二分木説明 点Cの座標を求めよ。.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 設計基礎コース もう一度学ぶ材料力学の基礎 座屈 ( Buckling ) 長軸に軸方向圧縮力を作用させると、ある荷 重で急に軸が曲がる。 この急に曲がる荷重条件を探る。 X の位置での曲げモーメントは たわみの微分方程式は.
Advertisements

1 運動方程式の例2:重力. 2 x 軸、 y 軸、 z 軸方向の単位ベクトル(長さ1)。 x y z O 基本ベクトルの復習 もし軸が動かない場合は、座標で書くと、 参考:動く電車の中で基本ベクトルを考える場合は、 基本ベクトルは時間の関数になるので、 時間で微分して0にならない場合がある。
●モールの応力円 (土質力学編) (圧縮正) γz ・土中応力=土かぶり圧(γz)+ 荷重qによる伝達応力
片持梁系トラスを節点法で解く方法をマスターする。
三角関数演習問題 r b a [ 三角関数 ] θ 信号理論 (金田) 1演-1 (答は別紙の解答用紙に記入する)
・力のモーメント ・角運動量 ・力のモーメントと角運動量の関係
伝達事項 皆さんに数学と物理の全国統一テストを受けても らいましたが、この時の試験をまた受けていただ きます。
形状を平行移動や回転移動させて位置を変えたり,拡大・縮小して変形させる方法を説明する.
有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中列 右列 前で4章宿題、アンケートを提出し、 4章小テスト問題、5章講義レポート課題を受け取り、
中学数学1年 5章 平面図形 §1 図形の基礎と移動 (7時間).
Princess, a Strategiest
一次関数のグラフ(式を求めること) 本時の流れ ねらい「グラフや座標など与えられた条件をもとに一次 関数の式を求める。」 ↓
一次関数のグラフ(式を求めること) 本時の流れ ねらい「グラフや座標など与えられた条件をもとに一次 関数の式を求める。」 ↓
CGプログラミング論 平成28年6月1日 森田 彦.
・y=sinθのグラフとy=2sinθのグラフ ・y=sinθのグラフとy=sin2θのグラフ ・周期と値域
大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 宇宙物理研究室 B 木村悠哉
5.アンテナの基礎 線状アンテナからの電波の放射 アンテナの諸定数
ランダムウォークに関するいくつかの話題 ・ランダムウォークの破産問題 ・ランダムウォークの鏡像原理 1 小暮研究会Ⅰ 11月12日
伝達事項 試験は6/6 (土) 1限目の予定です。.
透視投影(中心射影)とは  ○ 3次元空間上の点を2次元平面へ投影する方法の一つ  ○ 投影方法   1.投影中心を定義する   2.投影平面を定義する
慣性モーメントを求めてみよう.
3次元での回転表示について.
本時のねらい 「円周角と中心角の意味を理解し、二つの角の関係について、操作・実験を通して予測したことを確認し、定理としてまとめる。」
動力学(Dynamics) 運動方程式のまとめ 2008.6.17
2.2.1 ブラベー格子 単位格子:原子が配列している周期的な配列の中で最も     単純で最小な単位    
本時のねらい 「相似の意味と性質を理解し、相似な図形の辺の長さや角度を求めることができる。」
CGプログラミング論 平成28年5月25日 森田 彦.
Computer Graphics 第3回 座標変換 芝浦工業大学情報工学科 青木 義満
“まっすぐ”と最短経路 - “直線”,ビリヤード,ネットワーク -
マイケルソン・モーレーの実験の検証 マイケルソン・モーレーの実験ではもう一つの往復光を垂直方向に分けて行った。
繰り返し計算 while文, for文.
5 図形と相似 1章 図形と相似 §4 平行線と線分の比         (5時間).
本時のねらい 「直角三角形の合同条件を導き、それを理解し、証明ができるようにする。」
大学院物理システム工学専攻2004年度 固体材料物性第7回 -光と磁気の現象論(2)-
電磁気学C Electromagnetics C 5/28講義分 電磁波の反射と透過 山田 博仁.
プロジェクト演習III,V <インタラクティブ・ゲーム制作> プログラミングコース
本時のねらい 「三角形の1辺に平行な直線が他の2辺と交わるとき、それぞれの交点は、その2辺を等しい比に分けることを理解する。」
5章  3次元形状を2次元面に投影する 3次元空間内に定義した形状を,2次元面上(ディスプレイのスクリーン面,プリンタの紙面など)に投影して表示するために必要になる変換について説明する.
2節 連立方程式の利用 1.連立方程式を使った問題
平行線と面積 平行な直線と面積の 関係を考えます。.
3次元での回転表示について.
図形の移動 穴吹中学校  磯村  淳.
超音波センサの方向から車体の方向を計算 a = 0.6 車軸の中点と超音波センサの回転軸との距離(cm)
中3数 三平方の定理の利用 内 容 2つの三角定規の3辺の比 平面図形への利用 座標平面上の2点間の距離を求める。
有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中列 右列.
X軸方向にa間隔、Y軸方向にb間隔で並んだ格子点 (単位格子:a×bの長方形) ミラー指数(2次元の例) a
動力学(Dynamics) 力と運動方程式 2008.6.10
中学数学1年 5章 平面図形 §2 作図 (3時間).
本時の目標 平行移動の意味と性質を、図をかくことにより理解する。
本時の目標 「身近にある事象を、相似な図形の性質を使って解決することができる。」
中点連結定理 本時の目標 「中点連結定理を理解する。」
第3回 基礎作図 基本的な作図法をしっかりと学ぶ! 本日の課題.
中3数 三平方の定理の計算 三平方の定理の逆 中学校 3年数学 三平方の定理 授業第2時に実施する。
逆運動学:手首自由度 運動学:速度、ャコビアン 2008.5.27
フーリエ級数.
8方向補間ブロックマッチングの実装 福永研究室 数理科学コース 学部4年 能城 真幸.
構造地質学II-5 歪解析2次元実例.
地理情報システム論(総)/ 国民経済計算論(商)
地理情報システム論 第4回 コンピュータシステムおける データ表現(2)
プロジェクト演習III,V <インタラクティブ・ゲーム制作> プログラミングコース
Winston cone を用いた チェレンコフカウンター
桐蔭横浜大学 工学部 ロボット工学部 T21R001 秋山朋之
大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 学生番号 B02-014 伊藤 誠
第22回講義の要点 断面諸量 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
CGプログラミング論 平成28年5月18日 森田 彦.
ここでは、歪エネルギーを考察することにより、エネルギー原理を理解する。
下の図のように、直角三角形と正方 形が直線ℓ上に並んでいる。 8cm 8cm ℓ 8cm 8cm.
ベクトル関数の回転(カール、ローティション)
3 一次関数 1章 一次関数とグラフ §4 方程式とグラフ         (3時間).
空間図形の取り扱いについて.
Presentation transcript:

二分木説明 点Cの座標を求めよ。

二分木とは 任意の2点A,Bが与えられて 線分BC,BDに対しても同様の2点を確定していく。 これを繰り返すとき,できる図形を二分木という。 rAB θ B θ D A 任意の2点A,Bが与えられて 線分BC,BDに対しても同様の2点を確定していく。 これを繰り返すとき,できる図形を二分木という。 線分ABの延長方向に角θ,-θほど分かれた方向に ABのr倍の長さの線分を引きその先端をC,Dとする。 任意の角θ と任意の比率rが与えられると

(1)B(0,0) BC=r x軸とBCのなす角θ r x y C r r sinθ θ y r cosθ sinθ=- r x C( r cosθ , r sinθ )

(2) A(0,0), B(1,0) AB=1 , BC=r , x軸とBCのなす角θ r sinθ r cosθ C( r cosθ , r sinθ )

(2) A(0,0), B(1,0) AB=1 , BC=r , x軸とBCのなす角θ r sinθ θ 1 A B r cosθ C( 1 + r cosθ , r sinθ )

(3)点P(x,y)を原点Oの周りに αほど回転した点C OPがx軸となす角をβ とすると C O x y P β y P α β x O C( OP cos(α+β) , OP sin(α+β) ) C( OC cos(α+β) , OC sin(α+β) )

(3)点P(x,y)を原点Oの周りに αほど回転した点C C(OP cos(α+β) , OP sin(α+β) ) OPcos(α+β)= cosαcosβ- OPsinαsinβ OPcos(α+β)=OPcosαcosβ- OPsinαsinβ OPcos(α+β)=cosαOPcosβ- sinαOPsinβ y x ここで sinβ= cosβ= OP OP を代入すると OPcos(α+β)= cosα x - sinα y OPcos(α+β)= x cosα - y sinα

(3)点P(x,y)を原点Oの周りに αほど回転した点C C(OP cos(α+β) , OP sin(α+β) ) OPsin(α+β)= sinαcosβ+ OPcosαsinβ OPsin(α+β)=OPsinαcosβ+ OPcosαsinβ OPsin(α+β)=sinαOPcosβ+ cosαOPsinβ y x ここで sinβ= cosβ= OP OP を代入すると OPsin(α+β)=sinα x + cosα y OPsin(α+β)= x sinα + y cosα

(3)点P(x,y)を原点Oの周りに αほど回転した点C β x y C(OP cos(α+β) , OP sin(α+β) ) C( x cosα- y sinα , x sinα+ y cosα )

(3例題)点P(3,1)を原点Oの周りに 30°ほど回転した点Cを求めよ 30° 3 1 C( x cosα- y sinα , x sinα+ y cosα ) C(         ,         ) 2 3√3-1 3+√3

