Ono.S Oyokawa.H Shi.T Tsukahara.C

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1 「マクロ経済学Ⅰ」 蓮見 亮
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人口 1949 年 5 億 4167 万人 自然増加率 49 ~ 58 年 人口の年平均増加率 2.3 % 馬寅初『新人口論』 → 毛沢東が批判 大躍進の失敗 60 年 - 4.57 ‰ 62 年からベビーブーム 64 年計画生育委員会 産児制限 → 文革で活動停止 73 年 「晩 稀 少」 毛沢東の死(
井手 鑑人 岡村 佳祐 中嶋 仁 橋本 佳奈.  生活水準の向上には、物価上昇しないことが関係  衣料費の場合 ファストファッションブランドが多数誕生  その背景には 安価 安価 良質 安い労働力を提供する中国などの発展途上国が役割担う安い労働力を提供する中国などの発展途上国が役割担う.
マンデル・フレミング モデ ル で見る日本経済 篠崎ゼミ 2 年1 G 菊池悠矢 長田真波 東海林佑斗 井上和正.
経常収支とは?  一国の国際収支を評価する基準の一つ。  この 4 つのうち、 1 つが赤字であっても他で賄え ていれば経常収支は黒字となる。 貿易収支 モノの輸出入の 差 所得収支 海外投資の収益 サービス収支 サービス取引額 経常移転収支 対価を伴わない 他国への援助額 これらを合わせたものが経常収支.
短期均衡 (2) IS-LM モデル 財市場 IS 曲線 – 財市場の均衡 – 政府支出の増加,減税 貨幣市場 LM 曲線 – 貨幣需要,貨幣市場の均衡 – マネーサプライの増加 IS-LM モデル – 財政政策の効果,金融政策の効果 – 流動性の罠 – 実質利子率と名目利子率の区別 貨幣供給.
IS-LM 分析 マクロ経済分析 畑農鋭矢. 貨幣の範囲 通貨対象 M1M2M3 広義流動性 現金通貨(日銀券 +補助通貨) 預金通貨 (普通預金・当座 預金など) 主要銀行・信 用金庫など ゆうちょ銀 行・信用組合 など 準通貨 (定期預金など) 主要銀行・信 金など ゆうちょ銀 行・信用組合 など.
1 経済情報入門Ⅱ(三井) 社会資本整備と政策評価. 2 1 .身近な社会資本:都市の河川管 理 2 .政府予算と社会資本整備 3 .社会資本整備の推移-分野別・地域別配分 - 4 .政策評価-費用便益分析- (4-1) 時間短縮便益 (4-2) 安全性向上の価値 5 .防災対策と住民の行動 (5-1)
乗数効果 経済学B 第6回 畑農鋭矢.
第6章 閉鎖経済における短期のマクロ経済理論
大震災後の日本経済再生のビジョンと財源問題
Ishige.H Matsumoto.D Shimane.K Shi.T Matsudaira.K
非正規雇用の現状 MR1051 アキ.
国際収支表をどう読むか 国際収支の均衡 国際収支とGDP
労働市場マクロ班.
第6章 3節 2011/7/1 09BC053J  新井友海.
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戦時中の高度成長期 高度成長期にはいくつかの制度がある。 一つ目は金融機関の専門化戦中に金融機 関が均質化したのとは著しくことなり、 高度成長期の金融制度は各金融機関ごと の分業主義に沿って組織化された。
なぜ貧しい国はなくならないのか 第2章 貧困は減っているのか
Ooshiro.R Sanada.H Nishimura.A Miyamoto.A Wakabayashi.A
現代の経済学B 橘木俊詔「ライフサイクルの経済学」第3回 第5章 消費と貯蓄 第6章 引退後の生活 京大 経済学研究科 依田高典.
3章 なぜ政府が必要なのか 渡辺真世.
スペイン財政支援の是非 <否定派> 田中・棚倉・川村・石塚.
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短期均衡モデル(3) AD-ASモデル ケインジアン・モデルにおける物価水準の決定 AD曲線 AS曲線 AD-ASモデル
ギリシャはユーロを離脱するべきか ~肯定派~
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Iduchi.M Ikehara.K Shi.T Ishige.H Uchida.E Ono.S
VARモデルによる分析 高橋青天ゼミ 製作者 福原 充 増田 佑太郎 鈴木 茜
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インフラ政策の推進による経済再生 公益社団法人 日本青年会議所 2017年度 経済再生グループ 防災大国日本確立委員会.
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マクロ経済学初級I 第4回.
中国の資金循環モデルによる 財政・金融政策の考察
前期ゼミまとめ スラックス経済.
計画の制度化 = 交通サ-ビス向上に資する ハ-ド施策とソフト施策の(最適)組み合わせ
財政論I / II introduction 麻生 良文.
バブル崩壊後の日本経済の 貯蓄率低下について
動学的一般均衡モデルについて 2012年11月9日 蓮見 亮.
何故大阪維新か.
 脱・フリーター社会                                      京都大学橘木研究室         
VI 短期の経済変動.
第8回講義 マクロ経済学初級I .
日本の経常収支黒字  → 外国に失業輸出? 高齢化の進展 → 日本の国内貯蓄超過の減少         → 日本の経常収支黒字は減少へ.
財市場               マクロ班 Congratulations! 財市場.
7: 新古典派マクロ経済学 生産要素の完全雇用 ケインズ経済学の中心的な考え方(需要サイド,4章と5章のIS/LMモデル) ↑ ↓
古典派モデル(1) 基本モデル 生産要素市場の均衡(労働市場,資本市場) 生産関数 消費関数,投資関数 財市場の均衡 政策の効果
経済学(第7週) 前回のおさらい 前回学習したこと(テキストp.16,19) ◆ マクロ経済学における短期と長期 ◆ 完全雇用とはなにか ◆ 短期のマクロ経済モデルの背後にある考え方 (不況の経済学/有効需要原理) ◆ 民間部門はどのように消費や投資を決定するか ◆ ケインズ型消費関数とはなにか ◆
厚生白書 人口減少社会の到来と少子化への対応 971221 波多野宏美.
経済学入門 ミクロ経済学とマクロ経済学 ケインズ経済学と古典派マクロ経済学 経済学の特徴 経済学の基礎概念 部分均衡分析の応用.
Presentation transcript:

