自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する -

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お忙しいところ、ご参加くださり、 本当にありがとうございます! お席はご自由に! 開始まで、ぜひ名刺交換を! 後ろの机のお茶、どうぞご自由に! ご持参くださったお菓子には、ぜひ付箋を! IIHOEの刊行物を、後方でご紹介しております。 「自治体の社会責任調査」発売中! 「第4回 協働環境調査」は今日だけ1,050円!
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課長のお話&事例のご紹介から ・10年後のめざす姿:「新しい公共」の姿として、県民一人 ひとりがくらしの満足度を高めていく主体となり、公益的 活動に参加することで、県民、CSO、企業、行政等の 多様な主体が公共を担っている。 → 県民を「消極的な消費者」から「積極的な市民」に + 公共サービスを行政だけが提供するのではなく、
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地域福祉協議会がめざすもの、 その向こうにあるもの - 2020年・30年を見越した 人「交」密度のまちづくり -
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企業はもちろん、 行政も、NPOも、地域も、 「経営」が求められる時代。 自治とは、自分(たち)で決めて、 自分(たち)で担うこと。 日本には、担う力があるのに、 決める力が弱い。 →判断できる材料の共有が重要。
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佐賀市内でも、 自治を回復し、 地域の課題を、 地域の力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -
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自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する - 自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働と総働の基礎を再確認する - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/

IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援   (1994年) 調和的で民主的な発展のために 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 隔月刊誌「NPOマネジメント」発行 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 2020年の地球への行動計画立案 専従3名+客員1名、東京(新川)、約3500万円

「協働が始まらない・進まない」現場の声 (アンケートご協力ありがとうございました!) 「協働って、何?」 「なぜ協働が必要なのか、わからない」 「どう始めれば良いのか、わからない」 「現場は進めたいのに、上司が・・・」 「当課には、協働できる事業はない」! 「それでなくても業務が多いのに・・・」 「どんな団体があるか、わからない」 「まともな団体を探す・選ぶには?」 「行政依存の住民を、どうやって?」

協働推進課・中川課長のお話から ・文化振興プラン→コミュニティ推進プラン 地域自らによる計画+実践+「市民円卓会議」 →合併:全28地区にも構築 ・地域+テーマ型団体とも連携→センター設立 ・第5次総計:策定時に5地域で市民円卓会議 →基本姿勢:「資源・目標共有+実現へ協働」 +公民館→自治の拠点としての「市民センター」 ・協働によるまちづくり基本条例(’12施行) 課長が「わからん」、各課連携不足、異動、・・ → 特性を生かしたまちづくり:地区-市域、円卓   情報発信、人づくり、評価+支援

まちの力は、関係の密度がつくる! 人口密度より人「交」密度! 町(区域)でも街(建物の集まり)でもなく、「まち」:人と人との関係 「衣食」「住」の次は、「医移職充」 衣食は外から持ち込み配布も可能 住の安心は、建物だけじゃない! 今後の医療は予防がさらに重要! 移動・職業・充実は、関係そのもの

田上・長崎市長のお話から(管理職研修) 協働は「発想」から! 一人芝居から、プロデューサーに! 市民とコミュニケーションする力! 事業・業務の執行段階だけでなく、連携・紹介でも成果に 「自然環境を守る・育てる」課の目的→市民はパートナー 特別なことじゃなく、日常・普段の仕事の進め方として 行政「だけ」で事業・予算→成果を大きくするために転換を 一人芝居から、プロデューサーに! 周囲の人びとが資源に見えてくる→誰に何ができるか 市民とコミュニケーションする力! 市民が求めるのは「普通の言葉で会話できる職員」 「制度の説明だけ!」、「自分の担当だけ!」、「コロコロ異動する職員より、自分のほうが詳しい!」 「この申請に来たのはなぜか?」にまで遡ることで、より深い解決や満足に結び付く トラブルを減らす&市民の喜びを高める・増やす!

竹山・堺市長のお話(区長・局長・部長&中堅職員対象) ・憲法が保障する地方自治(第94条) → 他から干渉されない団体自治から住民自治へ ・自然権としての基本的人権(ルソー)と同様に、 地域も自治を志向した時点で地域主権(×地方分権)  ・「基礎自治体優先」「自助+補完性」「近接性」原則  (欧州自治憲章:公的責務は、市民に最も身近な地方   自治体が優先的に履行する)→民主主義の基本 → 権限と財源は現場に!→手が届く都市内分権を ・人が人を支える社会、お任せ民主主義からの脱却 → 強力なリーダー待望論は日本を滅ぼす → 自立=相互依存(inter-dependent 阪大 鷲田教授) ・ドライバーは市民。職員はナビゲーター。知るため現場へ ・見て見ぬふりしない、おせっかいな市職員に!

