自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 総働による小規模多機能自治で 人「交」密度を高める - 自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 総働による小規模多機能自治で 人「交」密度を高める - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/ Inspiring Social Innovations since 1994.
冒頭に、お詫びとお願い ・本来なら、数時間かかるお話の要点を、いただいた 時間内でお話しするため、かなり駆け足です。。 ・著作権の関係で、配布できない資料がございます。 出典をお伝えしますので、のちほど検索を。 ・聞くだけ・記憶するのではなく、 伝えて一緒に動くために、手帳・予定表にメモを。 ・東日本震災で保護者の生命・仕事が失われた 子どもたちの「放課後」の支援に、ご協力・ご寄付を お願いいたします。同額を私も寄付します。 ・弊所刊行書籍販売中。今日だけ特別割引中!!
IIHOEって? ・組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために (1994年) 調和的で民主的な発展のために ・社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」 「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」 ・ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社) ・2020年の地球への行動計画立案 ・専従1名(うち育休1!)+非常勤1名、東京(新川)、約4200万円
久保田市長(砂川部長)・地域振興課 福間さんのお話から ・市民に感謝される職員に→ タテからヨコの関係へ ・積極的な情報収集と発信が重要、時間・労を惜しまず 解は現場にあり、主役は行政ではなく市民 ・協働:目的でなく手段、仕事の進め方の進化も柔軟に 前例・プライドにとらわれない職員に、互いに認め合う ・地域の一員として一緒に考える姿勢を、前のめりで ①2次総合振興計画「協働による持続可能なまちづくり」 ②協働環境調査(ご協力深謝!)0.67/6点満点 ③事前調査(ご協力深謝!)管理職回答56/69 【対象】法令禁止外すべて8%⇔皆無30%・ほとんど35% 【担当での必要】積極48%⇔皆無23%・進めない28% 【全庁での必要】積極73%⇔皆無1%・進めない16%
事前課題にご協力ありがとうございました!(ご回答56) 【範囲】法令禁止以外すべて5 横断的な調整・統括機能、 多い13 ほぼない20 皆無17 地区担当者による取りまとめ必要、 【事例】食生活改善推進員、誘客、 リーダー育成など周知重要、 地域ケア会議、認知症カフェ、 【地域参加】 漁業地域減災訓練、環境教育 サッカー協会役員、婦人部長、 【所属での必要性】 地区担当職員 皆無13 進めない16 進める27 余力ない、業務ない、方法不明 【全庁的な必要性】 皆無1 進めない9 進める41 今後は事業が立ち行かなくなる、 市民の理解・協力不可欠 【小規模多機能自治に工夫・改善】 「市が決めた案の押し付け」意識、
改めて確認しておいていただきたいこと(前提) (定義も、しくみも、進め方も、すべて進化した協働2.0へ) ・法令が禁じる以外、すべての業務が協働可能 ・多老化 = 税収減 + 福祉・医療支出増 ・85歳以上の加速度的増加 + 生産人口減 ・市区町村の行政職員は、5年で1割ずつ減る → 同僚・後輩の置かれる状態はより厳しくなる ・団体自治偏重から、住民自治拡充へ ・住民にできることを、早く、効果的に増やす ・総働・小規模多機能自治で、 公共サービスを「行政+市民」がともに担う ・協働相手は、市外・県外からも積極的に探す ・域内だけから探すから、育たない=依存しあう
まちの力は、関係の密度がつくる 人口密度より人「交」密度! 元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う ・町(区域)でも街(建物の集まり)でもなく、 「まち」:人と人との関係 ・住み続ける地域の未来のために、本当に 大切なことを実現できるよう全力を尽くす。 出し惜しみしない、できないフリしない、 あきらめない、 「誰かがどうにかしてくれる」なんて甘えない
2020年の世界・日本は? ・中国のGDPは、日本の何倍? ・中国+インド+ASEANと、アメリカ・EU どちらが大きい? ・日本の国民一人当たりGDPは何位? ・00年4位→05年20年→10年17位→14年27位! ・高齢者率は?→社会保障(医療・介護)費はいくら増? ・00年 高齢者2200万人 医療10兆+介護3兆→10年 2948万 12兆+7兆 →20年 3612万 16兆+9兆(=+5兆)?←生産人口11%減! ・既存インフラ&ハコモノの維持・更新費用は? ・法定耐用年数(50年)を経過するインフラの比率 橋 13年18%→23年43%→33年67%、トンネル20%→34%→50% ・水道 66万km 法定40年経過12%⇔更新0.7%!「130年かかると想定」 ・国債の残高は?→消費税は、いくら必要?? →世界市場での存在感も、地域も国も「このまま」じゃ全然ダメ!
