護3以上 3,853 6.1% 373:9.7% 5,157 8.2% 551:10.7% 6,196 10.0% 643:10.4% 7,591 12.2% 788:10.4% 9,213 15.1% 956:10.4% 世帯数 22,931 24,079 24,097 24,353 24,035 高齢者単身 991 285+706 1,445 468+977 1,851 632+1219 2,246 789+1457 2,437 870+1567 単身 416 92+324 10.8% 675 154+521 13.1% 913 215+698 14.7% 1,193 284+909 15.7% 1,509 362+1147 16.4% 高齢者夫婦 1,225 1,540 1,959 2,305 2,480 後期 夫婦 250 606 805 1,035 高齢世帯率 9.7% 12.4% 15.8% 18.7% 20.5% 後期世帯率 2.9% 4.5% 6.3% 10.6% 要介護3以上 1人1日1万円として 年365万円 自治体負担15%=55万円 313人増= 1.7億円増!←どう賄う?
多賀城市の財政はどう推移した? 単位:億円 05年度 10年度(05比) 14年度(同) 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 177.5 74.4(42%) 22.3(12%) 6.3( 3%) 34.1(19%) 17.4( 9%) 201.6 76.6(38%) 27.9(13%) 3.8( 1%) 33.1(16%) 24.5(12%) 476.1 69.1(14%)⇔全国34% 28.5( 6%) 4.5( 1%) 24.3( 5%) 23.0( 4%)⇔全国 9% 歳出 職員給与 職員数 公債償還 公営事業繰入 (国民健康保険) (下水道) (上水道) (他(介護保険 等)) 扶助費 174.4 25.6 417 21.8 26.7 ( 3.4) (16.6) ( 0.7) ( 5.9) 20.9(12%) 194.2 23.1(-9%) 384( -7%) 21.4 28.1 ( 4.3) (13.7) ( 1.0) ( 8.9) 37.3(19%) 450.0(+158%) 22.3(-12%) 22.7 32.3 ( 5.7) (15.5) ( 0.5) (10.4) 42.2(9%)⇔全国23% 将来負担(対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 200.3(2.7倍) 209.0 34.3 43.0 215.1(2.8倍) 214.6( + 2%) 40.4(+17%) 40.0( - 7%) 80.1(1.2) 220.2( + 5%) 160.9(+368%) 301.0(+598%) 2005年→20年 生産人口 - 11% 後期高齢者 +97% 職員1人あたり 住民164人 ⇔全国149人 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 348.1億円(77%) @281,300円 ⇔全国413,098円 金利0.5%で 利息1.1億円/年 =30万円/日 ハコモノ+インフラ 更新??
東松島市も、これまで20年と、これから20年は違う 101.86㎢ 1995年 2005年 2015年 2025年 2035年 計(人) 42,778 43,235 39,503 ▲7% 38,696 35,599 ▲9% 0~14歳 7,803 6,575 5,366 ▲31% 4,684 3,933 ▲26% 15~64歳(A) (生産人口) 28,590 27,807 23,680 ▲17% 22,138 20,154 ▲114% 65歳~ 高齢者率 6,375 14.9% 8,853 20.5% 10,328 26.1% +62% 11,874 30.7% 11,512 32.3% +11% 75歳~ 2,362 4,067 4,920 +21% 6,573 +33% 7,153 +8% 85歳~(B) 430 964 1,492 +54% 2,136 +43% 2,889 +35% A÷B 66.4人 28.8人 15.8人 10.3人 6.9人 39,265 5,467 23,739 85% 79% 72% 10,059 65-74歳 4,013 4,786 5,408 5,301 4,359 4,754 1,385 154% 221% 299%
2020年の東松島市は? ・高齢者率は?→29.2%(全国平均と同じ)! ・75歳以上は?→5,647人(市民7人に1人)! ・ヘルパーなど、福祉の担い手は、あとどれだけ必要? ・社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? → 高齢者の健康=地域の資源+資産! ・生産人口は?→10年比13%減⇔後期高齢者15%増 ・市税収入は? ・既存インフラの補修・更新コストは? ・道、橋、公営住宅、上下水道、施設・公園、どれだけ残す? → 人件費・扶助費・公債費に次ぐ「第4の義務的経費」 ・市債残高は? 利息は1日いくら? ・消費税は、いくら必要?