2020年の世界・日本は? 中国のGDPは、日本よりいくら多い? 原油、鉄、レアメタルなどの価格は? 日本の国民一人当たりGDPは何位? 日本の高齢者率は? 国債の残高は? 既存インフラの補修コストは? 橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過! 施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割! 下水道:陥没は年5000か所以上! 道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・ 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 消費税は、いくら必要?

延長線上で考えるな! 日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは? 2012年に日本のGDPが世界に占める割合は? では、2017年には? 同年、中国のGDPは日本の何倍? 同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ? それは、韓国のいつと同じ?

延長線上で考えるな! 日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは? → 1994年(18.1%) 2012年に日本のGDPが世界に占める割合は? → 8.4%(06年時点で8.8%) では、2017年には? → 7.1%(1970年ごろ並み!) ≒ASEAN5+インド 同年、中国のGDPは日本の何倍? → 1.90倍(1人あたり$9,153 ≒日本の1980年!) 同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ? → 1986年($15,986)、 ロシア:$22,277≒88年 それは、韓国のいつと同じ? → 2005年・2009年、 インドネシア:$6,904≒91年

廿日市市も、これまで20年と、これから20年は違う 1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(人) 101630 114981 114038 +12% 110771 103731 ▲9% 0~14歳 20946 18310 15027 ▲28% 11463 9648 ▲35% 15~64歳(A) (生産人口) 68032 76685 71716 +5% 63715 56445 ▲21% 65歳~(B) 高齢者率 12593 12.4% 19971 17.4% 26611 23.3% +113% 35593 32.1% 37638 36.3% +41% A÷B 5.4人 3.8人 2.6人 1.7人 1.5人 75歳~ 8452 13193 +56% 17986 +36% 24168 +34%

2020年の廿日市市は? 高齢者率は→32.1%(全国より10年以上早い)! 75歳以上は→約1.8万人(人口の6人に1人)! 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.7人! 75歳以上は→約1.8万人(人口の6人に1人)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 健康増進活動の効果の可視化を急ぐ! 生産人口は?→11%減(00年比 16%減) ! 市税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 市債残高は? 消費税は、いくら必要?

廿日市市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(人) 114,981 115,530 114,038 113,340 110,771 高齢者 19,971 22,984 26,611 32,093 35,593 後期高齢者 8,452 7.4% 11,088 9.6% 13,193 11.6% 15,434 13.6% 17,986 16.2% 世帯数 40,430 42,918 44,644 45,598 45,189 高齢者単身 2,773 572+2201 3,522 813+2709 4,093 987+3106 4,945 1218+3727 5,490 1366+4124 単身 1,414 247+1167 2,007 425+1582 2,487 493+1994 2,967 569+2398 3,492 659+2833 後期単身率 16.7% 18.1% 18.9% 19.2% 19.4% 高齢者夫婦 3,288 3,968 4,746 5,815 6,500 後期 夫婦 663 1,144 1,642 2,085 2,526 高齢世帯率 15.0% 17.5% 19.8% 23.6% 26.5%

廿日市市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 - 5% 05年比 -10% 後期高齢者 10年比 +17% 05年比 +39% 05年度 10年度 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 44,075 15,379(34%) 4,888(11%) 795( 1%) 8,256(18%) 5,434(12%) 43,253 15,855(36%) 5,265(12%) 860( 2%) 7,530(17%) 4,937(11%) 歳出 職員給与 職員数 公債償還 公営事業繰入 国民健康保険 上下水道 その他 43,535 6,799 1,042 6,510 4,788 643 2,370 1,686 41,885 6,047(-11%) 985(- 5%) 6,032 4,986 693 1,972 2,302 将来負担(対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 56,297(3.7倍) 60,240 6,310 10,253 58,576(3.7倍) 54,764(- 9%) 11,445(+81%) 7,633(-25%) 10年:個人住民税 46,171円/人 生産人口 10年比 - 5% 05年比 -10% 後期高齢者 10年比 +17% 05年比 +39% 513,651円/人 480,226円/人 100,358円/人 66,933円/人

総働 協働から総働へ NPO 行政 当事者 事業者 金融機関 専門家 協働 学校 (教員+生徒) 行政 NPO 中長期の視点で、 地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 総働 協働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO

まちの「サバイバル」力を どう維持するか まちの売上高トップ10は、どう変化したか? まちの競争力は、どう維持・向上するのか? 10年前、現在、10年後のトップ10は同じか? まちの競争力は、どう維持・向上するのか? まちの競争力は、誰が支えるのか? 地場産業は、まちの競争力を高める力となるか? 変化の中で、資源を活かせる産業は何か? 子どもに、どんな仕事を「本気で就業体験」させるか? まちの競争力を支えるために、行政は何をすべきか? まちの競争力を支えるために、企業は何をすべきか? くわしくは「NPOマネジメント」第29号「まちのマーケティング」参照

子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため まちづくりは、誰のため? 何のため? あいさつできる関係づくりのため 子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため 20年で人口が半減した町で、小中学生が農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長に提言する年50時間以上の町おこし授業(北海道・浦幌町、「NPOマネジメント」第63号参照) 災害時などの安心のため 障碍者・高齢者のための「避難支援」と「避難所の課題確認」訓練(別府市)

自分が住み続ける地域の未来の ために、本当に大切なことを 実現できるように、全力を尽くす。 出し惜しみしない できないフリしない 元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う 自分が住み続ける地域の未来の ために、本当に大切なことを 実現できるように、全力を尽くす。 出し惜しみしない できないフリしない あきらめない 「誰かがどうにかしてくれる」なんて  甘えない

雲南市の地域自主組織のすごさ ・「公民館」から「地域交流センター」へ ・「小規模多機能」自治 共益的な生涯学習から、公共サービスへ 合併による「行政機能の集中・効率化」を補う「適地適作(策)」型の地域づくり 幼稚園放課後の預かり保育(海潮) 閉店された農協跡で産直市&100円喫茶(中野) 共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」 最小限の安全・安心をどう維持するか? 文化・伝統をどう残すか? 経済的な循環・競争力をどう維持するか?

自治会・町内会は、 行事を半減して、事業=福祉+経済を! 【現在】 親睦も安全も福祉も行事の連続。。 →地域の住民が気軽に付き合い、  日常生活に必要な情報交換や   安全確保などを行なうとともに、  地域生活をより快適にするため、  自主的・自発的に共同活動しな  がら、まちづくりを進める。 【今後】 「小規模多機能」自治! →行政機能の集約化を補い、  住民減少・高齢化などに伴い  必要性が高まる安全・安心の  確保のための「適地適作(策)」  型の地域づくりを進める。 問題解決 (交通安全、防火・防災、防犯・非行防止、資源回収) 生活充実 (福祉、青少年育成、  健康増進、祭礼・盆踊り、  運動会、文化祭など) 環境・設備維持 (清掃・整備、  集会所管理など) 広報・調整 共通の「基本機能」と 独自の「魅力づくり」 ・最小限の安全・安心の維持 ・文化・伝統の継承 ・経済的な競争力の維持・向上

真地(まーじ)団地自治会(那覇市) ・1981年開設の市営住宅、400世帯 ・車両部で買物支援 「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも!  「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも! ・2011年度に「地域福祉部」新設!  「第1次福祉計画」(11-13年度):  見守り、活性化、運行、資金造成  ・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力  ・木曜:「ふれあいデイサービス」(14-16時)  ・金曜:「百金食堂」(100円昼食会)  ・土曜:カラオケ!

60人のお年寄りのために 77歳の看板娘が営むコンビニ「ノーソン」 (大分県中津市 旧・耶馬渓町) ・03年農協閉店、05年合併:「役場も店も遠くなる」 ・農協から店舗を買い取り、日用品販売&お茶飲み ・調味料、菓子、種苗など300品目、年商400万円 ・住民がつくった野菜・果物を市街地大型店に出荷 → 年商400万!→耕作放棄地が相次いで畑に! ・中島さん「田舎には、仕事を探しに来る人じゃなく、  仕事をつくれる人に来てもらいたい」

独居高齢者のための 厳冬期限定共同住宅「のくとい館」 (岐阜県高山市) ・全14室、各室に台所・浴室完備、月額2万2千円  朝夕食は食堂で ・旧・教職員住宅を活用(08年12月) ・市社協の提案+国交省「新たな公」補助金で実現! ・「まちなかに暮らす息子と同居しても、  知り合いがいないけど、ここだと一日が早い」

分散が支えられず、孤立の急増 集落内 周辺・近隣 集落外(中心部) 通院 病院・ 介護 買物 商業 施設 商店 移動 販売 買物 補助 利用 行政 公民館 直営

孤から共(協)へ、待・受から動・助へ 集落内 周辺・近隣 集落外(中心部) 通院 病院・ 介護 買物 商業 施設 商店 運営 & 利用 配達 往診・ ミニデイ 地域 センター 行政 移動 販売 指定管理