介護ニーズは80歳代で急増する→高齢化「第2幕」へ 2010年国勢 計 65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-94 95- 85- 人数(千人) 29,484 8,272 7,018 5,992 4,376 2,454 1,029 342 3,825 介護+予防 3,968 170 318 620 969 1,004 268 1,892 人口比 13.5% 2.1% 4.5% 10.3% 22.1% 40.9% 60.2% 78.2% 49.4% 総数比 (100) 4.3% 8.0% 15.6% 24.4% 25.3% 6.7% 47.7% 要介護3- 1,661 68 121 226 351 407 331 176 895 5.6% 0.8% 1.7% 3.8% 16.8% 30.3% 51.5% 23.4% 4.1% 7.3% 13.6% 21.1% 24.5% 18.7% 10.6% 53.9% ’15 +予防 4,865 200 352 655 1,110 1,309 860 378 2,547 2,068 80 135 239 402 531 432 249 1,212 10→15 +406 +12 +13 +51 +124 +121 +73 +317 ’20 +予防 5,742 168 415 731 1,186 1,531 1,151 559 3,241 2,489 67 159 267 430 621 578 368 1,567 15→20 +422 -13 +24 +28 +90 +146 +119 +355 ’25 +予防 6,529 146 349 869 1,334 1,660 1,384 788 3,832 2,879 58 133 317 483 673 695 518 1,887 20→25 +390 -9 -25 +50 +54 +52 +117 +150 +320 85歳以上の4人に1人が要介護3以上 要介護3以上の2人に1人が85歳以上
浜田市も、これまで20年と、これから20年は違う 1995年 2005年 2015年 2025年 2035年 計(人) 68,103 63,046 58,245 ▲14% 51,384 ? 0~14歳 10,793 8,053 6,534 ▲39% 5,225 4,345 ▲33% 15~64歳(A) (生産人口) 41,966 36,851 32,215 ▲23% 27,078 23,167 ▲28% 65歳~ 高齢者率 15,321 22.2% 18,061 28.6% 19,496 33.5% +27% 19,081 37.1% 75歳~ 6,228 9,435 10,636 +12% 11,375 +7% 11,035 ▲3% 85歳~(B) 1,378 2,473 3,924 +58% 4,293 +9% A÷B 30.4人 14.9人 8.2人 6.3人 速報 58,120 87% 73% 62% 158% 173%
浜田市も、これまで20年と、これから20年は違う 1995年 2005年 2015年 2025年 2035年 計(人) 68,103 63,046 58,245 ▲14% 51,384 44,629 ▲23% 0~14歳 10,793 8,053 6,534 ▲39% 5,225 4,345 ▲33% 15~64歳(A) (生産人口) 41,966 36,851 32,215 27,078 23,167 ▲28% 65歳~ 高齢者率 15,321 22.2% 18,061 28.6% 19,496 33.5% +27% 19,081 37.1% 17,117 38.4% ▲12% 75歳~ 6,228 9,435 10,636 +12% 11,375 +7% 11,035 ▲3% 85歳~(B) 1,378 2,473 3,924 +58% 4,293 +9% 4,898 +14% A÷B 30.4人 14.9人 8.2人 6.3人 4.7人 速報 58,120 87% 73% 62% 158% 173% 198%
2020年の浜田市は? ・高齢者率は?→ 35.8%(全国より 年早い)! ・75歳以上は?→10565人(__人に1人)! ・高齢者率は?→ 35.8%(全国より 年早い)! 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.3人! ・75歳以上は?→10565人(__人に1人)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 高齢者の健康=地域の資源+資産! ・生産人口は?→18%減(00年比 24%減) ! 市税収入は? ・既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ ・市債残高は? ・消費税は、いくら必要? 「公共施設等総合管理計画」(15年3月) 「ハコモノ」1人あたり面積 全国2倍以上! 2014~53年(40年間)に要する更新投資 総額1086億円=27億円/年⇔可能19億円 インフラ 1366億=34億/年⇔可能15億/年 →27億/年不足!→5割削減!
