教育夏まつり2010 平成22年8月7日 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校

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キー・コンピテンシーと生きる 力 キー・コンピテンシー – 社会・文化的,技術的道具を相互作用的に活用する力 – 自律的に行動する力 – 社会的に異質な集団で交流する力 生きる力 – 基礎・基本を確実に身に付け,いかに社会が変化しようと, 自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え, 主体的に判断 し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力.
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学習目標 1 .セルフマネジメントモデル,学習援助型教育とは何か を理解する. 2 .セルフマネジメント支援のために必要な構成要素につ いて理解する. 3 .セルフマネジメントにおいて看護職に求められる能力 と責任について理解する. SAMPLE.
進路説明会 伏見中学校 平成 25 年 10 月. 進路アンケート 県の PTA 連合会から依頼 実施日 平成 24 年9月 14 日に実施 対象 全生徒 回答数 563 人( 92 %)
特別支援教育につい て. 「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」 ( 文 部科学省 答申) <特別支援教育の在り方の基本的考え方> 特別支援教育とは、従来の特殊教育の対象の障害だ けでなく、LD、ADHD、高機能自閉症を含めて 障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて、そ.
高等教育機関における軽度発達障害学生の支援について(2) 関東1都3県の大学・短期大学に対する2次調査の結果より
特別支援学級のクラスマネジメントに トークンシステムを導入した教育的行動介入の効果
Ⅰ 今後の特別支援教育のあり方 1 特殊教育と特別支援教育の違い 従来の特殊教育 障害の程度に応じ特別の場で指導する特殊教育体制であった
特別支援教育支援員の活用について.
広義の自閉症と考えてよい。 知的障害のある「自閉症」「非定型自閉症」と、知的障害のない「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」などがある。
特別支援教育の対象の概念図(義務教育段階) (平成26年5月1日現在) 義務教育段階の全児童生徒数 1019万人 特別支援学校 視覚障害 知的障害     聴覚障害 肢体不自由 病弱・身体虚弱  0.67% (約6万9千人) 小学校・中学校 特別支援学級 視覚障害 聴覚障害 知的障害 肢体不自由 視覚障害.
茨城県立美浦特別支援学校 特別支援教育コーディネーター 石川裕香
「相手の気持ちになって行動しよう」 ~自分に何ができるか~ 1 天王みどり学園の紹介 2 障害について考えよう
本日のスケジュール 14:45~15:30 テキストの講義 15:30~16:15 設計レビュー 16:15~16:30 休憩
毎朝の習慣 「いいこと運動」実施中! みんなすごいぞ!毎日がんばろう! 朝礼のスピーチがレベルアップ! 五月の参観日について
イメージCMを作ろう! 選択情報 課題⑦.
第11章 プレゼンテーションの基本スキル 1 プレゼンテーションとは 2 プレゼンテーションの種類と特徴 3 プレゼンテーションツール
認知科学ワークショップ 第2回 記憶(1).
登校しぶりのある小学生の教室復帰と自力登校行動の支援(加藤哲文・中川日里)についての発表
教育心理学 学習と認知プロセス 伊藤 崇 北海道大学大学院教育学研究院.
「ダブルリミテッド/ 一時的セミリンガル現象を考える」 母語・継承語・バイリンガル教育研究会 第6回研究集会 国際医療福祉大学言語聴覚学科
ⅩⅠ 落着きのない子供たちの理解 ADHDと思われる子どもに 関わる教師や保護者の悩み 診断名は別として
      特別支援学校 高等部学習指導要領 聴覚障害教育について.
高等部の知的障害児が、 購入する物の代金を一人で 財布から出して支払うための支援
クイズ 「インターネットを使う前に」 ネチケット(情報モラル)について学ぼう.
「見えない困り感のある人を理解しよう」 ~もしもこんなとき、どうする?~
発達障がいの理解 適切な支援,指導を行うためには,障がいを正しく理解することから始まります。 大分県教育センター 特別支援教育部 1.
重点目標 ことばを 大切にし  共に高まろう 受信→熟考→発信.
さかえ小卒業までに、子どもたちに、身につけさせたいこと
楽しみながら学ぶ算数学習 第1学年実践事例 の実践から 富山市立倉垣小学校 三箇 智絵
プレゼン資料(進行者用・研修者用) 校内研修会 学級の人間関係づくり② ~ SSTとアサーショントレーニング ~