東松島市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 人口(千人) 43,235 42,903 39,503 39,967 38,696 高齢者 8,853 9,938 10,328 11,656 11,874 後期高齢者 人口比 要介護3以上 4,067 9.4% 437:10.7% 4,898 11.4% 446:9.1% 4,920 12.5% 567:11.5% 5,647 14.1% 651:11.5% 6,573 17.0% 757:11.5% 世帯数 13,582 14,013 13,868 13,455 13,094 高齢者単身 779 205+574 1,013 301+712 1,203 437+766 1,441 549+892 1,532 609+923 単身 360 70+290 8.9% 524 116+408 10.7% 596 158+438 12.1% 730 202+528 12.9% 987 256+631 13.5% 高齢者夫婦 803 1,034 1,254 1,505 1,607 後期 夫婦 181 280 358 451 562 高齢世帯率 11.6% 14.6% 17.7% 21.9% 24.0% 後期世帯率 4.0% 5.7% 6.9% 8.8% 11.1% 39,265 10,059 4,754 要介護3以上 1人1日1万円として 年365万円 自治体負担15%=55万円 200人増= 約1.1億円増!←どう賄う?
東松島市の財政はどう推移した? 単位:億円 05年度 10年度(05比) 14年度(同) 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 157.8 31.6(20%) 10.8( 6%) 1.4(0.9%) 15.8(10%) 13.6( 8%) 159.8 34.1(21%) 13.7( 8%) 1.3( 0.9%) 15.5( 9%) 17.3(10%) 877.5 34.6( 3%)⇔全国34% 13.7( 1%) 2.8(0.3%) 13.3( 1%) 9.9( 1%)⇔全国9% 歳出 職員給与 職員数 公債償還 公営事業繰入 (国民健康保険) (下水道) (上水道) (病院) (他(介護保険 等)) 扶助費 154.2 20.0 344 15.0 18.5 ( 3.2) ( 8.1) ( 0.3) ( 0.2) ( 6.4) 13.1( 8%) 153.2 16.5(-17%) 309(-10%) 19.1 17.3 ( 2.7) ( 6.3) ( 0.5) ( 0.03) ( 7.7) 21.8(14%) 831.1(+439%) 17.9( -10%) 345(+0%) 43.3 (20.6) ( 0.6) ( --)(宅地造成 6.9) ( 8.5) 25.3( 3%)⇔全国23% 将来負担(対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 146.6(4.6倍) 149.5 9.8 12.6 192.3(5.6倍) 164.8( +10%) 65.1(+564%) 37.6(+196%) ▲428.3 154.6( + 3%) 185.7(+1792%) 768.7(+5966%) 2005年→20年 生産人口 - 16% 後期高齢者+38% 職員1人あたり住民 138人⇔全国149人 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 118億円(58%) @448,399円 ⇔全国413,098円 金利0.5%で 利息7735万円/年 =21万円/日 ハコモノ+インフラ更新 に、いくら不足?
気仙沼市も、これまで20年と、これから20年は違う 332.44㎢ 1995年 2005年 2015年 2025年 2035年 計(人) 84,848 78,011 64,988 ▲23% 57,485 47,435 ▲27% 0~14歳 13,892 10,440 6,579 ▲52% 4,718 3,514 ▲46% 15~64歳(A) (生産人口) 55,952 46,563 35,264 ▲37% 28,809 22,273 ▲36% 65歳~ 高齢者率 14,999 17.7% 20,931 26.8% 22,709 34.9% +51% 23,968 41.7% 21,648 45.6% ▲6% 75歳~ 5,501 9,456 11,774 +24% 14,283 +21% 13,791 ▲3% 85歳~(B) 1,202 2,177 3,564 +63% 5,160 +44% 6,013 +16% A÷B 36.5人 21.3人 9.8人 5.8人 3.7人 75% 61% 47% 65-74歳 9,498 11,475 10,935 9685 7857 163% 237% 276%
2020年の気仙沼市は? ・高齢者率は?→39.1%(全国より40年早い)! ・75歳以上は?→13,275人(市民5人に1人)! ・ヘルパーなど、福祉の担い手は、あとどれだけ必要? ・社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? → 高齢者の健康=地域の資源+資産! ・生産人口は?→10年比23%減⇔後期高齢者15%増 ・85歳以上1人を支える生産人口は、わずか6.9人! ・既存インフラの補修・更新コストは? ・道、橋、公営住宅、上下水道、施設・公園、どれだけ残す? → 人件費・扶助費・公債費に次ぐ「第4の義務的経費」 ・市債残高は? 利息は1日いくら? ・消費税は、いくら必要?
