演習課題 1 (P. 137).

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22 ・ 3 積分形速度式 ◎ 速度式: 微分方程式 ⇒ 濃度を時間の関数として得るためには積分が必要 # 複雑な速度式 数値積分 (コンピューターシミュ レーション) # 単純な場合 解析的な解(積分形速度式) (a)1 次反応 1次の速度式 の積分形 [A] 0 は A の初濃度 (t = 0 の濃度.
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ヒント.
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演習課題 1 (P. 137)

【解答】 クラウジウス-クラペイロンの式                                       を用いて計算する ここで、 T* = 85.8 [℃] = 359.0 [K]   のとき   p* = 1.3 [kPa] (= 1.3×103 [Pa])    T = 119.3 [℃] = 392.5 [K]   のとき   p = 5.3 [kPa] (= 5.3×103 [Pa])  蒸発エンタルピー  ΔvapH 第一式の両辺の自然対数をとり、変形すると、         χ = ln (p*/ p) = ln ( 1.3 / 5.3) = -1.405 [-] 第二式から、 ΔvapH = χ R / (1/T -1 / T*)                 (-1.405 [-])× (8.3145 [J K-1 mol-1])      =                         1/392.5 [K] - 1/359.0 [K]                = 4.914 ×105 [J mol-1] = 49.1 [kJ mol-1]  

(b) 通常沸点 Tb    T* = 119.3 [℃] = 392.5 [K]   のとき   p* = 5.3 [kPa] (= 5.3×103 [Pa]) p = 101.3 [kPa] = ( 1.013×105 [Pa])  となる  Tb  を求める    χ = ln (5.3/101.3) = -2.950 [-],   (a) より、 ΔvapH =49.1×103 [J mol-1]  よって、       χ R           1/ Tb = + (1 / T)              ΔvapH (-2.950[-])× (8.3145 [J K-1 mol-1]) 1 =  +     (49.1×103 [J mol-1] ) (392.5 [K]) = (-0.050×10-3) + (2.548×10-3) = 2.049×10-3 [K-1] 従って、   Tb = (2.049×10-3 ) -1 = 488.1 = 488 [K] = 215 [℃]

(b) 通常沸点における蒸発エントロピー   ΔvapS ΔvapS = ΔvapH / Tb = (49.1×103 [J mol-1]) / (488 [K]) 1 = 1.006 [J K-1 mol-1]

演習課題 1 (P. 175)

N2 H2 N2 +H2 p [Pa] 1.01×105 1.01×105 1.01×105 n [mol] n/2 n/2 n T [K] 298 298 298 V [m3] 2.5 ×10-3 2.5 ×10-3 5.0 ×10-3 p V / R T n = {(1.01×105 [Pa])×(5.0×10-3 [m3])} / {(8.31 [J K-1 mol-1])×(298 [K])} = 0.203 [mol] xN2 = xH2 = 0.5 [-] ΔmixG = (0.203 [mol])×(8.31 [J K-1 mol-1])×((298 [K]) ×{0.5×ln (0.5) + 0.5×ln (0.5)}      = -350 [J] = -0.35 [kJ] 2 ΔmixS = ΔmixG / T = (-350 [J]) / (298 [K]) = -1.17 = -1.2 [J K-1]

(P. 242)

 初期量          A (N2O4): n B (NO2): 0  平衡時の解離度    α (= 18.46/100)  平衡時の量       A: n(1-α) B: 2 nα  モル分率 (a) 平衡定数 (p = 1 [bar]) = 4×(0.18462)/(1-0.18462) = 0.14111 [-] 標準反応ギブズエネルギー       ΔrGo = -RT ln K = -(8.3145 [J K-1 mol-1])×(298.15 [K])×ln (0.1411) = 4854.2 [J mol-1] = 4.854 [kJ mol-1]

(c) 100℃における平衡定数  25℃(T1)、100℃(T2)における平衡定数をそれぞれK1, K2とすると、       ln (K2/K1) = -ΔrHo / R × (1/T2 -1/T1)       より、 ln K2 = ln K1 -ΔrHo / R × (1/T2 -1/T1)       T1 = 298.15 [K] K1 = 0.1411 T2 = 373.15 [K] ΔrHo = 57.2×103 [J mol-1] R = 8.3145 [J K-1 mol-1 ] を代入して、        ln K2 =2.678                      6       したがって、  K2 = 14.55 [-]

(P. 242)

  2 A + B ⇄ 3 C + 2 D Total   初期量 [mol]    1.00     2.00   0 1.00     4.00 BがX[mol]反応したとき  1.00-2X   2.00-X 3X 1.00+2X 4.00+2X 平衡時の C の量が 0.90 [mol] でることから、X = 0.30 [mol] 平衡時の量 [mol] 0.40 1.70 0.90     1.60 4.60 (a) モル分率 [-] 0.087 0.370 0.196 0.348 1          xC3 ・xD2 (0.196)3 ・(0.348)2 3 (b) Kx = -------------------- = ---------------------------- = 0.325 = 0.33 [-] xA2・xB (0.087) 2・(0.370)        (pC /po)3 ・(pD /po) 2 xC3 ・xD2 p p (c) K = ------------------------------- = ---------------- ・(------)2 = Kx (------)2        (pA /po)2・(pC /po) xA2・xB po po = Kx = 0.33 [-] (p =1.00 [bar]) 8 (d) ΔrGo =-RT ln K =- 8.31×298× ln 0.325 = 2.77×103 [J mol-1]=2.8 [kJ mol-1]