「成長の延長線」を引き継げない 日本だからこそ、 子どもの育ちの支援を加速する - 世界と日本の子どもの近未来を俯瞰する -

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井手 鑑人 岡村 佳祐 中嶋 仁 橋本 佳奈.  生活水準の向上には、物価上昇しないことが関係  衣料費の場合 ファストファッションブランドが多数誕生  その背景には 安価 安価 良質 安い労働力を提供する中国などの発展途上国が役割担う安い労働力を提供する中国などの発展途上国が役割担う.
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「成長の延長線」を引き継げない 日本だからこそ、 子どもの育ちの支援を加速する - 世界と日本の子どもの近未来を俯瞰する - 「成長の延長線」を引き継げない 日本だからこそ、 子どもの育ちの支援を加速する - 世界と日本の子どもの近未来を俯瞰する - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/

IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援   (1994年) 調和的で民主的な発展のために 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 隔月刊誌「NPOマネジメント」発行 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 2020年の地球への行動計画立案 専従3名、東京(新川)、約3900万円

良いスポーツ団体 ≠ 親が楽できる団体 いい学校 ≠ 親が楽できる学校 子育てに良い地域 ≠ 親が楽できる地域 ↓ 子育てに良い地域は、 子どもが育った時に持つべき力が育つ地域 和歌山県教育庁:きのくに共育コミュニティ 社会性 = 社会に適応する力 + ともに社会をつくる力 地域の教育力 = 知り合いの数

日本企業の未来価値=世界・日本市場での位置 では、2020年の世界・日本は? 中国のGDPは、日本よりいくら多い? 原油、鉄、レアメタルなどの価格は? 日本の国民一人当たりGDPは何位? 上げるには、「女性の雇用率を上げる」しかない! 日本の高齢者率は? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 支えるには、「介護しながら働き続けられる会社」にするしかない! 国債の残高は? 既存インフラの補修コストは? 橋:15m以上が15万か所  施設:700㎢以上、3割が30年以上! 下水道:年5千か所陥没! 道路、ダム、住宅、上水、電力、鉄道、・・ 消費税は、いくら必要? 市場の世界化→事業の世界化→組織・価値の世界化

延長線上で考えるな! 日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは? 2012年に日本のGDPが世界に占める割合は? では、2017年には? 同年、中国のGDPは日本の何倍? 同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ? それは、韓国のいつと同じ?

延長線上で考えるな! EU アメリカ 日本 中国 ASEAN5 インド 1980 1人あたりGDP 世界シェア 後10年成長率 1990 $8,154 34.2% 2.1% $12,249 26.0% 3.0% $9,312 10.1% 4.4% $205 1.9% 9.7% $874 5.3% $266 1.7% 1990 $15,048 31.8% $23,198 26.2% 3.1% $25,140 14.0% 1.4% $341 1.8% 10.0% $1,801 1.3% 5.0% $384 1.5% 5.6% 2000 $21,896 26.3% $35,252 30.8% 1.6% $37,304 14.6% 0.5% $946 3.7% 10.2% $2,965 4.9% $465 6.9% 2010 ~17 $30,604 25.8% $46,811 22.9% 2.6% $42,863 8.7% $4,423 9.4% $5,276 2.5% 5.7% $1,370 6.8% 2015 $34,546 21.2% $54,952 21.5% $49,900 7.7% $7,957 13.2% $6,946 3.3% $2,002 2017 $37,232 20.2% $59,917 21.3% $52,504 7.1% $9,528 14.2% $7,866 3.6% $2,428 3.4% 中国+ASEAN5+インド=20.2% 製造業就業者:12年12月998万(16%)←92年10月1603万(25%) 月平均給与総額:12年314,236円← 97年371,670円 パート労働者:28.75%(史上最高)

資源価格は、いずれにせよ上がり続ける 自動車保有台数とエネルギー使用量(石油換算) 2009年 2020年 2030年 世界シェア(伸び) 日本 74百万台(578台/千人) 472百万t(3.70t/人) 72(585) 499(4.06) 69(595) 469(4.07) 4.0%( ▲ 6%) 2.9%( ▲ 0%) 中国 63( 47) 2,058(1.55) 184(132) 3,047(2.20) 272(195) 3,897(2.64) 15.8%(+331%) 22.5%( + 78%) インド 19( 16) 512(0.44) 51( 36) 871(0.63) 104( 68) 1,216(0.80) 6.0%(+447%) 7.4%(+137%) 日本除く アジア 144( 40) 3,421(0.95) 326( 80) 5,116(1.27) 505(117) 6,472(1.51) 29.3%(+250%) 39.6%( + 89%) 北米 270(792) 2,417(7.09) 313(836) 2,631(7.03) 348(866) 2,677(6.67) 20.2%( + 28%) 16.4%( + 10%) 中南米 86(149) 656(1.14) 140(215) 941(1.45) 196(281) 1,249(1.79) 11.4%(+127%) 7.6%( + 90%) 欧州 (OECD加盟) 287(522) 1,746(3.17) 324(566) 1,804(3.15) 349(599) 1,817(3.12) 20.3%( + 21%) 11.1%( + 4%) アフリカ 25( 24) 354(0.35) 36( 24) 493(0.38) 50( 31) 680(0.43) 2.9%(+100%) 4.2%( + 92%) 世界 1,008(149) 11,207(1.66) 1,381(180) 14,131(1.84) 1,722(207) 16,328(1.96) +70.8%(+38%) +45.7%(+18%)

これまで20年と、これから20年は違う! 日本の人口 1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(万人) 12361 12695 12805 +3% 12409 11661 ▲8% 0~14歳 2248 1847 1680 ▲25% 1456 1203 ▲28% 15~64歳(A) (生産人口) 8590 8621 8103 ▲5% 7340 6772 ▲16% 65歳~(B) 高齢者率 1489 12.0% 2200 17.3% 2924 22.8% +96% 3612 29.1% 3684 31.6% +26% A÷B 5.7人 3.9人 2.7人 2.0人 1.8人 75歳~ 後期高齢者率 597 4.8% 899 7.1% 1407 11.0% +56% 1879 15.1% +33% 2278 19.5% +21%

高齢者・後期高齢者のくらしを、誰がどう支える? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(千人) 126,925 127,767 128,057 126,597 124,099 高齢者 22,005 25,760 29,245 33,951 36,123 後期高齢者 8,998 7.1% 11,639 9.1% 14,072 11.0% 16,458 13.0% 18,790 15.1% 世帯数 47,062 49,566 51,950 50,599 50,440 高齢者単身 3,032 741+2290 3,864 1051+2813 4,790 1385+3405 5,795 1720+4075 6,291 1889+4401 単身 1,393 284+1108 1,966 435+1531 2,592 573+2019 3,157 697+2459 3,676 812+2864 後期単身率 15.5% 16.9% 18.4% 19.2% 19.6% 高齢者夫婦 2,826 3,583 4,339 5,194 5,610 後期 夫婦 574 1,544 1,358 1,290 1,303 高齢世帯率 12.4% 15.0% 19.9% 22.1%