2020年の浜田市は? ・高齢者率は?→ 35.8%(全国より20年早い)! ・75歳以上は?→10565人(5人に1人)! 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.3人! ・75歳以上は?→10565人(5人に1人)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 高齢者の健康=地域の資源+資産! ・生産人口は?→18%減(00年比 24%減) ! 市税収入は? ・既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ ・市債残高は? ・消費税は、いくら必要? 「公共施設等総合管理計画」(15年3月) 「ハコモノ」1人あたり面積 全国2倍以上! 2014~53年(40年間)に要する更新投資 総額1086億円=27億円/年⇔可能19億円 インフラ 1366億=34億/年⇔可能15億/年 →27億/年不足!→5割削減!
浜田市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 人口(人) 63,046 61,713 58,245 54,863 51,384 高齢者 18,061 18,503 19,496 19,632 19,081 後期高齢者 9,435 15.0% 10,603 17.2% 10,626 18.2% 10,565 19.3% 11,375 22.1% 世帯数 25,023 24,769 23,509 22,207 20,828 高齢者単身 2,999 619+2380 3,308 753+2555 3,610 856+2754 3,697 894+2804 3,624 884+2740 単身 1,754 312+1442 2,111 417+1694 2,186 451+1734 2,208 465+1743 ? 後期単身率 18.6% 19.9% 20.6% 20.9% 高齢者夫婦 2,694 2,804 2,806 2,719 後期 夫婦 898 1,077 1,113 1,124 1,219 高齢世帯率 22.8% 24.2% 27.3% 29.3% 30.5% 後期世帯率 10.6% 12.9% 14.0% ? 速報 58,120 速報 24,508
浜田市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 人口(人) 63,046 61,713 58,245 54,863 51,384 高齢者 18,061 18,503 19,496 19,632 19,081 後期高齢者 9,435 15.0% 10,603 17.2% 10,626 18.2% 10,565 19.3% 11,375 22.1% 世帯数 25,023 24,769 23,509 22,207 20,828 高齢者単身 2,999 619+2380 3,308 753+2555 3,610 856+2754 3,697 894+2804 3,624 884+2740 単身 1,754 312+1442 2,111 417+1694 2,186 451+1734 2,208 465+1743 2,396 510+1886 後期単身率 18.6% 19.9% 20.6% 20.9% 21.1% 高齢者夫婦 2,694 2,804 2,806 2,719 後期 夫婦 898 1,077 1,113 1,124 1,219 高齢世帯率 22.8% 24.2% 27.3% 29.3% 30.5% 後期世帯率 10.6% 12.9% 14.0% 17.4% 速報 58,120 速報 24,508
日本の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 127,767 128,057 人口(千人) 127,767 128,057 126,597 124,099 120,658 高齢者 25,760 29,245 33,951 36,123 36,573 後期高齢者 11,639 9.1% 14,072 11.0% 16,458 13.0% 18,790 15.1% 21,785 18.1% 世帯数 49,566 51,950 52,560 52,133 50,988 高齢者単身 3,864 1051+2813 4,790 1385+3405 5,719 1698+4021 6,193 1861+4331 6,325 1912+4412 単身 1,966 435+1531 2,592 573+2019 3,114 688+2425 3,617 799+2818 4,229 934+3295 後期単身率 16.9% 18.4% 18.9% 19.3% 19.4% 高齢者夫婦 3,583 4,339 5,125 5,522 5,625 後期 夫婦 944 1,358 1,692 1,998 2,356 高齢世帯率 15.0% 20.6% 22.5% 22.1% 後期世帯率 5.9% 7.6% 10.8% 12.9% 速報127,110 速報53,403
