少経験者を育てる「3+1授業研究」 今年度からの取組 立案(P) 研究授業(C) 実践(D) 次への抱負(A) 研究協議(A)

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少経験者を育てる「3+1授業研究」 今年度からの取組 立案(P) 研究授業(C) 実践(D) 次への抱負(A) 研究協議(A) また、その技法を使って、初任者4名の授業研究も行いました。ベテランの教師からは、「人にみせられる授業になるのか」と心配の声が上がりましたが、大切なのは、普段自分からいろいろな先生に相談し辛い初任者にとって、多くの先生からアドバイスを得たり、勉強したりしたことで、初任者だけでなく多くの教師が授業から学ぶことができました。 次への抱負(A) 研究協議(A)

少経験者を育てる「3+1授業研究」 「3+1授業研究」 ◇参観者が付箋を持って、研究授業を参観する。 ◇授業のよかった点を3つ付箋に記す。 今年度からの取組 「3+1授業研究」  ◇参観者が付箋を持って、研究授業を参観する。  ◇授業のよかった点を3つ付箋に記す。  ◇授業の改善点を1つ付箋に記す。 やりかたはご覧の通りの単純な方法です。 付箋に書けるように 付箋を持ち寄って

少経験者を育てる「3+1授業研究」 「3+1授業研究」 ◇15分の研究協議 少経験者+ベテラン教員 男女混合4人で 話し合い 今年度からの取組 「3+1授業研究」  ◇15分の研究協議   少経験者+ベテラン教員   男女混合4人で   話し合い  ◇全体で共有(10分)  ◇最後に授業者が   「次への抱負」を語る 4人グループで話し合う 生徒指導対応や、部活動の指導などに追われる本校でも、研究協議にわずか30分と時間をかけません。 ホワイトボードで見える化

付箋に書き込む 「良かった点」「改善点」の話し合い 全体で共有 ホワイトボードにまとめる

少経験者を育てる「3+1授業研究」 成果 ・「良かった点」3点→無理矢理でも ・ベテラン⇔若手が視点を共有できる 今年度からの取組 成果  ・「良かった点」3点→無理矢理でも  ・ベテラン⇔若手が視点を共有できる  ・生徒の姿も捉えることができる  ・研究協議が短時間(30分)で済む  ・誰でもファシリテーターになれる 課題  ・時間割変更等で参加できない教師もいる

大学生も育てる「3+1授業研究」 至学館大学の学生の声 「現職の先生の考え方や着眼点 が学生と違っていてとても勉強 になった。」 今年度からの取組 至学館大学の学生の声  「現職の先生の考え方や着眼点  が学生と違っていてとても勉強  になった。」  「人それぞれの感じ方や考え方  が違うので、本当に学びが多く、  よい経験になった。」  「教師になっても学び合い、そ  して認め合うことで、互いに成  長しているのだと感じた。」 大学生の声として、学生と教員の視点の違いや、教師にとっても学ぶことを肌で感じて頂けました。

大府中の職員の声 「育てながら育つ」ベテラン教師 「生徒のことを思って、授業の準備をすれば、その分だけ生徒は反応し、生き生きとした授業になる」という言葉はその通りだと思いました。 教師が努力すれば、それは生徒が必ず認めてくれる。生徒の「分かる」「楽しい」につながるということが改めて分かった。 他の人の授業を観ることで、よい点を学びたいと思うと同時に、「自分もこうしてる」という反省点が見えてきた。特に生徒の声かけについて考えさせられました。 授業までの準備・教材研究の大切さを改めて感じた。初心に返り、私もがんばりたい。 こんな研修を通して、ベテラン教師は、若手から学んで行きます。