Ono.S Oyokawa.H Shi.T Tsukahara.C 公共投資班   Ono.S   Oyokawa.H Shi.T  Tsukahara.C

結論 ゼロ金利を脱却し金融政策の自由度を高める 景気刺激の目的は公共投資ではなく金融政策 で代替するべきである。 デフレギャップが改善されつつある今、生産性 向上のための社会資本の整備が望まれる

フローチャート 財政状況概観 財政悪化の問題点 プレゼンの範囲 公共投資制度の問題 公共投資の問題点 資源配分の問題 短期 長期 乗数効果 GDPギャップ 雇用のミスマッチ 政府債務の増加 潜在GDP 財政政策⇒金利政策の転換 生産性向上 金融の問題 総需要増加 ゼロ金利制約

財政収支悪化による問題点 財政赤字拡大によって、貯蓄の大部分国 債の購入に当てられて、投資が減退する 民間部門の資金不足から金利が上昇す る(クラウディングアウトの顕在化) 総需要の低下

財政収支の改善 財政収支は歳入-歳出で構成されており、 歳入を増加させる(経済成長による税収の 増加)または構造改革による歳出の減少 によって改善できる

歳出項目と分析範囲 諸制約から、以下ではこの班では公共投 資に限定して論じていく

公共投資の目的 【短期】 総需要管理政策 GDPギャップを乗数効果によって相殺する 【長期】 持続的な経済成長

短期における問題点 乗数効果の低下 政府債務の増加 政府債務の持続可能性

乗数効果 乗数とは説明変数が1単位増えたとき比 説明変数がどの程度増えるかを表す。 (増加→公共投資が作用) (減少→公共投資が無効)

乗数効果の推移

乗数効果の推移②

1990年代以前 乗数効果を通じての総需要増加           + 有益な社会資本整備による生産性の向上

1990年代以降 乗数効果の低下      + 社会資本の有益性の低下               +  累積債務の増加 ∴政府債務の持続可能性の問題

政府債務の持続可能性が問題とされる今、 総需要管理政策としての公共投資は積極 的には行うべきではない。 公共投資に変わる総需要管理政策が必要

総需要管理政策としての金融政策 総需要管理政策は金融政策で行うべき  ∵クラウディングアウトの不発生

金融政策の問題点 ゼロ金利による公定歩合操作の無効化

ゼロ金利の問題 短期コールレートが0%         ↓ 銀行間では短期コール市場で取引を行う 公定歩合操作が無効

短期における結論 総需要管理政策を公共投資から金融政策 へ 金融政策の自由度の回復

長期における課題 GDPギャップの解消 生産性の向上 貯蓄率低下の問題

GDPギャップの解消 近年では減少傾向にある。                 ↓ 今後は潜在GDPの向上が必要になる

GDPギャップの推移 出所:日銀レビュー(2006)

生産性の向上 社会資本の整備 失業率の減少

社会資本の整備 費用対効果を考えた費用便益分析により 効率的に資源配分が達成される

都市と地方における便益の差異 都市…住宅が密集している為、天災などの 被害が多く、道路などのインフラ整備に比べ 防災基盤の社会資本のほうが便益が高い。 地方…住宅が偏在している為、相互の連絡 手段に乏しく、防災基盤の整備に比べ道路 などのインフラ整備のほうが便益が高い。  【結論】 厳密な便益分析による公共投資の 決定が必要