浜田市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 -10% 05年比 -12% 後期高齢者 10年比 + 0% 05年比 +12% 単位:億円 05年度 10年度(05比) 13年度(同) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 地方債 373.5 79.5(21%) 17.1( 4%) 6.5( 1%) 50.4(13%) 49.8(13%) 394.7 76.3(19%) 22.3( 5%) 6.1( 1%) 42.6(10%) 62.8(15%) 398.4 73.5(18%) 23.1( 5%) 5.4( 1%) 38.8( 9%) 65.2(16%) 歳出 職員給与 職員数 公債 公営事業繰入 (国民健康保険) (上下+簡易水道) (観光施設) (他(介護保険等)) 扶助費(対 歳出) 371.7 44.5 726 64.2 32.2 ( 5.9) (11.6) ( 0.5) (14.1) 42.2(11%) 389.5 37.1(-16%) 661(- 9%) 55.6 33.0 (4.7) (9.3) (0.4) (18.5) 54.6(14%) 392.6(+5%) 36.9(-16%) 620(-14%) 63.1 38.4 ( 4.9) (12.1) ( 0.6) (20.6) 59.5(15%) 将来負担(対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 500.9(6.3倍) 534.2 81.1 114.4 430.6(5.6倍) 501.3( - 6%) 20.9(-74%) 91.6(-19%) 459.1(6.2倍) 527.8( - 1%) 45.1(-44%) 113.8( - 0%) 10年 個人住民税 36,181円/人 生産人口 10年比 -10% 05年比 -12% 職員1人あたり住民 93人⇔全国143人 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 210.7億円(53%) 後期高齢者 10年比 + 0% 05年比 +12% 10年 住民1人当たり 将来負担____円 (770市平均359,056円) ハコモノ更新27億円/年(9億円不足)+インフラ34億/年(19億円不足)=計27億/年不足!
浜田市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 -10% 05年比 -12% 後期高齢者 10年比 + 0% 05年比 +12% 単位:億円 05年度 10年度(05比) 13年度(同) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 地方債 373.5 79.5(21%) 17.1( 4%) 6.5( 1%) 50.4(13%) 49.8(13%) 394.7 76.3(19%) 22.3( 5%) 6.1( 1%) 42.6(10%) 62.8(15%) 398.4 73.5(18%) 23.1( 5%) 5.4( 1%) 38.8( 9%) 65.2(16%) 歳出 職員給与 職員数 公債 公営事業繰入 (国民健康保険) (上下+簡易水道) (観光施設) (他(介護保険等)) 扶助費(対 歳出) 371.7 44.5 726 64.2 32.2 ( 5.9) (11.6) ( 0.5) (14.1) 42.2(11%) 389.5 37.1(-16%) 661(- 9%) 55.6 33.0 (4.7) (9.3) (0.4) (18.5) 54.6(14%) 392.6(+5%) 36.9(-16%) 620(-14%) 63.1 38.4 ( 4.9) (12.1) ( 0.6) (20.6) 59.5(15%) 将来負担(対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 500.9(6.3倍) 534.2 81.1 114.4 430.6(5.6倍) 501.3( - 6%) 20.9(-74%) 91.6(-19%) 459.1(6.2倍) 527.8( - 1%) 45.1(-44%) 113.8( - 0%) 10年 個人住民税 36,181円/人 生産人口 10年比 -10% 05年比 -12% 職員1人あたり住民 93人⇔全国143人 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 210.7億円(53%) 後期高齢者 10年比 + 0% 05年比 +12% 10年 住民1人当たり 将来負担 697,767円 (770市平均359,056円) ハコモノ更新27億円/年(9億円不足)+インフラ34億/年(19億円不足)=計27億/年不足!
