コミュニケーション力向上 <児童生徒との信頼関係づくり> 【60分研修】 研修のねらい 『子供との信頼関係を深めるための教職員のコミュニケーション力の向上を図る。』 岡山県総合教育センター 生徒指導部 監修 関西外国語大学 教授 新井 肇 ≪スライド1で1分≫ それでは、校内研修を始めます。 今日は、子供との信頼関係を深めるための教職員のコミュニケーション力の向上を図ることをねらいとして研修していきたいと思います。★
1 研修の進め方 信頼できる先生とは、どんな先生か話し合う ≪スライド2~4で6分≫ 信頼できる先生とは、どんな先生か話し合う ≪スライド2~4で6分≫ まず、「信頼できる先生とは、どんな先生か話し合う」から始めます。★
あなたが中学生の頃、困った時に 相談しようと思った先生はどんな先生でしたか? 《スライド2~4で6分》 先生方が中学生の頃、困った時に相談しようと思った先生は、どんな先生でしたか?配付資料の吹き出しに、いくつか書いてください。時間は1分です。始めてください。 【個人思考】(1分経過) 時間がきました。今、書かれたことを、グループ内で共有してください。司会の先生、全員が発言できるよう進行をお願いします。時間は2分です。始めてください。 【グループ協議】(2分経過) ありがとうございました。どんな話が出たか教えてもらえますか? (1、2人の先生に尋ねる。適宜コメントを入れる。) ありがとうございました。★ 例:優しい先生 個人で考えて、グループで共有しましょう。
= = 信頼感 子供の話を 誠実に聴いて いる先生 思いや気持ちが子供に届いている先生 ≪スライド2~4で6分≫ 先生方から出された意見は、大きく二つのことにまとめられると思います。 一つ目は★「子供の話を誠実に聴いている先生」、二つ目は「思いや気持ちが子供に届いている先生」です。例えば、先ほど先生方から出た意見も、○○は「子供の話を誠実に聴いている先生」、□□は「思いや気持ちが子供に届いている先生」と言えますね。(○○や□□は、出された意見から該当するものを紹介してください。) この二つは、★「上手な聴き方」「上手な伝え方」ができる先生と言い替えることができます。 つまり、子供たちから信頼される教職員になるためには、「聴き方」や「伝え方」といったコミュニケーションスキルが大切なのではないでしょうか。★
2 研修の進め方 上手な聴き方について ≪スライド5、6で5分≫ これからの研修の内容です。 上手な聴き方について 2 ≪スライド5、6で5分≫ これからの研修の内容です。 それでは、★まず、上手な聴き方とは何か考えていきましょう。★
役割チェンジ! 先生、うちの親が勉強、勉強って うるさくて、嫌なんだよね。 <先生の状況①> (30秒) <先生の状況② > (30秒) 聴き方 演習① 先生、うちの親が勉強、勉強って うるさくて、嫌なんだよね。 <先生の状況①> (30秒) あと5分で提出物を点検しなければならないため、 子供の話を親身になって聴くことができない 相手を見ない/作業(仕事)を止めない/生返事をする/関心を示さない/質問しない/うなずかない/等 役割チェンジ! ≪スライド5~7で7分≫ 演習を通して、「上手な聴き方」を考えていきます。お近くの先生と二人組になり、子供役と先生役を決めてください。 (ペアができたら、進め方を説明します。) 子供が「先生、うちの親が勉強、勉強ってうるさくて、嫌なんだよね。」と話しかけてきました。 まず、状況①を30秒行います。先生役は、「あと5分で提出物を点検しなければならないため、子供の話を親身になって聴くことができない」状況を想定して応答してください。例えば、相手を見ないとか、作業を止めずに聞くとか、生返事をするなど、アドリブで演じてください。(準備ができたら)それでは、どうぞ。 【状況①演習】(30秒経過) 時間がきました。ありがとうございました。 次は、先生役と子供役を交替して、状況②を30秒行います。先生役は、「反抗的な態度をとる子供の指導を済ませた直後で、気持ちが高ぶっている」状況を想定して応答してください。例えば、顔つきや声色が怒っているとか、足や腕を組むとか、偉そうな相づちを打つ等、アドリブで演じてください。(準備ができたら)それでは、どうぞ。 【状況②演習】(30秒経過) 時間がきました。ありがとうございました。★ <先生の状況② > (30秒) 反抗的な態度をとる子供の指導を済ませた直後 で、気持ちが高ぶっている 顔つきや声色が怒っている/足や腕を組む/一方的な意見を言う/話を途中でさえぎる/偉そうな相づちを打つ/等
