数理統計学 第8回 西山
平均値と分散の公式 ゲタの公式 合計の公式 分散の求め方
正規分布の利用法①―標準値 標準値にする. 数値表を使う. 標準値をZとか、S.S.といいますが・・・
正規分布の利用法②―数値表 教科書の258頁を見なさい N(0,1) S.Sが1.0以上になる確率じゃ!
練習問題【1】 身長分布はN(168,100)の正規分布が当てはまっています。 身長をXとして、Xの値が2シグマ区間に入る確率を求めなさい。2シグマ区間とは標準値が-2から+2までの区間のこと。
練習問題【2】 身長分布はN(168,100)の正規分布が当てはまっています。 身長をXとして、Xの値が3シグマ区間に入る確率を求めなさい。3シグマ区間とは標準値が-3から+3までの区間のこと。
練習問題【3】 変数Xの平均はE[X]=1である。Y=2X+1とすれ ばE[Y]はいくらか。 変数Xの分散はV[X]=10である。Y=2X-3とす るとV[Y]はいくらか。 サイコロを振って、目の数1,2が出れば1、それ 以外の目が出れば0となる変数をXとおく。E[X]、 V[X]を求めよ。
解答【3‐(1)】 E[Y]=E[2X+1] =2E[X]+1 =2×1+1 = 3 この辺が新しいところですね
解答【3】‐(2)、(3) V[2X-3] = V[2X] = 22V[X] = 4×10 = 40 Xの値 確率 0 1 E[X] = 0 ×2/3 + 1×1/3 = 1/3 E[X2] = 02 ×2/3 + 12 ×1/3 = 1/3 V[X] = E[X2]-(E[X])2 =1/3 -(1/3)2