(2) A(0,0), B(1,0) AB=1 , BC=r , x軸とBCのなす角θ r sinθ r cosθ A 1 C( 1 + r cosθ , r sinθ )

(4) A(0,0), AB=1 , BC=r , x軸とABのなす角α,BCのなす角θ r sinθ r cosθ A 1 α P( 1 + r cosθ , r sinθ )をαほど回転した点 P( 1 + r cosθ , r sinθ )を(3)に代入した点

(4) A(0,0), AB=1 , BC=r , x軸とABのなす角α,ABとBCのなす角θ (2) P( x , y )= P( 1 + r cosθ , r sinθ ) を (3)C( x cosα- y sinα , x sinα+ y cosα ) に代入する  x= 1 + r cosθ    y= r sinθ C((1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα ,      (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα )

(5) と(4)の関係 C ky C y k 1 x kx C( x , y ) C( kx , ky ) C ky+y0 k y0 x0 k倍に拡大 x A A kx C( x , y ) C( kx , ky ) C ky+y0 k 平行移動 y0 A x0 kx+x0 C( kx+x0 , ky+y0 )

(4) y1-y0 sinα= AB x1-x0 cosα= rAB AB (5) y1 15 y0 x0 x1

(4) A(0,0), AB=1 , BC=r , x軸とABのなす角α,ABとBCのなす角θ C((1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα ,      (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα ) (5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ (4)の答をAB倍してからx軸方向にx0,y軸方向にy0ほど平行移動すればよい。 C(AB{ (1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα}+ x0, AB { (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα}+ y0 )

(4) A(0,0), AB=1 , BC=r , x軸とABのなす角α,ABとBCのなす角θ C((1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα ,      (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα ) (5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ (4)の答をAB倍してからx軸方向にx0,y軸方向にy0ほど平行移動すればよい。 C(AB{ (1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα}+ x0, AB { (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα}+ y0 )

(5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ C(AB{ (1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα}+ x0, AB { (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα}+ y0 )

(5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ C(AB{ (1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα}+ x0, AB { (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα}+ y0 ) C( (1 + r cosθ ) AB cosα- r sinθ ABsinα+ x0, (1 + r cosθ ) ABsinα+ r sinθ ABcosα+ y0 ) y1-y0 x1-x0 sinα= cosα= AB AB 19 C( (1 + r cosθ )(x1-x0) - r sinθ(y1-y0) + x0, (1 + r cosθ )(y1-y0)+ r sinθ(x1-x0)+ y0 )

(5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ C(AB{ (1 + r cosθ ) cosα- r sinθ sinα}+ x0, AB { (1 + r cosθ )sinα+ r sinθ cosα}+ y0 ) C( (1 + r cosθ ) AB cosα- r sinθ ABsinα+ x0, (1 + r cosθ ) ABsinα+ r sinθ ABcosα+ y0 ) y1-y0 x1-x0 sinα= cosα= AB AB 20 C( (1 + r cosθ )(x1-x0) - r sinθ(y1-y0) + x0, (1 + r cosθ )(y1-y0)+ r sinθ(x1-x0)+ y0 )

(5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ C( (1 + r cosθ )(x1-x0) - r sinθ(y1-y0) + x0, (1 + r cosθ )(y1-y0)+ r sinθ(x1-x0)+ y0 ) C((x1-x0)(1 + r cosθ ) - (y1-y0)r sinθ + x0, (y1-y0) (1 + r cosθ ) + (x1-x0) r sinθ+ y0 ) 21

(5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ C((x1-x0)(1 + r cosθ ) - (y1-y0)r sinθ + x0, (y1-y0) (1 + r cosθ ) + (x1-x0) r sinθ+ y0 ) rAB y1 22 y0 x0 x1

(5) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=rAB , ABとBCのなす角θ C( (1 + r cosθ )(x1-x0) - r sinθ(y1-y0) + x0, (1 + r cosθ )(y1-y0)+ r sinθ(x1-x0)+ y0 ) C((x1-x0)(1 + r cosθ ) - (y1-y0)r sinθ + x0, (y1-y0) (1 + r cosθ ) + (x1-x0) r sinθ+ y0 ) rAB y1 23 y0 x0 x1

(問) A(x0,y0), B(x1,y1) , BC=BD=rAB , ABとBC,BDのなす角θ C((x1-x0)(1 + r cosθ ) - (y1-y0)r sinθ + x0, (y1-y0) (1 + r cosθ ) + (x1-x0) r sinθ+ y0 ) D((x1-x0)(1 + r cos(-θ) ) - (y1-y0)r sin(-θ) + x0, (y1-y0) (1 + r cos(-θ) ) + (x1-x0) r sin(-θ)+ y0 ) D((x1-x0)(1 + r cosθ ) + (y1-y0)r sinθ + x0, (y1-y0) (1 + r cosθ ) - (x1-x0) r sinθ+ y0 ) cos(-θ) = cos θ y1 sin(-θ) = -sin θ y0 x0 x1