どんな聴き方をしてもらいたかったですか? 聴き方演習① シェアリング 子供役をして感じたこと どんな聴き方をしてもらいたかったですか? ≪スライド5~7で7分≫ いかがだったでしょうか。「子供役をして感じたこと」と、「どんな聴き方をしてもらいたかったか」を配付資料に書いてください。時間は1分です。始めてください。 【個人思考】(1分経過) 時間がきました。今、書いたことについて、先ほどのペアの方と共有しましょう。時間は2分です。始めてください。 【ペア協議】(2分経過) 時間がきました。ありがとうございました。★
◎傾聴・・・丁寧かつ積極的に相手の話に耳を傾ける 資料① 上手に聴くコツ 安心できる関係をつくる ◎傾聴・・・丁寧かつ積極的に相手の話に耳を傾ける ・つながる言葉かけ(最初に心をほぐすような言葉かけをする) 例:「部活のあと、来てくれてありがとう」「待ってたよ」 ・受容(子供の気持ちを推し量りながら聴く) 例:「うん、うん」「そう」「大変だったね」 ・繰り返し(子供の言葉をそのまま繰り返す) 例:「みんながやっていたから」に対して、「みんながやっていたからなんだね」 ・言い換え・要約(子供が話した内容を言い換えたり、 要約したりしてフィードバックする) 例:「だって、超むかつくんだけど」に対して、「なるほど、すごく腹を立てているんだね」 ・明確化(うまく言葉にできない感情を言語化する) 例:「~という気持ちなのかな」 ・支持(子供の前向きな思いや考えを、肯定したり、認めたりする) 例:「とってもいいと思うよ」 ≪スライド8、9で8分≫ 上手に聴くとは、まずは、相手に「私は聴いていますよ」ということが伝わることが大切です。上手に聴くことで、安心できる関係を築くことができます。まさに「傾聴」の姿勢です。傾聴のコツをいくつか紹介します。 まず「つながる言葉かけ」です。例えば、相談室などに呼んだ場合、「よく来たね。」「待ってたよ。」などのような、はじめの言葉かけです。 次に「受容」です。反論や批判をしたい気持ちを脇に置いて、「うん、うん…そう」などと、うなずいたり相づちをうち子供の気持ちを推し量りながら聴く姿勢です。 そして「繰り返し」です。これも相手を受容する行為で、自分の言葉が届いているという実感を得られて自信をもって話せるようになります。安心感にもつながります。 さらに、会話の間に、「言い換え」や「要約」をしたり、「明確化」したりすることも効果的です。 そして最後は「支持」です。人は、自分のことを肯定的に受け止めてもらえたり、認めてもらえたりすると、勇気付けられます。 では、次の演習で確認してみましょう。★
聞くから聴くへ 信頼感 子供の健やかな成長にとって、とても大切 意欲の向上 カタルシス 自己洞察 情緒の安定 自己受容 ≪スライド16で2分≫ 相手の聴き方によって、感じ方が大きく違うことが体感できましたか。では、丁寧に話を聴くと、子供にどのような影響があるのでしょう。 ①まず、★何より、子供が「この先生は信頼できる」と感じます。 ②さらに、★言いたいことを言えて「すっきりした!」という「カタルシス」効果が得られます。 ③★傾聴・受容されることにより、「自分が受け入れられた」という実感がわき、「私はこれでいいんだ」と「自己受容」ができます。これは「情緒の安定」につながり、自発的に問題解決に向かう「意欲の向上」につながります。 ④そして、★今まで気付いていなかった自分の気持ちに気付く、「自己洞察」が促されます。 ここまで、子供との信頼関係を築いたり、深めたりするコミュニケーションとして、「上手な聴き方」について考えてきました。★しっかり聴くということは、子供の健やかな成長にとって、とても大切なんですね。★ 自己受容 子供の健やかな成長にとって、とても大切
研修の進め方 3 上手な伝え方について ≪スライド11、12で1分≫ では、次に、上手な伝え方とは何か考えていきましょう。★