かのさと体験観光協会(岡山県新見市)仲田芳人さん まず、寄り添う (個人でなく)集落でやるなら、ルールが必要 正論を言っても、あとでボロカス。。。 ちゃぶ台返しも日常→議事録の確認から! 受容の心:「来年はいい年になるじゃろう」→最大の売り! 「事件は現場で起きている!」 交流で残るのは、ゴミと疲れだけ→続けるために「経済」を! 異動しても、年度が変わっても、残るものとは? 地域の課題・目標が共有できていない+工程表・役割がない! 課題も強みも見つけられるのは、集落内での信頼関係! かのさと流(2002年設立) 「達成したら解散!型」事業を支えまとめる地域コーディネータ グリツーは「地域を挙げた商い」「福祉=経済+健康+生きがい」 喜びの共受、「よう来てくれたなぁ」「10年若返った」 都市部の理解者・ファン(=リピーター、サポーター)づくり

仲田さんへの質問とご回答 始めるきっかけと、続ける工夫? 人間関係+「自分がしたいこと」を語る 「地域みんなが大家族みたい」 「夜川」体験も、集落だと大変。。。 説得してくれる人も出てくる! 「地域みんなが大家族みたい」 動き出すと、乗ってくる、誇りを持てる 手当は、わずかでも赤字でも払う 始めてしまう(小・集・短)+発信する! 手当の財源?(補助金に頼らない?) 日帰り4千円、宿泊付1万円、650人 DM15万/年、事務委託@3万/月 自立運営したい→最初から補助なし ゼロになった時から逆算・想定する! 棚田保全の濁り酒→6千円で継続! 酒販店での販売も、おまんじゅうも! 集落内の若者は? 「演奏したい」→若い子が来た! 市内:県内:県外は(ほぼ)同率 軌道に乗るまでの期間? まだまだ、でも4年目から「いける」! 次は「受容する心」で包んだ物販! 備中白小豆の栽培開始! 予約制の農家レストランも! リストは劣化する→追加!! 危機感がないところから、どう促す? (変化を望んでいないとき?) 必要なら、気付いてもらうしかけ 変化と動向に気付かせる! 利・情・義・理と、好き・嫌い インストラクタの初動・継続のポイント? 最初は1つだけ! プログラム設計の統括(=品質責任)は仲田さん 参加者の感想から、良い点・改善点 仲田さんの生業は? 地元で一般紙発行→境目なし!

協働の目的は「自治の回復」であり、 「まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決する」ために行う だから協働は、1+1>2が必須 → 持続する相乗効果が期待できるか? そもそも、相互が「自働」しているか? 互いの強みを理解し、活かしているか? だから失敗の3要因は、   「単年度」 、「思いつき」 、「官主導・依存」

「協働って、委託や補助とどう違うの?」 協働の手法として、委託も、補助もありえる。 まちのレストランにたとえると、 「行政がつくる定食を、食べるだけ市民」から 「行政と市民による共同経営」へ 営業時間は? 内装は? メニューは? 価格は? 材料は? → 「料理法」ではなく、「経営法」の問題 → 仕様決定後に業務と責任を渡すのではなく、   ニーズ調査も仕様設計も実施も成果も協働で! → 「非協働的な委託・補助」から   「協働的な委託・補助」への転換を!

参加・支援から、協働・総働へ 地域における市民と行政との協働の領域 政策立案(policy making) (企画・財政部門が主導) 市民「参加」型の政策立案 市民に「意見」を求める:public involvement 例:委員会、審議会 アンケート調査、関係団体へのヒアリング パブリック・コメント 対話集会(意見交換会)、出前講座 市民「参画」型の政策立案と実現の協働 市民が提言し、実践で協働する :public commitment (collaboration) 例:介護保険事業(NPOがモデルをつくり、行政が制度化) 地域の環境保全事業(立案・調査から実施まで) 多文化共生のための条例づくりと支援事業 ←単発・問題対処的(case based) 「制度化された資金」の分配 市民は単なる利用者:policy consumer 例:緊急雇用対策・ふるさと雇用再生事業 決定済み事業の執行のみ委託   (請負の発注) 地域活動団体への補助、運営資金交付 継続・基盤形成的(infrastructure oriented) → 事業の持続性の向上 市民の「担い手化」を支える:citizenship support 例:不登校児支援団体への補助の制度化 学校ボランティアの役割の拡大 総合学習を支援する団体との授業の開発 独居高齢者を支える活動への支援の制度化 業務執行(operation) (事業・現業部門が担当)

地域の人口構成を年齢別に把握する 男 ●●●●●●● ●●●●●●●● ●●●●●● ●●●●● 90~ 80代 70代 60代 50代 40代 30代 20代 10代 ~10 女 ●●●●

