x: 質量モル濃度を mol kg-1 単位で   表した時の数値部分 上の式は実験(近似)式であり、 ½乗に物理的な意味はない。

Slides:



Advertisements
Similar presentations
課題 1 課題提出時にはグラフを添付すること. この反応が1次であることを示すためには、 ln ([N 2 O 5 ] 0 / [N 2 O 5 ]) vs. t のプロットが原点を通る直線となることを示せばよい。 与えられたデータから、 t [s] ln ([N.
Advertisements

医薬品素材学 I 月日講義内容担当者 4/12 1 物質の状態 I 【総論、気体の性質】 安藝 4/19 2 物質の状態 I 【エネルギー、自発的な変 化】 安藝 4/26 3 物質の状態 II 【物理平衡】安藝 5/10 4 物質の状態 II 【溶液の化学】池田 5/17 5 物質の状態 II 【電気化学】池田.
4・6 相境界の位置 ◎ 2相が平衡: 化学ポテンシャルが等しい     ⇒ 2相が共存できる圧力と温度を精密に規定     ・相 α と β が平衡
相の安定性と相転移 ◎ 相図の特徴を熱力学的考察から説明 ◎ 以下の考察
1.ボイルの法則・シャルルの法則 2.ボイル・シャルルの法則 3.気体の状態方程式・実在気体
◎ 本章  化学ポテンシャルという概念の導入   ・部分モル量という種類の性質の一つ   ・混合物の物性を記述するために,化学ポテンシャルがどのように使われるか   基本原理        平衡では,ある化学種の化学ポテンシャルはどの相でも同じ ◎ 化学  互いに反応できるものも含めて,混合物を扱う.
医薬品素材学 I 1 物理量と単位 2 気体の性質 1-1 物理量と単位 1-2 SI 誘導単位の成り立ち 1-3 エネルギーの単位
反応ギブズエネルギー  ΔrxnG (p. 128).
医薬品素材学 I 3 熱力学 3-1 エネルギー 3-2 熱化学 3-3 エントロピー 3-4 ギブズエネルギー 平成28年5月13日.
3 二次方程式 1章 二次方程式 §2 二次方程式と因数分解         (3時間).
化学反応式 化学反応:ある物質が別の物質に変化 反応物 → 生成物 例:酸素と水素が反応して水ができる 反応物:酸素と水素 生成物:水
課題 1.
2009年8月27日 熱流体力学 第14回 担当教員: 北川輝彦.
高等学校(工業) 国際単位系(SI).
2009年5月28日 熱流体力学 第7回 担当教員: 北川輝彦.
医薬品素材学 I 4 物質の状態 4-1 溶液の蒸気圧 4-2 溶液の束一的性質 平成28年5月20日.
5章 物質の三態(気体・液体・固体)と気体の法則 2回
課題 1 P. 188 解答 ΔvapS = ΔvapH / T より、 T = ΔvapH / ΔvapS 解答
課題 1.
○ 化学反応の速度     ・ 反応のある時点(たいていは反応開始時、ξ=0)について数値      として示すことが可能
方程式と不等式 1次方程式 1次不等式.
反応性流体力学特論  -燃焼流れの力学- 燃焼の流体力学 4/22,13 燃焼の熱力学 5/13.
速度式と速度定数 ◎ 反応速度 しばしば反応原系の濃度のべき乗に比例 # 速度が2種の原系物質 A と B のモル濃度に比例 ⇐ 速度式
回帰分析の結果、直線の傾きは ×104 と求められ、 EA = -(傾き)×R = (2.71×104)×8.31
◎ 本章  化学ポテンシャルという概念の導入   ・部分モル量という種類の性質の一つ   ・混合物の物性を記述するために,化学ポテンシャルがどのように使われるか   基本原理        平衡では,ある化学種の化学ポテンシャルはどの相でも同じ ◎ 化学  互いに反応できるものも含めて,混合物を扱う.
課題 1 P. 188.
課題 1 ⇒ V = VW nW + VE nE 溶液の体積を 1000 cm3 とすると、 溶液の質量は?                        水、エタノールの物質量は?
演習課題 1 (P. 137).
