自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -

Slides:



Advertisements
Similar presentations
「起きてから対応」ではなく、 「起きる前から備える」ために 見通しをつくる - 「これまで」と「これから」の違いを 知る - IIHOE [ 人と組織と地球のための国際研究所 ] 代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人 川北 秀人 Inspiring.
Advertisements

自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するた めに - 2020年・30年を見越した 人「交」密度のまちづくり - IIHOE [ 人と組織と地球のための国際研究 所 ] 代表者 川北 秀人
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するた めに - 協働と総働の基礎を再確認する - IIHOE [ 人と組織と地球のための国際研究 所 ] 代表者 川北 秀人
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 総働による小規模多機能自治で 人「交」密度を高める -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
共生の地域づくりゼミ 地域をささえる組織マネジメントのコツ 第4回 人と組織を育てるマネジメント 主催:(公財)北九州国際交流協会
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
祝!損保ジャパンCSOラーニング 10周年! インターンシップの 価値と可能性を確認する
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人
小規模多機能自治による 住民主体のまちづくり - 地域の未来に備えるために -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 総働による小規模多機能自治で 人「交」密度を高める -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
竹山・堺市長のお話から(局長・部長研修)
生活困窮者を支える 行政の役割 「受動的に対応する」福祉から 「積極的につないで予防する」福祉へ
IIHOEって? ・組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 市民がつくる地方の形 -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
同じプログラムに、違う場所で取り組む仲間を、「明日朝・40分間だけ」理事に迎えましょう!
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 兼 ソシオ・マネジメント 編集発行人 川北 秀人
2030年代の新潟を支えるために 若者と地域をどう育てるか? - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
地域にとって最適で、 最も効果的な取り組みを 増やすために - 地域のことは、 地域で学ぶ、決める、動かす -
IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
ご発表に付箋で質問・助言を 付箋の右上に、ご発表者の番号(①~⑥)を
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
ご発表に付箋で質問・助言を ①町 ②つなぐプロジェクト(九重町) ③八幡地区
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
社会福祉協議会において 理事会と理事が負う 役割と責任
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
地域づくりの主役は誰か まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
将来ビジョンから、 来年度以降の活動・体制に向けて - 総働・小規模多機能自治の地域づくり -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
行事から事業へ、 役から経営へ、 現場づくりからひとづくりへ - 小規模多機能自治を進化し続けるために -
2020年代に備えて、 和歌山をどう進化させるか - 持続可能な成長を実現するための NPO・市民・行政・企業の役割 -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
地域福祉協議会がめざすもの、 その向こうにあるもの - 2020年・30年を見越した 人「交」密度のまちづくり -
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人
地域の特性を理解して、 持続可能性を高める - 時間の使い方改革で2020年代に備える -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 総働による小規模多機能自治で 人「交」密度を高める -
地域の特性を理解して、 持続可能性を高める - 時間の使い方改革で2020年代に備える -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
日本の有機農業運動 「21世紀モデル」のチャレンジ - 300万~500万世帯組織化への ロードマップ -
Inspiring Social Innovations since 1994.
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
「地ブランド」づくりの しくみづくり - ブランドって何? ブランド・デザインって、 何するの? -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
社会責任は、社会のためでなく、 自社のためにこそ、果たす意義がある -日本と世界と浜松の2020年代を俯瞰する -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 総働による小規模多機能自治で 人「交」密度を高める -
「成長の延長線」を引き継げない 日本だからこそ、 子どもの育ちの支援を加速する - 世界と日本の子どもの近未来を俯瞰する -
だれひとり とりのこさない防災 - 別府市における インクルーシブ防災の実践から -
未来にいいことプロジェクト 未来の春日井のために 考えてみる、ためしてみる、 やってみる
行事から事業へ、 役から経営へ、 現場づくりからひとづくりへ - 小規模多機能自治を進化し続けるために -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
企業はもちろん、 行政も、NPOも、地域も、 「経営」が求められる時代。 自治とは、自分(たち)で決めて、 自分(たち)で担うこと。 日本には、担う力があるのに、 決める力が弱い。 →判断できる材料の共有が重要。
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ -
「自分がしたいこと」ではなく 「社会に求められること」のために、動き続けるチームをつくる! - 多様な資源を獲得するために -
佐賀市内でも、 自治を回復し、 地域の課題を、 地域の力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -
Presentation transcript:

自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ - 自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働から総働・小規模多機能自治へ - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/ Proud to be a partner of the changes you make. Inspiring Social Innovations since 1994.