子ども・子育て 支援活動が 重要な地域 健康づくり・ くらしを支える 活動が 重要な地域
子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため まちづくりは、誰のため? 何のため? あいさつできる関係づくりのため 子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため 20年で人口が半減した町で、小中学生が農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長に提言する年50時間以上の町おこし授業 (北海道・浦幌町、「ソシオ・マネジメント」第2号参照) 災害時などの安心のため 障碍者・高齢者のための「避難支援」と 「避難所の課題確認」訓練(別府市)
自治会・町内会は、 行事を半減して、事業=福祉+経済を! 【現在】 親睦も安全も福祉も行事の連続。。 →地域の住民が気軽に付き合い、 日常生活に必要な情報交換や 安全確保などを行なうとともに、 地域生活をより快適にするため、 自主的・自発的に共同活動しな がら、まちづくりを進める。 【今後】 「小規模多機能」自治! →行政機能の集約化を補い、 住民減少・高齢化などに伴い 必要性が高まる安全・安心の 確保のための「適地適作(策)」 型の地域づくりを進める。 問題解決 (交通安全、防火・防災、防犯・非行防止、資源回収) 生活充実 (福祉、青少年育成、 健康増進、祭礼・盆踊り、 運動会、文化祭など) 環境・設備維持 (清掃・整備、 集会所管理など) 広報・調整 共通の「基本機能」と 独自の「魅力づくり」 ・最小限の安全・安心の維持 ・文化・伝統の継承 ・経済的な競争力の維持・向上 イベント(祭)からサービスへ、「役」から「経営」へ
総働 協働から総働へ NPO 行政 当事者 事業者 専門家 金融機関 協働 ? 学校 行政 (教員+生徒) NPO 中長期の視点で、 地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 協働 ? 総働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO 「1対1の業務・責任分担」から「多様な主体による協働」へ 「団体の支援」から「(小規模多機能)自治の確立・維持」へ すべての部署・業務が、調達も含め、よりよい成果へ →定義・ねらいも、進め方も抜本的に見直す「協働2.0」へ!
雲南市の地域自主組織のすごさ ・「公民館」から「地域交流センター」へ ・多様な主体の「総働」による「小規模多機能自治」 ・共益的な生涯学習施設から、住民自治の拠点へ ・多様な主体の「総働」による「小規模多機能自治」 ・行政機能縮減を補う「適地適作(策)」の地域づくり ・幼稚園放課後に住民主導で預かり保育(海潮) ・旧・農協で産直市&100円喫茶(中野・笑んがわ市) ・水道検針を受託し毎月全戸訪問(鍋山) ・共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」 ・最小限の安全・安心をどう維持するか? ・文化・伝統をどう残すか? ・経済的な循環・競争力をどう維持するか? →年2回の「自慢大会」と課題別「円卓会議」で事例共有
多様な団体の併存から、総力を結集した経営組織へ 地縁型組織 (自治会・町内会) 属性型組織 目的型組織 おおむね(小)学校区域で 多様な団体が併存 (1世帯1票制) 総力を結集し、課題を自ら解決する 住民自治のプラットフォーム (1人1票制) 総会 安全部会 健康部会 経済部会 〇〇部会 会長・ 副会長・ 理事会 事務局 監査機関 ((監事) 行政の各部署・各種機関 社会福祉、 交通安全 などの支部 子ども会 PTA 祭保存会 老人クラブ・高齢者会 自主防災組織 子どもスポーツ 住民・各種団体 消防団 スポーツサークル 女性グループ 営農組織 文化サークル 加工・販売組織