2009年5月21日 熱流体力学 第6回 担当教員: 北川輝彦.
化学生命理工学実験 II アフィニティークロマトグラフィー (2)
測定時にガラス電極の横の窓を開けるのは 電極の内部圧を開放し、ピンホール状に開いている液絡部から比較電極内部液(KCl)が染み出るようにするため KCl セラミックなどの多孔質でできています。 HCl.
課題 1.
(d) ギブズ - デュエムの式 2成分混合物の全ギブスエネルギー: 化学ポテンシャルは組成に依存
22章以降 化学反応の速度 本章 ◎ 反応速度の定義とその測定方法の概観 ◎ 測定結果 ⇒ 反応速度は速度式という微分方程式で表現
課題 1 課題提出時にはグラフを添付すること.
中和反応 /16.
課題 熱力学関数 U, H, S, A, G の名称と定義を書け dS, dGの意味を書け ⊿U, ⊿H, ⊿G の意味を書け.
課題 熱力学関数 U, H, S, A, G の名称と定義を書け dS, dGの意味を書け ⊿U, ⊿H, ⊿G の意味を書け.
Diffusion coefficient (拡散係数)
相の安定性と相転移 ◎ 相図の特徴を熱力学的考察から説明 ◎ 以下の考察
FUT 原 道寛 学籍番号__ 氏名_______
FUT 原 道寛 学籍番号__ 氏名_______
課題 1 P. 188.
(d) ギブズ - デュエムの式 2成分混合物の全ギブスエネルギー: 化学ポテンシャルは組成に依存
低温物体が得た熱 高温物体が失った熱 = 得熱量=失熱量 これもエネルギー保存の法則.
課題 1.
◎ 本章  化学ポテンシャルの概念の拡張           ⇒ 化学反応の平衡組成の説明に応用   ・平衡組成       ギブズエネルギーを反応進行度に対してプロットしたときの極小に対応      この極小の位置の確定         ⇒ 平衡定数と標準反応ギブズエネルギーとの関係   ・熱力学的な式による記述.
モル(mol)は、原子・分子の世界と 日常世界(daily life)をむすぶ秤(はかり)
近代化学の始まり ダルトンの原子論 ゲイリュサックの気体反応の法則 アボガドロの分子論 原子の実在証明.
今後の予定 7日目 11月12日 レポート押印 1回目口頭報告についての説明 講義(4章~5章),班で討論
課題 1 N3H N3H 3 3 N2 H2 N2 H2.
課題 1.
課題 1 課題提出時にはグラフを添付すること.
(解答) 式(6.12)  Δp = (ΔH / ΔV )×ln (Tf / Ti)
熱量 Q:熱量 [ cal ] or [J] m:質量 [g] or [kg] c:比熱 [cal/(g・K)] or [J/(kg・K)]
課題 1 課題提出時にはグラフを添付すること.
課題 1 課題提出時にはグラフを添付すること.
課題 1.
相の安定性と相転移 ◎ 相図の特徴を熱力学的考察から説明 ◎ 以下の考察
課題 1 ⇒ V = VW nW + VE nE 溶液の体積を 1000 cm3 とすると、 溶液の質量は?                        水、エタノールの物質量は?
課題 1 課題提出時にはグラフを添付すること.
電解質を添加したときの溶解度モデル – モル分率とモル濃度
V = VW nW + VE nE ヒント P142 自習問題5・1 溶液の体積を 1000 cm3 とすると、 溶液の質量は?
ねらい 数値積分を例題に、擬似コードのアルゴリズムをプログラムにする。
外部条件に対する平衡の応答 ◎ 平衡 圧力、温度、反応物と生成物の濃度に応じて変化する
課題 1.
FUT 原 道寛 学籍番号__ 氏名_______
固体→液体 液体→固体 ヒント P131  クラペイロンの式 左辺の微分式を有限値で近似すると?
ヒント (a) P. 861 表22・3 積分型速度式 のどれに当てはまるか? (b) 半減期の定義は?  
ヒント.
Presentation transcript:

x: 質量モル濃度を mol kg-1 単位で   表した時の数値部分 上の式は実験(近似)式であり、 ½乗に物理的な意味はない。   → 式の上では x は無次元数