気仙沼市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 人口(千人) 78,011 73,489 64,988 62,561 57,495 高齢者 20,931 22,624 22,709 24,466 23,968 後期高齢者 人口比 要介護3以上 9,456 12.1% 787:8.3% 11,478 15.6% 1,049:9.1% 11,774 18.1% 1,292:11.0% 13,275 21.2% 1,457:11.0% 14,283 24.8% 1,567:11.0% 世帯数 25,509 25,457 24,152 24,129 22,60 高齢者単身 1,898 523+1375 2,375 688+1687 2,710 992+1718 3,095 1183+1912 3,161 1267+1894 単身 927 205+722 9.8% 1,210 267+943 10.5% 1,381 346+1035 11.7% 1,621 416+1205 12.2% 1,804 476+1328 11.6% 高齢者夫婦 1,902 2,378 2,511 2,826 2,831 後期 夫婦 432 700 823 1,008 1,138 高齢世帯率 14.9% 18.7% 21.6% 24.5% 26.5% 後期世帯率 5.3% 7.5% 9.1% 10.9% 13.0% 要介護3以上 1人1日1万円として 年365万円 自治体負担15%=55万円 275人増= 1.5億円増!←どう賄う?
気仙沼市の財政はどう推移した? 単位:億円 09年度 10年度 14年度(09年比) 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 308.6 68.3(22%) 24.5( 8%) 3.7( 1%) 31.3(10%) 32.9(10%) 298.8 65.5(21%) 22.2( 7%) 30.7(10%) 36.4(12%) 1,938.2 59.0( 3%)⇔全国34% 22.1( 1%) 4.9( 0.3%) 22.4( 1%) 43.7( 2%)⇔全国 9% 歳出 職員給与 職員数 公債償還 公営事業繰入 (国民健康保険) (上下水道) (病院) (市場) (ガス) (他(介護保険 等)) 扶助費 297.9 40.2 688 38.5 41.6 ( 4.8) ( 7.0) ( 8.9) ( 2.7) ( --- ) (18.1) 26.5( 8%) 280.8 681 34.5 46.2 (4.8) (6.6) (11.4) (19.3) () 35.8(12%) 1,376.5(+362%) 38.3( - 4%) 685(- 0%) 32.0 59.8 ( 6.9) ( 8.0) (17.3) ( 3.6) ( 2.0) (21.8) 37.7( 2%)⇔全国23% 将来負担(対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 290.7(4.3倍) 299.1 20.3 28.6 297.3(4.5倍) 306.1 23.5 32.3 -617.9(-10.5倍) 314.7( + 5%) 673.6(+3218%) 1,606.3(+5504%) 2005年→20年 生産人口 -30% 後期高齢 +40% 職員1人あたり住民 107人⇔全国149人 @404,672円 ⇔全国413,098円 金利0.5%で 利払1.5億円/年 =43万円/日
子ども・子育て 支援活動が 重要な地域 健康づくり・ くらしを支える 活動が 重要な地域
南三陸町 石巻市 栗原市 仙台市 女川町
総働 協働から総働へ NPO 行政 当事者 事業者 専門家 金融機関 協働 ? 学校 行政 (教員+生徒) NPO 中長期の視点で、 P27 当事者 中長期の視点で、 地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 協働 ? 総働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO 「1対1の業務・責任分担」から「多様な主体による協働」へ 「団体の支援」から「(小規模多機能)自治の確立・維持」へ すべての部署・業務が、調達も含め、よりよい成果へ →定義・ねらいも、進め方も抜本的に見直す「協働2.0」へ!