上手な伝え方 ほめる 叱る 思いや気持ちが子供に届いて いる先生 ≪スライド16、17で1分≫ 思いや気持ちが子供に届くには、どのような伝え方がよいのでしょう。ここでは、特に学校生活の中で多く行われる「ほめる」「叱る」を取り上げて考えていきます。★
A子 ミニテストで100点! 子供に・・・ どのように声をかけますか? ≪スライド17~19で5分≫ まずは、伝え方の「ほめる」についてです。具体的な例で考えてみましょう。 このような場面で、子供にどう声をかけてほめますか?吹き出しに書いてみてください。時間は1分です。始めてください。 【個人思考】(1分経過) どのように書かれましたか?(1、2人の先生に尋ねる。適宜、肯定的なコメントを入れる。) ありがとうございました。★
YOUメッセージ 他者からの評価 に価値 ・結果をほめる ・対象者をほめる 「ほめる」 ほめてもらえた! 人より優れた自分すごいでしょ! 100点を取る なんて! (君は)すごいね。 YOUメッセージ ≪スライド17~19で5分≫ では、このような伝え方はどうでしょうか。 先生は、「100点を取るなんて!(君は)すごいね。」と褒めています。この褒め方の場合、まず、100点を取ったという結果や成果を褒めています。また、「君はすごいね」と対象者を褒めています。これを、「YOUメッセージ」と言い、「あなたは~だね。」というように「あなた(子供)」を主語にして伝える方法です。 このように褒める場合もあると思いますが、★結果や対象者を褒めることを重ねると、子供は他者からの評価に価値をおくようになっていき、結果が出なければ褒められない、と思ってしまうようになりがちです。他者からの評価に価値を置くようになり、やがて褒められなければやらない、という態度につながっていくことがあります。★ 他者からの評価 に価値 ・結果をほめる ・対象者をほめる
Iメッセージ 行為そのもの に価値 ・行為をほめる ・過程をほめる 伝え方のポイント「ほめる」 自分にもできる 毎日こつこつ ことがある! ことがある! 頑張ってよかった! 毎日こつこつ 頑張ったね! (私は)感心したよ。 Iメッセージ ≪スライド17~19で5分≫ 一方、こちらは、「私は感心したよ。」と褒めています。これを「Iメッセージ」と言い、「私」を主語にして伝える方法です。★「あなたの頑張りを見ていると、私も励まされるなぁ。」「ノートがきちんとまとまっているね。先生も見習いたいよ。」など、「あくまで話し手の意見」として伝えることで、素直に受け入れられ、押しつけられた気がしないので、相手に気持ちが届きやすい伝え方です。 こういった、行為や過程を褒めることを重ねていくと、★子供は「毎日こつこつ頑張った」という行為そのものに価値をおくようになっていきます。 結果ではなく、行為や頑張った過程に価値を置くようになると、失敗しても、また頑張ろうと思えたり、他者からの評価がなくても頑張ろうという気持ちをもつことができたりすることにつながります★ 行為そのもの に価値 ・行為をほめる ・過程をほめる
先生は、毎朝通勤途中に、B子が苦手なマラソンの練習をしている姿を見かけていました。今日のマラソン大会でB子は見事完走することができました。 伝え方 演習① B子にどのように声をかけますか? 先生は、毎朝通勤途中に、B子が苦手なマラソンの練習をしている姿を見かけていました。今日のマラソン大会でB子は見事完走することができました。 【先生役】 【B子役】 ≪スライド21で7分≫ それでは、「伝え方」の演習をしてみましょう。状況はこうです。「先生は、毎朝通勤途中に、B子が苦手なマラソンの練習をしている姿を見かけていました。今日のマラソン大会でB子は見事完走することができました。」 さて、先生は、B子にどのように声をかけますか。先ほどとは違う二人組でロールプレイングをしてもらいます。新たにペアを組んでください。 (決まったら) では、ロールプレイングを始める前に、少し考える時間をとります。左の吹き出しに、先生は、どのように声をかけるか、先ほどの『伝え方のポイント「ほめる」』を基に考えて書いてください。時間は1分です。始めてください。 