失業率と経済成長 成長論   ・ソロースワンモデル   ・内生的成長論

失業率と経済成長 ソロースワンモデル 生産関数 Y=F(K.L) Y/L=F(K/L,1)     生産関数 Y=F(K.L)    Y/L=F(K/L,1)      ⇒ y=f(x)   ( ただし、 f´´(k)=0 )    I =sY=sf(k)L    I/K=sf(k)/k ⇒ ⊿K/K=sf(k)/k                    (保証成長率)     自然成長率=n

失業率と経済成長 K0のとき  nk<sf(k)   n<sf(k)/k K1のとき  nk>sf(k)   n>sf(k)/k

失業率と経済成長 内生的成長論 生産関数 Y=AK A;定数(資本の生産性) (ただし、 Y´(k)=0 ) → ⊿Y=A⊿K    生産関数 Y=AK   A;定数(資本の生産性)     (ただし、 Y´(k)=0 ) → ⊿Y=A⊿K     ⊿Y=AsY ⇒ ⊿Y/Y=As

失業率と経済成長  一人当たりの成長率(⊿y/y)   ⊿y/y = ⊿Y/Y - n        =As - n

失業率の推移 k0のとき nk<sf(k) n<sf(k)/k k〔資本-労働比率〕を増やせばよい k1のとき、 nk>sf(k)   nk<sf(k)    n<sf(k)/k  k〔資本-労働比率〕を増やせばよい   k1のとき、   nk>sf(k)    n>sf(k)/k  k〔資本-労働比率〕を減らせばよい

失業率 完全雇用を達成することで最適成長が達 成される 完全雇用の実現に近づける 雇用のミスマッチを抑制する政策が必要

雇用のミスマッチへの対策 ミスマッチ解消のための連携の強化 個人の主体的な能力開発を推進するシステムの 整備 民間活力を生かした多様な能力開発機会の確 保・創出 大学・大学院等を活用とした高度な人材の育成 中高年齢者等の就業促進 女性が働き続けられる経済社会基盤の構築 就業形態の多様化に対応した環境整備 労働者派遣制度・職業紹介制度の見直し

貯蓄率の推移

貯蓄率低下の原因 少子高齢化+景気低迷によるラチェット効 果の発生    C=αY+βYmax   (α,β;一定)   ⇒C/Y=α+(βYmax/Y)

高齢化と貯蓄率低下 ライフサイクル仮説に基づく検証 ・ライフサイクルパターン 若年期に働いて得た所得の一部を蓄え、 高齢期にそれを消費する  ・ライフサイクルパターン   若年期に働いて得た所得の一部を蓄え、 高齢期にそれを消費する   「高齢者」‥フローの労働所得を得ていな い「退職者」

高齢化と貯蓄率低下 <高齢化> ⇒高齢者(総貯蓄の低い)の割合 増 ↓ マクロ総貯蓄の低下 今後の、団塊世代の集団定年退職  <高齢化>    ⇒高齢者(総貯蓄の低い)の割合 増     ↓     マクロ総貯蓄の低下  今後の、団塊世代の集団定年退職       相対的に少ない若年期の人口    ↓    さらに総貯蓄が低下する恐れ

貯蓄率低下と貿易収支 Y=C+I+G+(X+M)より (S-I)+(T-G)=(X-M) ∴T-G(財政収支)の赤字をS-I(投資貯蓄差 額)で相殺できないと貿易赤字になってし まう。

ISバランスの改善 高齢化は不可避 これまで以上に効率的に貯蓄を投資に結 びつける必要がある ISバランスの改善

貯蓄投資差額

ISバランスの改善 効率よく貯蓄を投資に結びつける為に、民 間の余剰資金を投資に結びつける必要が ある。

長期における結論 GDPギャップが改善されつつある現在にお いて、持続的な経済成長を達成するため には、生産性の向上が必要である。 社会資本の整備+失業率の低下を通じで 生産性の向上が期待できる

参考文献 中谷巌(2004)『入門マクロ経済学(第4 版)』日本評論社 首相官邸 http://www.kantei.go.jp/jp/sangyoukou zou/index.html 経済財政白書(平成17年度) http://www5.cao.go.jp/keizai3/whitepa per.html

参考文献 総務省統計局http://www.stat.go.jp/ 関根満夫(2003)『日本型財政の転換:新 自由主義的改革を越えて』青木書店 井堀利宏(2005)『公共部門の財政評価: 官と民の役割分担を考える』東京大学出 版 川口和英(2005)『新時代への公共投資へ のシフト:政府の失敗を乗り越えて』技報 堂出版

参考文献 山本拓(2005)『計量経済学』新世社