自治会・町内会は、 行事を半減して、事業=福祉+経済を! P25 【現在】 親睦も安全も福祉も行事の連続。。 →地域の住民が気軽に付き合い、 日常生活に必要な情報交換や 安全確保などを行なうとともに、 地域生活をより快適にするため、 自主的・自発的に共同活動しな がら、まちづくりを進める。 【今後】 「小規模多機能」自治! →行政機能の集約化を補い、 住民減少・高齢化などに伴い 必要性が高まる安全・安心の 確保のための「適地適作(策)」 型の地域づくりを進める。 問題解決 (交通安全、防火・防災、防犯・非行防止、資源回収) 生活充実 (福祉、青少年育成、 健康増進、祭礼・盆踊り、 運動会、文化祭など) 環境・設備維持 (清掃・整備、 集会所管理など) 広報・調整 共通の「基本機能」と 独自の「魅力づくり」 ・最小限の安全・安心の維持 ・文化・伝統の継承 ・経済的な競争力の維持・向上 イベント(祭)からサービスへ、「役」から「経営」へ
子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため まちづくりは、誰のため? 何のため? あいさつできる関係づくりのため 子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため 20年で人口が半減した町で、小中学生が農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長に提言する年50時間以上の町おこし授業 (北海道・浦幌町、「ソシオ・マネジメント」第2号) 災害時などの安心のため 障碍者・高齢者のための「避難支援」と 「避難所の課題確認」訓練(別府市) P116
真地(まーじ)団地自治会(那覇市) ・1981年開設の市営住宅、400世帯 ・車両部で買物支援 「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも! 「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも! ・2011年度に「地域福祉部」新設! 「第1次福祉計画」(11-13年度): 見守り、活性化、運行、資金造成 ・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力 ・木曜:「ふれあいデイサービス」(14-16時) ・金曜:「百金食堂」(100円昼食会) ・土曜:カラオケ!
雲南市の地域自主組織のすごさ ・「公民館」から「地域交流センター」へ ・多様な主体の「総働」による「小規模多機能自治」 ・共益的な生涯学習施設から、住民自治の拠点へ ・多様な主体の「総働」による「小規模多機能自治」 ・行政機能縮減を補う「適地適作(策)」の地域づくり ・幼稚園放課後に住民主導で預かり保育(海潮) ・旧・農協で産直市&100円喫茶(中野・笑んがわ市) ・水道検針を受託し毎月全戸訪問(鍋山) ・共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」 ・最小限の安全・安心をどう維持するか? ・文化・伝統をどう残すか? ・経済的な循環・競争力をどう維持するか? →年2回の「自慢大会」と課題別「円卓会議」で事例共有
独居高齢者のための 厳冬期限定共同住宅「のくとい館」 (岐阜県高山市) ・全14室、各室に台所・浴室完備、月額1万2千円 朝夕食は食堂で ・旧・教職員住宅を活用(08年12月) ・市社協の提案+国交省「新たな公」補助金で実現! ・「まちなかに暮らす息子と同居しても、 知り合いがいないけど、ここだと一日が早い」
多様な団体の併存から、 総力を結集した経営組織へ P8 おおむね(小)学校区域で 多様な団体が併存 (1世帯1票制) 総力を結集し、課題を自ら解決する 住民自治のプラットフォーム (1人1票制) 地縁型組織 (自治会・町内会) 属性型組織 目的型組織 総会 安全部会 健康部会 経済部会 〇〇部会 会長・ 副会長・ 理事会 事務局 監査機関 ((監事) 行政の各部署・各種機関 社会福祉、 交通安全 などの支部 子ども会 PTA 祭保存会 老人クラブ・高齢者会 自主防災組織 子どもスポーツ 住民・各種団体 消防団 スポーツサークル 女性グループ 営農組織 文化サークル 加工・販売組織