子どもたちが発達段階に応じて獲得することが望ましい事柄
裏面のFAX送付状で、7月31日(木)までにお申し込みください。
高等部2年の自閉症生徒が 提示された時刻までに 掃除を終えることができるための支援
<研修資料>研修後の具体的な取組の事例紹介 <クラスの実態に合わせて個々の学級担任が取り組んだ例>
1~3の数字カード、音声、数をドットで示したカードのマッチングができる ~刺激等価性の考え方を活用して~
小学校における 著作権教育の事例 柏市立土南部小学校 西田光昭
子どもを勉強好きにさせる学習法 鶴田式算数教育研究所 鶴田 進.
神戸大学医学部附属病院 リエゾン精神専門看護師 古城門 靖子
いじめる側について考える.
介護予防サービス・支援計画表 記入のポイント.
特別支援教育 障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,児童生徒一人一人の教育的二一ズを把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導や必要な支援を行うものである。 (「特別支援教育を推進するための制度の在り方について」平成17年12月8日.
軽度発達障害の理解 中枢神経系における脳の機能障害である。 → 脳の発達の遅れ
・特別支援教育について ・発達障害等の特性 ・教育環境等の整備
も  じ ま ほう 文字の魔法 文字の魔法、っていったいなんでしょう? 文字は、ものすごい魔法を持っているんですよ。
認知症老人の介護   家族に対するケア 上野公園病院 高 田 靖 子.
Ⅰ特別支援教育・学級の理解 ⑤「本校の特別支援教育」 資料:PTA総会
ポジティブな行動支援実践の流れ 個人 小集団 クラスワイド スクールワイド 指導すること(目標)を決める 指導の仕方を決める
(相互に利益を得、円満な関係で良い結果を得る)の関係です。
6演習 「ICTを活用した授業の展開」 すでに学校に英語ノートのコンピュータ用ソフトが届いているかと思います。電子黒板がある学校では、そのソフトをさらに効果的に活用することもできます。電子黒板でどんなことができるかを紹介します。
受講日:   月  日 暗黙知の見える化ワーク 第1回 コミュニケーションとは.
教師にとっての「生の質」 青木直子(大阪大学).
子育て支援だより 大人の期待 子どもの出来ること 嫩幼稚園 ①子どもの成長の過程を知ること 平成28年8月23日
小学部児童が友だちに要求を 受け入れられなかったときに自傷をせず 言葉で伝えることができるための支援
レッツ 学級会 オリエンテーション やってみよう コンテンツの操作方法 クリック クリック クリック.
(School― Wide Positive Behavior Support)
日本の高校における英語の授業は 英語がベストか?
日本の高校における英語の授業は英語でがベストか?
理論研究:言語文化研究 担当:細川英雄.
ダスキン サービスマスターの仕事 清潔で快適な環境づくりのお手伝い! 業務向け もっと たくさんある
第1章 いよいよプログラミング!! ~文章の表示 printf~
6.特別支援教育における ICT活用授業 3 教科指導におけるICT活用 ここでは、特別支援教育における ICT 活用授業について学びます。
2.介護に必要な「時間」に置き換えて「要介護度」を判定します。 聞き取った「心身の状況(5項目の得点)」から直接、「要介護度」を求めることはできません。病気の重さと必要な介護量は必ずしも一致しないからです。 そこで、調査結果をコンピュータに入力し、その人の介助にどのくらいの「時間」が必要なのかを推計することで、介護の必要量の目安としています。この「要介護認定基準時間」を用いて要介護度を判定します。
たくさんのことを学んだよ! 2年生職場体験学習 平成17年9月27~29日.
南魚沼市民病院 リハビリテーション科 大西康史
特別支援教育における 歯・口の健康つくり      都立しいの木特別支援学校                校長 堀内省剛.
派遣先企業の皆様へ ご協力のお願い 聴くチカラ 伝えるチカラ 遂げるチカラ 律するチカラ
より分かりやすい ユースケースモデルを作る
今年の学年のルール 自分の名前をここに入力します.
プレゼン資料(進行者用・研修者用)   校内研修会 教師自身の望ましい自己表現.
浜松医科大学附属病院・磐田市立総合病院 チャイルド・ライフ・スペシャリスト 山田 絵莉子
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教育夏まつり2010 平成22年8月7日 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校  小児科医からのアドバイス ADHD児・LD児への支援 ー行動・さんすうを中心にー                       全国重症心身障害児(者)を守る会                            三宿診療所 所長                                小児科医  武田 洋子 1