【個人思考】(1分経過) 時間がきました。では、ロールプレイの1回目です。先生役とB子役を決めてください。 では、先生役の声かけから始めますが、★(スライド右の枠を示しながら)B子役は、B子が練習を頑張っていた訳を、①~③の中から一つ選んでください。そして、その訳に従って、アドリブで言葉を返し、会話を続けてください。何を選んだかは、先生役には伝えないでくださいね。(様子を見て)よろしいでしょうか。時間は1分です。先生役の声かけから始めてください。 【演習】(1分経過) ありがとうございました。では、役割を交替して、2回目を行います。 (交替して、準備ができたら) では、B子役はB子が練習を頑張っていた訳を選んでください。(様子を見て)よろしいでしょうか。時間は1分です。先生役の声かけから始めてください。 ありがとうございました。(演習でよかったところを一つ紹介してください。) 「結果」をほめることも当然あると思いますが、これからは、更に、努力してきた「過程」も併せてほめるということを意識して、子供たちに関わっていきましょう。★
C子 授業のチャイムが鳴っても、 喋っている子供に・・・ どのように声をかけますか? ≪スライド21~23で5分≫ C子 授業のチャイムが鳴っても、 喋っている子供に・・・ ≪スライド21~23で5分≫ 次は、伝え方の「叱る」についてです。これも、具体的な例で考えてみましょう。 このような場面で、子供にどう声をかけますか?吹き出しに書いてみてください。時間は1分です。始めてください。 【個人思考】(1分経過) どのように書かれましたか?(1、2人の先生に尋ねる。適宜、肯定的なコメントを入れる。) ありがとうございました。★
YOUメッセージ ・気持ちを否定する ・対象者を否定する 「叱る」 授業が始まるから「話 の続きは後にしよう」 って話してただけなの に…私はダメな子 だと思われている。 なに喋ってるんだ! 授業が始まっていることが分からないのか。 (君は)ダメだな。 YOUメッセージ ≪スライド21~23で5分≫ では、このような伝え方はどうでしょうか。 先生は、「YOUメッセージ」で「なに喋ってるんだ!」と、子供の気持ちをくみ取らず否定し、さらに、「チャイムが聞こえないのか。君はダメだな。」と対象者も否定しています。 このように叱られると、★『授業が始まるから「話の続きは後にしょう」って話してただけなのに…。私はダメな子だと思われている。』と、自己肯定感を下げてしまい、「次はちゃんとしよう、頑張ろう」という気持ちにはなりにくくなりますね。★ ・気持ちを否定する ・対象者を否定する 子供の自己肯定感を下げ、反省につながりにくい
Iメッセージ ・気持ちは認める ・行為を叱る 伝え方のポイント「叱る」 子供の反省を促進し、 行動修正につながりやすい あ、みんなに迷惑かけちゃった! 一言でもやめと けばよかった。 何かあったの? 授業が始まったのに 喋ってると (先生は)困るなあ。 Iメッセージ ≪スライド22~24で5分≫ 一方、こちらの先生は、「何かあったの?授業が始まったのに喋ってると、(先生は)困るなあ。」と言っています。 「何かあったの?」と、まず、気持ちをくみ取ろうとしています。そして、「授業が始まったのに喋ってると」と、行為に焦点を当て、「Iメッセージ」で、「先生は困るなあ。」と伝えています。★すると、「みんなに迷惑かけちゃった!一言でもやめとけばよかった。」と、行動修正につながりやすくなります。 ポイントは、気持ちは否定せず受け止めて、だけど、行為は叱る、ということです。★ ・気持ちは認める ・行為を叱る 子供の反省を促進し、 行動修正につながりやすい