拠点施設を確保し、組織と一体化する (公民館から「地域交流センター」へ) 市町村行政 [教育委員会所管] 公民館 地域交流センター 地域住民 市町村行政 [市長部局所管] 地域住民 館長・主事 [行政指名] センター長 事務職員 [地域雇用] 生涯学習分野で 住民自主活動または 行政主催事業に参加 生涯学習に加えて 地域づくりも 地域福祉も 住民自らが企画・運営 指定管理料+活動交付金 +地域づくり担当職員 +施設・施策・研修など 共通の基盤整備 事業費/補助金 企画・指導・支援 行政が提供する施設 → 住民は、 行政が企画・管理し、 人事権も持つ施設の 利用者にすぎない 住民による「地域経営」の拠点 → 住民は、地域づくり・生涯学習・地域福祉を 自ら企画・運営する主権者・経営者 →「持続可能性の確保」、 「安全・安心の確保」、 「歴史・文化の活用」を重点課題に
地域の課題に事業で応える分野横断型の地域経営体へ 安心・安全の確保 ・防災・防犯 ・地域交通 ・健康づくり ・介護予防 ・買い物支援 ・除雪・草刈り ・各種サービス 市町村行政・ 社協など 各種機関の 担当部局 「高齢者福祉」 「困窮者支援」 「保健」 「医療」 「学校教育」 「社会教育」 「農業」 「商業」 「観光」 ・・ 「地域づくり」 地域交通 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 会長・ 副会長・ 理事会 総 会 監査機関[監事] 事務局 歴史・文化の活用 ・伝統文化継承 ・地域史学習 健康づくり 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 活動 団体 持続可能性の確保 ・担い手の確保 ・次世代人材の育成 ・農林業6次化: 生産・加工・体験 ・観光・交流 ・事務事業委託・指定管理 交流・観光 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 活動 団体 ・・・ 円卓会議 A 地区 B C D E F 行政の 担当課 関係 機関 活動 団体 住民・各種団体 地域円卓会議: 人口構成≒課題が似ている 地域同士の学び合い
各地域のご発表を聞きながら、 お手元の付箋にご記入ください。 ■:助言(提出用) ■:質問(提出用) ■:気付き・学び (ご自身用)
各地域のご発表から(敬称略) @160326 【INO(井野)】781人高齢率56% 花火:会場整備、来場3000人、 大学生インターン3人民泊1か月 出店確保・調整、事業費分担 いのっ子クラブ:放課後の居場所 ※表彰式など可能な限り集約! 「井野端」会議で夏祭り復活! 子どもの出店? 12歳以上全員調査+ワークショップ (こっそり「人気ランキング」も?) 生活支援、特産、交通、スポーツ 【下府町】見守り 600世代 ※年齢層別集計、3か年計画に 町内会・構成団体から約60人 【みはし】子ども部会 毎日でなく週1・2日、1か所複数人 子ども会長・PTA会長など3+25名 ※継続してくださる方への感謝 アンケート→ラジオ体操対象拡大 【日脚町】海と遊ぼう大浜まつり →交流拡大、生活リズム改善も! 11町内802世帯1829人 見守り隊:呼びかけ、配置、名札 模擬店 委員会所属団体 売上全額 「子どもをお客さんに留めない」 →活動助成代わりに ※子どもの地域参加年間計画も ※毎年「テーマ」を決めてみる? 【美川】夏まつり 880世帯1800人 砂浜清掃+「裸足で聞くコンサート」
各地域のご発表から(敬称略) @160326 【市木】ふれあい祭り ※「売れ筋」情報をお便りに 146戸288人高齢率56% 民泊など発信はぜひSNSを! ペタンク大会→演芸大会→反省会 念のため、動画配信してますよね 事業見直し:棚卸→住民アンケート 【上府】ひょっこり田んぼ ※かのさと体験観光協会 田植えから稲刈り・もちつきまで 【佐野・宇津井】大運動会300/400人 おにぎり・豚汁も子どもがつくる 全員の昼食(おにぎり+オードブル)注文!(戻ってこない+準備忙しい) ※子どもと一緒に売ってみては? 【白砂】桜を植えて景観づくり 各チームが競技提案+賞品準備! 新市道片側法面に30本 当日中に反省会! ※花も団子も「一杯」のもとも! ※〇〇杯・〇〇賞 設けてみる? 【縁の里】産直市から地域づくり 次回はぜひ 350戸800人 集荷時に声掛け ・子どもを担い手として育てた自慢 18歳以上全住民調査+座談会 ・健康づくり自慢 もお待ちしてます 地域役員などの「ビジョン」発表