IIHOEって? ・組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために (1994年) 調和的で民主的な発展のために ・社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 ・「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」 ・育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 「ソシオ・マネジメント・スクール」6テーマで開講(15年~) ・調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」         「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」 ・ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 ・企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社) ・2020年の地球への行動計画立案 ・専従3名(うち育休復帰直後1名!)、東京(新川)、約4200万円

【村野】昨年度報告と今年度計画について 昨年度の経過報告 古市@亀川地区 試行→課題確認→「地区で毎月研修してほしい」 +「支援を要すること・要しないこと」を当事者から →関係機関・民生委員などにDVD配布 今年度の計画:目標①個別支援計画 ②避難避難所運営訓練 ③当事者取り組み推進 ④要配慮者支援の理解・連携 ⑤報告会 開催地調整中、個別避難計画作成(50人目標) 説明会:相談支援、地域包括、自治・民生委員など 訓練: 避難12月+避難所内福祉空間設置1か所 当事者調査、検討会、研修・意見交換、報告会2月 【立木】障害者インクルーシブ防災? 仙台防災枠組み(15年3月) →障害者差別解消法(17年4月施行) →国連防災戦略グローバルプラットフォーム(5月) エビデンスに基づく「効果」測定(「別府スケール」) 当事者力=理解+行動+備え→適切な判断 介入「しなかった」人たちとの比較も必須なのに 「やる気のある人」はみんな参加しちゃった。。 →行動力upは確認できたが、理解と備えは?? →障害特性、時間帯など多様な要素を織り込んだ 調整会議/ケース・マネジメント必要←アセスメント 隣人が発災直後に共有するのは無理!日常から 「自分でつくる安心防災帳」(リハ研 硯川さん) →隣人とともに担う「災害時ケアプラン」作成を 【川北】本事業は(国・法令の求めではなく)本市が 手を挙げ日本財団から援助受けた社会実験! 【感想】エビデンスの重要性→きめ細やかな分析 ・避難&避難所運営訓練:参加対象+運営の詳細 ・地域:自治会では狭すぎ、会長と当事者の感覚さ ・人口構成分布など共有できる方法? ・「個別」支援計画の作業量の多さ ・防災への関心向上 Q行動・理解・備え どれから?→今回は理解+備え Q「避難しない」当事者への働きかけ? →「難を逃れるチャンスに賭ける」人=リテラシー低い Q合理的配慮 当事者とのギャップどう埋める? →限られた資源を調整する(不公平だけど) →当事者が決める・教える 機能ではなく能力の障碍 「不自由」ではなく、買物が「できない」こと ※ ご報告・ご発表から(敬称略)@170605

まちの力は、関係の密度がつくる 人口密度より人「交」密度! 元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う P25 ・町(区域)でも街(建物の集まり)でもなく、 「まち」:人と人との関係 ・住み続ける地域の未来のために、本当に 大切なことを実現できるよう全力を尽くす。  出し惜しみしない、できないフリしない、  あきらめない、  「誰かがどうにかしてくれる」なんて甘えない

2020年の世界・日本は? ・中国のGDPは、日本の何倍? ・中国+インド+ASEANと、アメリカ・EU どちらが大きい? ・日本の国民一人当たりGDPは何位?  ・00年4位→05年20位→10年17位→14年27位! ・高齢者率は?→社会保障(医療・介護)費はいくら増?  ・00年 高齢者2200万人 医療10兆+介護3兆→10年 2948万 12兆+7兆  →20年 3612万 16兆+9兆(=+5兆)?←生産人口11%減! ・既存インフラ&ハコモノの維持・更新費用は?  ・法定耐用年数(50年)を経過するインフラの比率   橋 13年18%→23年43%→33年67%、トンネル20%→34%→50%  ・水道 66万km 法定40年経過12%⇔更新0.7%!「130年かかると想定」 ・国債の残高は?→消費税は、いくら必要?? →世界市場での存在感も、地域も国も「このまま」じゃ全然ダメ!