D男にどのように声をかけますか? イライラした様子のD男が教室の ゴミ箱を蹴飛ばしました。 伝え方 演習② ≪スライド26で7分≫ イライラした様子のD男が教室の ゴミ箱を蹴飛ばしました。 【先生役】 【D男役】 ≪スライド26で7分≫ それでは、「伝え方」の演習②をしてみましょう。先ほどの演習①の役割を入れ替わって行います。 状況はこうです。「イライラした様子のD男が教室のゴミ箱を蹴飛ばしました。」 さて、先生は、D男にどのように声をかけますか。 また、ロールプレイングを始める前に、少し考える時間をとります。 左の吹き出しに、先生は、どのように声をかけるか、先ほどの『伝え方のポイント「叱る」』を基に考えて書いてください。 D男役は、どのような理由でイライラしていたのか、右の吹き出しの【例】を参考に考えて書いてください。 時間は1分です。お互いに見えないように書いてください。 【個人思考】(1分経過) 時間がきました。 では、ロールプレイを始めます。先生役の声かけから始めますが、D男役は、先ほど考えた「D男がイライラしていた理由」に従って、アドリブで言葉を返し、会話を続けてください。(様子を見て)よろしいでしょうか。時間は1分です。先生役の声かけから始めてください。では、どうぞ。 【演習】(1分経過) ありがとうございました。 さて、伝え方「叱る」を体験をしてもらいました。叱る役、叱られる役、それぞれが感じたことを交流してください。時間は1分です。始めてください。 【ペア協議】(1分経過) どんな感想が出たか、少し聞いてみたいと思います。 (1、2人の先生に尋ねる。適宜、肯定的なコメントを入れてください。) 叱るときは、そうせざるを得なかった子供の気持ちを受けとめた上で、「行為」を叱るということを意識して、行動修正につなげるように関わっていきましょう。★
感謝・共感「ありがとう」 過程・達成を重視 失敗を受容 成長を重視 「前向きになれる」伝え方のポイント ≪スライド26~30で2分≫ このような「前向きになれる」伝え方をすることにより、周りの評価に左右されて行動するのではなく、何かに取り組んでいること自体に価値を置き、何事にも、自分でできることから、少しずつ挑戦しようとする心が育っていきます。★ 成長を重視
研修の進め方 4 まとめ ≪スライド22、23で1分≫ 今日のまとめです。★
最後に・・・ 日頃から 信頼感 気持ちを敏感に 感じ取りましょう 一人一人の 思いに寄り添い ≪スライド30、31で1分≫ ここまで、「教職員のコミュニケーション力」について考えてきました。今日の学びを生かすのは、子供を指導する場面や、相談等で子供の話を聴くという場面に限りません。子供との、ちょっとした会話の中で、また、授業中や部活動(クラブ)の指導中など、あらゆる場面に共通して大切なことです。 子供との信頼関係を築くために、まずは常日頃からの、よりよいコミュニケーションを大切にしていきましょう。★
研修の進め方 ≪スライド24~26で7分≫ 今日の研修の最後です。★ チャレンジ! 子供にかける「前向きになれる言葉」 5
思い出してみましょう。 心に残る、前向きになれた言葉 <メモ> ≪スライド33~36で8分≫ 「前向きになれる言葉」は心に残ります。先生方も、今まで自分にかけられた前向きになれる言葉を、心の中に一つ、二つ、もっているのではないでしょうか。かけられた言葉が思い浮かばなければ、本や映画の言葉でも、格言でもOKです。心に残る、前向きになれた言葉を、上の四角に書いてみてください。時間は1分です。始めてください。 【個人思考】(1分経過) 時間がきました。では、グループの方と、今、先生方が書かれた言葉やエピソードを共有しましょう。司会の先生、進行をお願いします。時間は3分です。始めてください。 【グループ協議】(3分経過) ありがとうございました。今、共有した言葉が学級(HR)にあふれるとよいですよね。★
チャレンジ! 気持ちが前向きになれるように、 という言葉をかけます。 資料② ※資料②をご覧ください。 ≪スライド33~36で8分≫ © 岡山県「ももっち」 ※資料②をご覧ください。 気持ちが前向きになれるように、 という言葉をかけます。 ≪スライド33~36で8分≫ 配付している資料②を出してください。 最後に、「チャレンジ!」として、子供にかける「気持ちが前向きになれる言葉」を、四角の中に書いてください。先ほど、グループの先生に紹介した言葉でもよいし、グループの先生方から聞いた言葉を参考にして、新たに決めても構いません。時間は1分です。始めてください。 【個人思考】(1分経過) 何人かの先生に聞いてみましょう。 (2、3人の先生に尋ねる。適宜、肯定的なコメントを入れる。) ありがとうございました。★ © 岡山県「うらっち」