今日お伝えすること 発達障害とは・・・ ・そしてADHD・LDとは・・・ ADHD・LD児の行動と学習において 発達障害とは・・・     ・そしてADHD・LDとは・・・ ADHD・LD児の行動と学習において   ・子どもたちの困難・上手なコントロール法 ・さんすう学習の目標と、心がけたいこと   ・わからない子へのサポート法   ・社会生活にむけてのさんすう   ・学習環境の選択 先生方への願い 

発達障害の現れ方(宮本) ●遅れ:できるようになる年齢が通常より遅い ・例)精神遅滞 ●偏り:認知や行動の質・量が通常の幅をこえている  ・例)精神遅滞 ●偏り:認知や行動の質・量が通常の幅をこえている  ・例)行動面→注意欠陥多動性障害(ADHD)      ・例)学習面→学習障害(LD) ●歪み:通常見られない行動が反復して見られる      ・例)広汎性発達障害(PDD)・・自閉症の仲間    知的障害(-)・・・高機能自閉症 歪み:通常見られない行動が反復して日常的に見られる 3

発達障害の相互関係 ●生来性の素因による ●似ていることも、一緒にみられることもある ●「そっくりさん」が存在する 例)被虐待 愛着障害  例)被虐待 愛着障害 ●学習:「遅れ」への対応法が  「偏り・歪み」には不十分  (注意欠陥・多動性障害)        ADHD  MR (精神遅滞)    LD (学習障害)      HFA (高機能自閉症) 育て方、環境、心因によるものではない。そっくりさん:素因を本質としない。遅れ:その年齢相当の課題と目標を与えることで、対応できる。 4

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の基本症状 注意力障害 集中しない 気が散る・・・ケアレスミス よそ見 上の空  人の話を聞けない・・・・・・指示や連絡が届かない 忘れっぽい 物をなくす・・宿題をしない 消しゴムなどをなくす 多動性 落ち着きなくじっとしてない・・・離席 手足や体を動かす 過剰に話す       ・・・・・・授業中でも話しかける 向こう見ず    ・・・・・・・・・・・危ないことを平気でする                       高い所に登る 衝動性 ブレーキがきかない ・・・会話や遊びに割り込む 待てない     ・・・・・・・順番を待てない               質問の途中で答え出す

ADHDのコントロールにむけて 1. 基本症状のコントロール ●注意力障害・・・・すっきりした学習空間 (×貼り紙・置物)   ●注意力障害・・・・すっきりした学習空間 (×貼り紙・置物)          席は、先生の近く (×窓際・廊下側)              一度に1つ、見える・消えない指示を             上手な時間設定→45分より15分を3回   ●多動性・・・・・・動ける時間を用意(お道具の用意・配布)            メリハリのあるスケジュール            「見直し」よりも「もう一度」方式で    ●衝動性・・・・・・理由より希望を聞いて     →「そういう時は、こうしようね。」            タイムアウト

ADHDのコントロールにむけて 2. 行動の自己修正へのサポート                          ADHDのコントロールにむけて 2. 行動の自己修正へのサポート  ・ コーチ役のキーパーソンを設定      例)「順番守ろうね。」「この問題やるんだよ。」  ・黒板にイエローカード、机に集中カードなど     (×「こら・・!」)  ・係・日直の仕事で役割を果たす体験を  ・具体的にほめる    例)「○○してくれてありがとう。」  ・ねぎらいを惜しまない   例)「給食当番ごくろうさん。」  ・いけないことは、味方になって教える。    例)「騒いだら、みんな困るよね。」   ・・・責めずに、一般常識として 学力や作業で、達成感を。ねぎらわれることで、大切にされているという思い→誰かを信頼できる力 7

・お使い・お手伝いを頼もう ⇒ ほめ言葉・ねぎらいを ・交通機関を使う練習 ・冠婚葬祭への参加 4. 子どもは大切な存在というアピールを                                  ADHDのコントロールにむけて 3.目標と達成感を   ・お使い・お手伝いを頼もう ⇒ ほめ言葉・ねぎらいを ・交通機関を使う練習 ・冠婚葬祭への参加      4. 子どもは大切な存在というアピールを ・家族一緒の食事 ・誕生日を祝う                 トークンエコノミー 6. ペアレントトレーニング