→地域の変化を見越して、事業と組織の進化を もう一歩踏み込んで考えるために 当たり前ですが、5年経つと、周囲も、自分も 5歳ずつ年を取る できない・難しい・時間がかかることが増える 時間は同じな(減る)のに、優先順位が違う 対応力が落ちるのに、突発事項は増える 「残す・減らす・増やす・始める」は冷静に! 予防・緩和できることは、始めておく! 「団体ごとに行事」ではなく、「地域のための 機能・役割」 「自主防災組織」より「合同災害対応訓練」 →地域の変化を見越して、事業と組織の進化を
人口減・85歳以上増に備えるには、 時間の使い方を変えるしかない ・行事の棚卸し →ますます行事<事業=福祉+経済! ・会議の棚卸し →時間を最大限に活用するために、 話す・調整するより、現場で動く時間を! ・組織の棚卸し →会・団体・自主組織の部会は毎年白紙に (会の数だけ役がある!)
次の10年に求められる自治組織の機能? ・人口構造の見通し(予測)をつくる! →何年後までにどうなりそうかを見通す ・住民調査で「事業・サービスへの評価」と 「困りごと・不安」「これなら手伝える」確認! →部会メンバーの希望<住民の需要! + 提供できる事業を、少しずつ積み重ねる ・部・部会は、継続より進化・再編を! →①被災者支援訓練 ②子どもの地域参加 ③料理で女性の世代間交流 ④「夜」行事
「加茂地域づくり調査」(2012・H24年)での 「満足度・重要度」を再確認すると 地域の付き合い 不安・悩みの相談 草刈り・河川清掃 子どもの安全 美化・保全(植栽・側溝清掃) 子育て相談ができる人・場 消防・防災 保護者同士の交流 防犯 農地・山林の維持管理 広場の維持管理 農林業・特産物の振興 まつり・イベント 地域での収益事業 広報 生涯学習 敬老会・子ども会など行事 スポーツ 健康体操・講座 加茂町全域スポーツ大会 高齢者支援 歴史・文化の保全管理・活用 障碍者支援 伝統文化・芸能の継承 結婚対策
「満足度-重要度」=「これ大切!」ギャップはどこに? 10-20 30-50 60+ 老若差 丸数字 青「若高老低」 黄「若低老高」 結婚対策 -25 -39 -45 ①+21 地域の付き合い -35 -40 -18 ③-17 不安・悩みの相談 -33 -42 -32 ④-1 草刈り・河川清掃 -43 -48 -11 子どもの安全 -28 -50 -26 ⑤-2 美化・保全・清掃 -36 -37 -22 ⑤-14 相談できる人・場 -49 -9 消防・防災 -55 -38 -7 保護者同士の交流 -4 防犯 -57 -73 -12 農地・山林維持管理 -46 ②+12 広場の維持管理 -31 農林業・特産物振興 -27 -29 ③+2 まつり・イベント -16 -13 +3 ②-19 地域での収益事業 広報 -8 -1 生涯学習 -23 -21 -19 敬老・子ども等行事 -20 +6 ①-25 スポーツ -15 -10 健康体操・講座 -17 全町スポーツ大会 -5 -2 高齢者支援 ④-16 歴史・文化 保全活用 障碍者支援 -34 伝統文化・芸能継承 -30 「満足度-重要度」の差の大きい項目 10-20代 ①防犯(-57) ②消防・防災(-45) ③清掃、障碍者(-43) ⑤高齢者(-40) 30-50代 ①防犯(-73) ②消防・防災、 障碍者(-55) ④子どもの安全 (-50) ⑤相談相手・場 (-49) 60代以上 ①結婚、 防犯(-45) ③農地・山林管理 (-39) ④消防・防災 (-38) ⑤障碍者(-34)
あなたの課で協働を進める(やってみる+α)ために 「言われてみれば こんな協働もあった or 『あり』かも」 ・当課・他課での事例? ・市外・県外での事例? 「マニュアル」に 盛り込むべきこと? 例: ・人口&財政見通し ・事例(ケース&一覧) ・年間スケジュール ・・・・ 当課ですぐすべき or できそうなこと? 例: ・協働推進担当任命(誰?) ・事例収集(誰が?) ・候補先団体リスト作成(誰?) ・事例勉強会(頻度?) 講師や担当課に質問?