拠点施設を確保し、組織と一体化する (公民館から「地域交流センター」へ) P10-11 市町村行政 [教育委員会所管] 公民館 地域交流センター 地域住民 市町村行政 [市長部局所管] 地域住民 館長・主事 [行政指名] センター長 事務職員 [地域雇用] 生涯学習分野で 住民自主活動または 行政主催事業に参加 生涯学習に加えて 地域づくりも 地域福祉も 住民自らが企画・運営 指定管理料+活動交付金 +地域づくり担当職員 +施設・施策・研修など 共通の基盤整備 事業費/補助金 企画・指導・支援 行政が提供する施設 → 住民は、 行政が企画・管理し、 人事権も持つ施設の 利用者にすぎない 住民による「地域経営」の拠点 → 住民は、地域づくり・生涯学習・地域福祉を 自ら企画・運営する主権者・経営者 →「持続可能性の確保」、 「安全・安心の確保」、 「歴史・文化の活用」を重点課題に
地域の課題に事業で応える分野横断型の地域経営体へ 安心・安全の確保 ・防災・防犯 ・地域交通 ・健康づくり ・介護予防 ・買い物支援 ・除雪・草刈り ・各種サービス 市町村行政・ 社協など 各種機関の 担当部局 「高齢者福祉」 「困窮者支援」 「保健」 「医療」 「学校教育」 「社会教育」 「農業」 「商業」 「観光」 ・・ 「地域づくり」 P10-11 地域交通 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 会長・ 副会長・ 理事会 総 会 監査機関[監事] 事務局 歴史・文化の活用 ・伝統文化継承 ・地域史学習 健康づくり 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 活動 団体 持続可能性の確保 ・担い手の確保 ・次世代人材の育成 ・農林業6次化: 生産・加工・体験 ・観光・交流 ・事務事業委託・指定管理 交流・観光 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 活動 団体 ・・・ 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 活動 団体 住民・各種団体 地域円卓会議: 人口構成≒課題が似ている 地域同士の学び合い
ご発表者のお取り組みに付箋でコメントを ■ 質問 助言・提案 休憩中に回収しますので、 その際にご提出ください。
【多賀城・高橋東2 佐藤】791戸・1880人 戸建半数 顔の見える+認知症ゼロ お茶っこのみ会 隔月30人、会費200円 男来ない →健康麻雀 月2回 吸わない・賭けない・飲まない 認知症カフェ 世代間:サンデーモーニングカフェ年6回100円 アパート居住者参加促進:子ども向け企画 ブログ 毎日100人閲覧、町内会新聞 全戸毎月 今後:人材育成!※大家さんのご協力? 【美里町・不動堂地区社協 黒沼】2461戸・6518人 高齢化率26%(新興住宅地 約400戸含む) 15年から事業見直し→16年から委員会制: ①グラウンドゴルフ ②買物支援 ③広報 地域福祉力 情報交換会:15年 さくら市社協研修 16年7月 調査→10月 第1回 利用9→第2回予定 後期高齢者197人調査:食品・日用品・衣料品 希望:①「将来」 ②「ない」 ③「利用したい」 今後:子ども給食←組織見直しから ※年齢層+免許保有率で「将来予測」も 【大崎市・池月 高橋】582戸1521人 空家96! 高齢者率39% 140年の小学校閉校予定 ①事業見直し:防災訓練+運動会=防災運動会 各種団体総会 同日開催→資料1冊! ②組織見直し:組織そのまま→共通事務局員配置 10年 市長部局・市職員3人→教委移管 指定管理 防災運動会(10年~):花火で発災→安否確認宣誓 大声競争、消火競争、昼食は炊出し! 16年5月 市とのパートナーシップ協定第1号 事務支援:全団体の資料作成+合同広報誌 生活支援:除雪・除草 500円/30分 100円は事務 今後:納豆生産 あと1軒!後継者 ※各団体からの「事務量」?「委託料」? 【秋田県南NC 八嶋】共助組織「横手モデル」 「地域の困りごと座談会」雪!←できる人でやろう 雪下ろし・雪寄せ 国補助→有償→困難地支援 「謝礼に気が引けていたが、共助仲介で気楽に」 送迎:「できない理由並べたら解決できない」 →当初ボランティア→地元スーパーが毎週協力! 県道草刈り業務委託(一部は賃金、残りは運営) 当初4→現在9→まもなく10! (社福)相和会:除雪保険負担+給食で野菜買取 ←「生きがい食材納入組合」 今後:次の世代+事業者の社会貢献(地域の持続) 各地域のご発表から(敬称略)@170228