ADHDのまとめ なぜ、このような対応が必要か? ★心理特性 モニター機能の弱さ フィードバック機能の弱さ ★心理特性    モニター機能の弱さ        フィードバック機能の弱さ  周囲が上手にコントロールしないといけない ★最終目標    自尊心の回復と維持 何をしなくても、自分がそこにいていいと思える気持ち                             ゆるぎない自分 ≒居心地の良さ           人生のセイフティ ネット 生きていることを あたり前と思える

学習障害(LD) ●Learning Disorders ・・・読字、書字、算数能力の問題に限定 ・1領域以上の習得・使用の障害     ・・・読字、書字、算数能力の問題に限定 ・1領域以上の習得・使用の障害 ・ふつうの子と境界はない ・動作性LDと言語性LDは、つまずき方が違う  例)読み・書きの困難      動作性LD:文字の姿・形を認識できない      言語性LD:意味的な理解ができない 違うサポート法が 必要

発達障害児のさんすう・・・めざすこと 目標 1. お金の計算ができること⇒家計の管理・経済観念 高い・安い 相場感覚 おつりの計算 目標   1. お金の計算ができること⇒家計の管理・経済観念 高い・安い   相場感覚   おつりの計算  およその計算  2. 時計が分かること⇒社会人として約束を守るために 見通しを立てるために                      例 使い方 ○ボトムアップ;計算を習得⇒買い物へ ◎トップダウン;買い物を実践⇒やりとりや計算を習得                 ・・・体験的にスキルの獲得を およその計算;行書・草書

発達障害児のさんすう・・・大切なこと 数の機能 記録数として・・在庫・金額・計測値など 計算数として・・数量の違いや変化を扱う 数の機能  記録数として・・在庫・金額・計測値など    計算数として・・数量の違いや変化を扱う     数値処理のために   位どりによる表記 0の使用 が有用  さんすうの理解の鍵・・・「十進法」という法則の理解               10ごとのまとまり 0の意味と機能    数量としてわかる→まとまり感覚→計算につながる   序数としてわかる→数え足し × まとまり感覚 数を読む 105 2030 数直線を読む・分かる 12

1. 数量の理解から計算へ ◆ 物や人は数えることができる→数字で表すことができる 具体物 半具体物 数字 2   具体物    半具体物    数字                         2                    ◆ 5、10のまとまり中で、補数を意識しながら数をとらえる ◆ 仲間ごとの数と、数の保存の理解 ●●●●● ●●●●●    ○○○○      ○   ○   ○   ○ ◆ 0の意味・役割の理解 ⇒ 操作法の習熟 序数より数量 自閉の子は、斜めの線をひくことに抵抗 3で割ってのクラス分け

2. くり上がり・くり下がり かぎ・・10のまとまりの理解ー10の合成・分解の習熟 例)8はあといくつで10? 2. くり上がり・くり下がり            かぎ・・10のまとまりの理解ー10の合成・分解の習熟  例)8はあといくつで10? △(1) 9、10   だからあと2・・・・・数えたし ○(2) 8+2=10  だからあと2・・・・・まとまりごとのたし算 ◎(3)10-8= 2  2たりないからあと2・・補数を出すひき算  10のタイル、たまごのパックなどで、10のまとまりの中で、    数をとらえていく習慣を。      お金の両替の練習を。① ① ① ① ① ① ① ① ① ①   ⑩ できるだけ(2)までを理解させたい。できれば(3)へ。

3. 複数桁の計算・・・位どり 十 一 □ 3 6 + 2 5 ★特に力を入れたいこと 手順を短く書いてあげて下さい。・・・消えない情報にしてあげる 例                  十 一               □                   3 6                + 2 5               ★特に力を入れたいこと    ・0をたす、たして10になる    ・0からひく、0をひく ●①一の位をたす。   ②くり上がるか、チェック。   ③くり上がるときは、十の位   の上に1を書く。   ④十の位の数をたす。 ←位どりを書く ←くり上がりの数のらん ←桁をそろえるガイドライン 0をとまどうことなく操作できるようにしておく。