「こういうのもアリ」「すぐすべき・できそう」 「マニュアルに盛り込むこと」「質問」をまとめ、 3・4人で共有し、まとめてください(~16:20) 「言われてみれば こんな協働もあった or 『あり』かも」 ・当課・他課での事例? ・市外・県外での事例? 「マニュアル」に 盛り込むべきこと? 例: ・人口&財政見通し ・事例(ケース&一覧) ・年間スケジュール ・・・・ 当課ですぐすべき or できそうなこと? 例: ・協働推進担当任命(誰?) ・事例収集(誰が?) ・候補先団体リスト作成(誰?) ・事例勉強会(頻度?) 講師や担当課に質問? 各自の書いた内容を共有した後、 「こういうのもアリ」「すぐすべき・できそう」 「マニュアルに盛り込むこと」「質問」をまとめ、 16:20から各班2分で発表してください。
「これもアリ」「すべき・できそう」「マニュアルに盛り込む」「質問」 【アリ】防災地図、見守り、観光催事 行政主導脱却 話聞いてほしい。。ぶつかる点、 学校補修、地役、被災時の情報収集・道案内、 他課(業務)との組合せ、支払い対象項目、 健診啓発、高齢者サロンでの出前講座、 市助成制度一覧、雇用者への案内 ごみ出し・買物支援、地域包括支援、 【質問】役員の担い手減 対策? 道路・海岸清掃(行政が処分)、求人募集告知、 市民はどう?(他市も) 高齢者詐欺予防+協議会、スポーツ、遊休地活用 職員の地域参加の比率? 施設維持管理(清掃・点検)、通学見守り、 市内の先進的な事例? 学習支援、高齢者配食+安否確認、議場公開、 横のつながり? 議員と住民のワークショップ、誘い合って投票、 住民の理解? イベント、健康づくり、 メンバー選定? 【すべき・できそう】財政状況経年変化、出前講座、 失敗事例? 手話練習、点字勉強、市民ガイド(サポーター) 相談できるヘルプデスク? 草刈り(地役)、地域学習、異動時の引き継ぎ 日本人向けの税での事例? 団体との話し合いの場、独居高齢者地図共有、 既存ネットワークの活用、勉強会開催、研修実施 団体情報、事例研究、ロールプレイも、事例収集、 民間登用、議員+学生による議会開催、 視察に市民専門家も同行、認識共有、 外国人・障碍者対応(租税教室外国人版)、 横断的な協議の場、団体一覧、状況共有の場、 【マニュアル】中期計画、長期推計(3)、用語解説、 縦割り超えた事例、進め方解説(2)、団体一覧(2)、 失敗事例、好事例:メンバー構成も、タテ→ヨコ、
10年後の木田地区のために できそうなこと、 しなきゃいけないと感じたことを 思いつく限り、 書き出してください。