∫ dvA = -∫ (nB/nA) dvB (i) 積分区間  始点     終点 左辺   vA* (純粋なA) vA          右辺    0 (Bはない)  vB (i)式の左辺= vA - vA*

∫ dvA = -∫ (nB/nA) dvB (i)   vB = 32.280 + 18.216 x1/2 に置換  → dvB = {(1/2)×18.216 x -1/2} dx = 9.108 x -1/2 dx (i)式の右辺 = - ∫ (nB/nA) (9.108 x -1/2 ) dx 積分区間  始点     終点          vB     0 (Bはない)  vB x      0 x

x nA × MA = 1 kg 水

課題 1

例題5・1と同様に、                                 塩Bでは、VB = vB= 6.128 + 5.146 x-7.147 x2 より、 dvB = (5.146-14.29x ) dx (5.146x-14.29x2 ) dx = 18.079 -(1.802×10-2)× (5.1246/2 x2 -14.29/3 x3) = 18.079 -0.0462x2 + 0.858x3

課題 2

H2 N2 H2 + N2 p [atm] 2.0 3.0 PH2 + PN2 = P n [mol] 2.0 4.0 6.0 T [K] 298 298 298 V [m3] V1 V2 V1 + V2 混合前のH2, N2の圧力を 2A, 3A [Pa] とおくと、pV = nRT より、 (A = 105 / 1.013)            V1 = (2.0 RT) / (2A) = RT/A [m3]    V2 = (4.0 RT) / (3A) = 4RT/3A [m3] よって、混合後の体積は V = V1 + V2 = 7RT/3A [m3] 混合後の全圧は P = (6.0 RT) / (7RT/3A) = (18/7)A [Pa] となり、 H2, N2の分圧はそれぞれPH2 = (2.0/6.0) P = (6/7)A [Pa],  PN2 = (12/7)A [Pa]  となる これをそれぞれ (6/7)B [bar], (12/7)B [bar]と表すと、混合のギブズエネルギーは (B = 10-5 A = 1/1.013) ΔmixG = (2.0 RT){ ln (6/7)B -ln 2B} + (4.0 RT){ ln (12/7)B -ln 3B} = (2.0 RT)×ln (3/7) + (4.0 RT)× ln (4/7) = 2.0×8.31×298×(-0.847) + 4.0×8.31×298×(-0.560)     = -9.74×103 [J] = -9.7 [kJ]   

H2 N2 H2 + N2 p [atm] 2.0 2.0 PH2 + PN2 = P n [mol] 2.0 4.0 6.0 T [K] 298 298 298 V [m3] V1 V2 V1 + V2 混合前のH2, N2の圧力を 2A, 2A [Pa] とおくと、pV = nRT より、        V1 = (2.0 RT) / (2A) = RT/A [m3]    V2 = (4.0 RT) / (2A) = 2RT/A [m3] よって、混合後の体積は V = V1 + V2 = 3RT/A [m3] 混合後の全圧は P = (6.0 RT) / (3RT/A) = 2A [Pa] となり、 H2, N2の分圧はそれぞれPH2 = (2.0/6.0) P = (2/3)A [Pa],  PN2 = (4/3)A [Pa]  となる これをそれぞれ (2/3)B [bar], (4/3)B [bar]と表すと、混合のギブズエネルギーは ΔmixG = (2.0 RT){ ln (2/3)B -ln 2B} + (4.0 RT){ ln (4/3)B -ln 2B} = (2.0 RT)×ln (1/3) + (4.0 RT)× ln (2/3) = 2.0×8.31×298×(-1.10) + 4.0×8.31×298×(-0.405) 5     = -9.45×103 [J] = -9.5 [kJ]