4. たし算からかけ算へのつなぎに・・・ 10が 3こ→ 30・・わかりやすい 3が10こ→ 30・・わかりにくい 滝のたし算 滝のひき算   ・10個たすと、位が一つ上がる  10が 3こ→ 30・・わかりやすい   3が10こ→ 30・・わかりにくい  計算に慣れる中で、しっくり理解   ・3→30 となるかで、自己診断可能   ・大きい数にも応用できる 206を10回などで、0にも慣らせる    3 +3 30 - 3

5. かけ算と九九① ・「一あたりの量×いくつ分の数」の意味理解←たし算から ・九九を覚えるために ・かけ算の前に必要なこと 仲間分け 何個ずつのたし算 ・「一あたりの量×いくつ分の数」の意味理解←たし算から 数直線を使えるように 0    10    20 ・九九を覚えるために 動作性LD ○歌で覚えるなど 言語性LD ○分りやすい例を絵で示す

②つまずきやすいこと(特に言語性LD) ・「○個ずつ」の意味理解 例)みかんとりんごが3個ずつあります。合わせて何個ですか。 3+3=6 → 3×2=6 ・「5と2をたした数」と、「5を2回たした数」の読み分け     ヒント→ 「どっちが5+2?どっちが5+5?」 「かけ算にできるのは、どっち?」 ・1ふくろ5まいいりのクッキーが3ふくろあると、全部で何まい?   使う数と使わない数  たし算かかけ算かの読み分け ヒント→「絵をかいてみて。」 単位(まい・ふくろ)に注目 どっちが5+2? どっちが5+5?  じゃあ、どっちが5×2

6. わからない子へのサポート 1)計算ができない子 ・数量的理解が不足 ・記憶力の弱さ・・・・・・できるけれども遅い 暗算ができない    暗算ができない    九九を覚えない     1まいに少なくすっきり、短時間で 2)文章題・応用問題ができない子 ・上手に読めなくて、分からない・・LD ADHDに多い ・読めるけれども、分からない・・・・PDDに多い 絵や図で、ビジュアルに 手を使う、操作性を取り入れる 100マス計算は   裏わざで 詳しい説明はあだ 半分は、数量的理解ではなく、国語力の不足による。 読めない:LD 読めるけれども:PDD  イメージ力が弱い  高学年の子には字を小さく 分数・小数の設問

7. 社会生活にむけてのさんすう お金の計算ができるように お金を理解のたすけに 両替・・・十進法の理解へ お金の計算ができるように    お金を理解のたすけに 両替・・・十進法の理解へ 金額分のお金を揃える  30円 120円 105円・・ 高い・安い  105円と98円、安いのは? おつり ★およその計算    例 89円と94円には、100円玉2個出そう 30円のものを、100円で何個買えるか  ・・・数感覚を身につけて ボトムアップとトップダウン・・・子どもにあわせて    電子マネーの使用も視野に

・一人で何でもできることではなく 子どもたちの目指すべきこと(宮本) ・自分のできること・苦手なことを知っていて ・解決や処理のために  ・一人で何でもできることではなく  ・自分のできること・苦手なことを知っていて  ・解決や処理のために    ①どうしたらいいか   ②誰に相談したらいいか     を知っている  それができる ・できることは、自信をもってやれる(武田) スイッチがオンになる。社会で生きていくために、理解と支援が必要。 大きな可能性を秘めている。 21

学習環境を選ぶポイント 学習に取り組めるか 参加できるか 学習の積み上げが可能か 将来の役に立つ学習ができるか 居心地良くすごせるか 学習に取り組めるか 参加できるか 学習の積み上げが可能か 将来の役に立つ学習ができるか     居心地良くすごせるか    2学年以上の遅れ⇒別の目標・メソードを考慮              普通学級以外の環境も視野に 学力以外の特性にも配慮・・・対人関係・こだわり他

いじめについて いじめる子の心理 ふざけていただけで、いじめたつもりはない。 悪気はないから、自分は悪くない。   悪気はないから、自分は悪くない。 いじめられる方にも原因がある。だから、いじめられる方が悪い。 理解を促すべきこと 相手がいじめられたと感じたことは、確実ないじめである。 相手に原因があっても、いじめていいことにはならない。

ⅰ)行動や対人関係を、学力のフィルターで見ない 医療者・教育者が心がけたいこと・・・人格の尊重   ⅰ)行動や対人関係を、学力のフィルターで見ない ⅱ)がんばるよりも自然体   ⅲ)みんなちがって、みんないい(金子みすず)