→地域の変化を見越して、事業と組織の進化を もう一歩踏み込んで考えるために ・当たり前ですが、5年経つと、周囲も、自分も、 5歳ずつ年を取る できない・難しい・時間がかかることが増える ・時間は同じな(減る)のに、優先順位が違う 対応力が落ちるのに、突発事項は増える 「残す・減らす・増やす・始める」は冷静に! 予防・緩和できることは、始めておく! ・「団体ごとに行事」ではなく、「地域のための 機能・役割」 「自主防災組織」より「合同災害対応訓練」 →地域の変化を見越して、事業と組織の進化を P36-38
人口減・85歳以上増に備えるには、 時間の使い方を変えるしかない P25 ・行事の棚卸し →ますます行事<事業=福祉+経済! ・会議の棚卸し →時間を最大限に活用するために、 話す・調整するより、現場で動く時間を! ・組織の棚卸し →会・団体・自主組織の部会は毎年白紙に (会の数だけ役がある!)
次の10年に求められる自治組織の機能? ・人口構造の見通し(予測)をつくる! →何年後までにどうなりそうかを見通す ・住民調査で「事業・サービスへの評価」と 「困りごと・不安」「これなら手伝える」確認! →部会メンバーの希望<住民の需要! + 提供できる事業を、少しずつ積み重ねる ・部・部会は、継続より進化・再編を! →①被災者支援訓練 ②子どもの地域参加 ③料理で女性の世代間交流 ④「夜」行事 P36-38
「加茂地域づくり調査」(2012・H24年)での 「満足度・重要度」を再確認すると 地域の付き合い 不安・悩みの相談 草刈り・河川清掃 子どもの安全 美化・保全(植栽・側溝清掃) 子育て相談ができる人・場 消防・防災 保護者同士の交流 防犯 農地・山林の維持管理 広場の維持管理 農林業・特産物の振興 まつり・イベント 地域での収益事業 広報 生涯学習 敬老会・子ども会など行事 スポーツ 健康体操・講座 加茂町全域スポーツ大会 高齢者支援 歴史・文化の保全管理・活用 障碍者支援 伝統文化・芸能の継承 結婚対策 P42-45
「満足度-重要度」=「これ大切!」ギャップはどこに? 10-20 30-50 60+ 老若差 丸数字 青「若高老低」 黄「若低老高」 結婚対策 -25 -39 -45 ①+21 地域の付き合い -35 -40 -18 ③-17 不安・悩みの相談 -33 -42 -32 ④-1 草刈り・河川清掃 -43 -48 -11 子どもの安全 -28 -50 -26 ⑤-2 美化・保全・清掃 -36 -37 -22 ⑤-14 相談できる人・場 -49 -9 消防・防災 -55 -38 -7 保護者同士の交流 -4 防犯 -57 -73 -12 農地・山林維持管理 -46 ②+12 広場の維持管理 -31 農林業・特産物振興 -27 -29 ③+2 まつり・イベント -16 -13 +3 ②-19 地域での収益事業 広報 -8 -1 生涯学習 -23 -21 -19 敬老・子ども等行事 -20 +6 ①-25 スポーツ -15 -10 健康体操・講座 -17 全町スポーツ大会 -5 -2 高齢者支援 ④-16 歴史・文化 保全活用 障碍者支援 -34 伝統文化・芸能継承 -30 「満足度-重要度」の差の大きい項目 10-20代 ①防犯(-57) ②消防・防災(-45) ③清掃、障碍者(-43) ⑤高齢者(-40) 30-50代 ①防犯(-73) ②消防・防災、 障碍者(-55) ④子どもの安全 (-50) ⑤相談相手・場 (-49) 60代以上 ①結婚、 防犯(-45) ③農地・山林管理 (-39) ④消防・防災 (-38) ⑤障碍者(-34) P42-45