介護ニーズは80歳代で急増する→高齢化「第2幕」へ 2010年国勢 計 65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-94 95- 85- 人数(千人) 29,484 8,272 7,018 5,992 4,376 2,454 1,029 342 3,825 介護+予防 3,968 170 318 620 969 1,004 268 1,892 人口比 13.5% 2.1% 4.5% 10.3% 22.1% 40.9% 60.2% 78.2% 49.4% 総数比 (100) 4.3% 8.0% 15.6% 24.4% 25.3% 6.7% 47.7% 要介護3- 1,661 68 121 226 351 407 331 176 895 5.6% 0.8% 1.7% 3.8% 16.8% 30.3% 51.5% 23.4% 4.1% 7.3% 13.6% 21.1% 24.5% 18.7% 10.6% 53.9% 2014年 33,421 9,583 7,672 6,270 4,949 3,106 1,385 453 4,945 5,917 266 485 861 1,437 1,556 1,309 2,865 17.9% 2.9% 6.1% 13.8% 29.5% 50.4% 73.9% 59.0% 2,064 87 148 249 419 525 634 1,159 6.2% 1.0% 1.9% 4.0% 8.6% 17.0% 35.8% 23.9% 2020年 36,124 8,155 9,179 7,064 5,358 3,743 1,910 715 6,368 2,255 78 172 282 461 636 940 1,519 2025年 36,573 7,072 7,716 8,397 6,027 4,057 2,298 1,007 7,362 2,283 67 144 335 519 690 1,183 1,756 85歳以上の4人に1人が要介護3以上 要介護3以上の2人に1人が85歳以上 P17

別府市も、これまで20年と、これから20年は違う 1995年 2005年 2015年 2025年 2035年 計(人) 128255 126959 120138 ▲4% 113386 103644 ▲15% 0~14歳 18037 14904 13396 ▲25% 11494 10110 15~64歳(A) (生産人口) 85653 80262 68889 ▲19% 64477 58930 ▲16% 65歳~ 高齢者率 24547 19.1% 31792 25.0% 38250 31.3% +55% 37415 33.0% 34604 33.4% ▲9% 75歳~ 9627 15148 19506 +28% 23396 +20% 21848 ▲6% 85歳~(B) 2173 3710 6229 +67% 8394 +30% 10588 +26% A÷B 39.4人 21.6人 10.9人 7.6人 5.5人 これまで10年間で 生産人口 14%減 85歳以上 67%増 前期高齢者=主力12%増 →差し引き 負担 69%増 これから10年間で  さらに 6%減  さらに 34%増  とうとう25%減  さらに 66%増 85% 80% 73% 65-74歳 14920 16644 18744 14019 12756 167% 226% 285%

2020年の別府市は? ・高齢者率は?→32.7%(全国より15年早い)! ・75歳以上は?→2.1万人(人口の6人に1人)! ・ヘルパーなど、福祉の担い手は、あとどれだけ必要? ・社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? → 高齢者の健康=地域の資源+資産! ・生産人口は?→10年比12%減(00年比18%減) ・市税収入は? ・既存インフラの補修・更新コストは? ・道、橋、公営住宅、上下水道、施設・公園、どれだけ残す? → 人件費・扶助費・公債費に次ぐ「第4の義務的経費」 ・市債残高は? 利息は1日いくら? ・消費税は、いくら必要? 「公共施設マネジメント 基本方針」(15年4月) ハコモノ 4.17㎡/人⇔全国3.78㎡/人 旧耐震基準 56%・未対応40% 15-64年 2221億円=44億円/年←実績14億/年 →「今後30年間の総コストを30%以上圧縮」

別府市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 人口(千人) 126,959 125,385 122,138 117,967 113,386 高齢者 31,792 34,837 38,250 38,548 37,415 後期高齢者 人口比 要介護3以上 15,148 11.9% 1,514:10.0% 17,886 14.3% 1,998:11.2% 19,506 16.0% 2,116:10.8% 21,102 17.9% 2,289:10.8% 23,396 20.6% 2,538:10.8% 世帯数 55,108 56,070 55,624 54,224 52,362 高齢者単身 7,401 1590+5811 8,140 1840+6300 9,072 2391+6681 9,185 2530+6655 8,958 2576+6383 単身 3,903 724+3179 25.8% 4,604 845+3759 25.7% 5,008 1028+3980 5,413 1138+4275 5,936 1301+4695 25.6% 高齢者夫婦 4,894 5,055 6,021 6,101 6,045 後期 夫婦 1,374 1,867 2,207 2,506 2,862 高齢世帯率 22.3% 23.5% 27.1% 28.2% 28.7% 後期世帯率 9.6% 11.5% 13.0% 14.6% 16.9% 要介護3以上 1人1日1万円として 年365万円 自治体負担15%=55万円 422人増= 約2.3億円増!←どう賄う?