三重県伊賀市「いが見守り支援員」 岡山県西粟倉村「森の学校」 せっかくの機会なので。。。 http:// www.pref.mie.lg.jp/CHOJUS/HP/miechiikikea/4-52.pdf 岡山県西粟倉村「森の学校」 http://nishihour.jp/company/index.html

「質問カード」には、 現場にヒントを持ち帰りたい疑問・課題を! ・「協働推進課」と「講師」宛の質問以外にも、  八王子市の「職員のための協働ハンドブック」 http://www.city.hachioji.tokyo.jp/33852/shiminkatudo/shiminkatsudo/kyodohandbook.html  旭川市の「協働に関する76の疑問」 http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/shiminkatsudo/shiminkatsudo/kyoudou/76gimon/76gimon.htm  などを参考に、  「現場で協働を進める上で、  こんなことを共有しておきたい」  という項目もお書きください!  (その際は用紙の裏面をご利用ください)

各自でお書きくださった内容を 発表しながら共有(~15:18ごろ)し、 「これはぜひ聞こう!」という質問は、 後ほど、全体にご発表ください

いただいたご質問から 【午後の部】 ・「つなぎ役」って具体的には? →制度・情報を(課題を抱えた)市民に届ける →相手に「できる力」があるかの見極め ・協働の目標・到達点? →地域自治(くらしやすい豊かな地域)の形成 ・ノーソンでまちは変わったか? ・行政依存度大&声が大きい人が壊すを克服した事例? 【午前の部】 ・主体性・やる気を、促す・引き出すには?

「若い人」の都合も考える! 子どもの行事と連動する! 料理好きな女性は活躍する! 「若い人」を巻き込むなら 早く決める、文句言わずまかせる 子どもの行事と連動する! スポ少、おけいこ、PTAとの連携 料理好きな女性は活躍する! 伝統料理の勉強会は、 地域の先輩との交流機会!

正面の理、側面の情、 後方の恐怖 堀田 力(元 東京地検検事) 利・情・義・理 + 好き・嫌い 川北 秀人 正面の理、側面の情、 後方の恐怖 堀田 力(元 東京地検検事) 利・情・義・理 + 好き・嫌い 川北 秀人

吉和地域活性化に向けた提案(の卵) これまで:38豪雪で急減→昭和20年代の3分の1(700人)に 産業:1次(’80:40%→’10:18%)、2次(35%→13%) 豪雪地帯指定:スキー場、別荘地「西の軽井沢」 医療・移動手段の確保、地域産業・町内会の維持、除雪、・・ 【A】安否確認はがき(郵便、宅配、社協など)毎週1回 当初に研修→その後は直接やり取りなど 【B】くらし安心情報マップづくり ハザードマップに、日常のくらし&緊急時のための連絡先も 【C】特産品販売+誘客+情報発信 「特産品開発運営組織」発足→売上から手数料収入

グループ討論の準備をしましょう!(5・6分で) ご自身・団体・地域で できる・得意な・ やってみたいこと ■■■ 次にしたい・困ってる・ ヒントやヘルプが欲しいこと プレゼンテーションへの 改善のヒント、 身近でできること、 協力できること (余白)

意見交換して、発表のご準備を!(~16:30) ・ご所属・お名前・特技だけ15秒で自己紹介を! ・「できる・得意な・やってみたいこと」 「次にしたい・困ってる・ヒントやヘルプが欲しいこと」 「発表への改善のヒント、身近で協力できること」 を書いた付箋を読み上げて模造紙に貼って共有し 「一緒にこんなことができそう!」 「実は、こんなことも得意!」「実は、こんな悩みも」 「今、こんなことを思いついた!」も付箋・模造紙に ・16:30から、各班3分で、 「できること」「困ってること」「発表へのヒント・協力」 を織り込んだ発表をお願いします。

各班のご発表から A①福祉コミュニティ:団体間の連携不足、地域メディア活用 →地元の小中一貫校にハガキ協力依頼 A②福祉コミュニティ:音楽Vo、まず顔見知りに、人材バンク →地域活動者の意見、マップ掲載情報、 B①マップ:在住外国人支援、環境、35年ぶりUターン、・・ →医療機関、救命資格更新者、障碍者支援団体、施設 B②マップ:IT技能、力持ち!、担い手不足、伝達難しい →BBQしながら、誰が見てもわかるものをつくる+つかう C①自然の恵み活用:実践活動豊か→地域まるごと小学校 (自然体験、パン焼き、農耕、焼き物など) C②自然の恵み活用:ネットワークも資金も!、発信難しい デザイン力不足→