IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/ 地域に愛される商店街の 5つの条件 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/
IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 (1994年) 調和的で民主的な発展のために 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 隔月刊誌「NPOマネジメント」発行 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 2020年の地球への行動計画立案 専従3名、東京(新川)、約3900万円
「地域に愛される商店街」の条件?? ↓ 「生き残り続ける商店の集合体づくり」 ①知る:顧客と社会の変化・進化を理解・予測する ②進化する:品質もビジネスモデルも ③連携する:相互補完するから専門性が生きる ④届ける:情報も体験も「天動説から地動説へ」 ⑤育てる:従業員も、地域の子どもも
甚だ僭越ながら、釈迦に説法ですが、 マーケティング(market + ing)とは 顧客を知って、 顧客に応え(続け)るプロセス 画一的な対応だと、顧客の個性を無視 全て個別対応だと、コストがまかなえない → 少なくとも5つの「群」として把握する → では、あなたの事業の顧客の「群」は?
岡山県も、これまで20年と、これから20年は違う 1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(千人) 1,925 1,950 1,945 +1% 1,864 1,745 ▲10% 0~14歳 353 291 264 ▲25% 210 181 ▲31% 15~64歳(A) (生産人口) 1,286 1,265 1,178 ▲8% 1,079 998 ▲15% 65歳~(B) 高齢者率 285 14.8% 393 20.2% 484 24.9% +69% 573 30.8% 566 32.4% +16% A÷B 4.5人 3.2人 2.4人 1.8人 1.7人 75歳~ 125 171 249 +45% 308 +21% 359
高齢化は日本全国より早く進んでる! 日本の人口 1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(万人) 12361 12695 12805 +3% 12409 11661 ▲8% 0~14歳 2248 1847 1680 ▲25% 1456 1203 ▲28% 15~64歳(A) (生産人口) 8590 8621 8103 ▲5% 7340 6772 ▲16% 65歳~(B) 高齢者率 1489 12.0% 2200 17.3% 2924 22.8% +96% 3612 29.1% 3684 31.6% +26% A÷B 5.7人 3.9人 2.7人 2.0人 1.8人 75歳~ 後期高齢者率 597 4.8% 899 7.1% 1407 11.0% +56% 1879 15.1% +33% 2278 19.5% +21%
2020年の岡山県は? 高齢者率は? →30.8%!(全国+1.6%!) 75歳以上は? →57.3万人(10年比 2割増)! 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.8人! 75歳以上は? →57.3万人(10年比 2割増)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 生産人口は? → 7%減(00年比 14%減) ! 県税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 県債残高は? 消費税は、いくら必要?
岡山県の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 1,950.8 1,957.2 人口(千人) 1,950.8 1,957.2 1,945.2 1,909.6 1,864.0 高齢者 393.6 439.6 484.7 551.6 573.7 後期高齢者 171.3 8.8% 214.1 10.9% 249.8 12.8% 277.9 14.6% 308.2 16.5% 世帯数 691.6 732.3 754.5 754.4 743.3 高齢者単身 50.1 10.7+39.3 62.6 15.6+46.9 71.7 18.4+53.3 83.1 21.6+61.5 87.3 22.8+64.4 単身 24.9 4.5+20.3 34.8 7.3+27.5 42.6 8.6+33.9 48.4 9.7+38.1 54.3 10.8+43.4 高齢者夫婦 53.2 63.2 73.5 85.7 90.3 夫婦 11.9 19.0 25.5 30.3 34.6 高齢世帯率 15.0% 17.2% 19.3% 22.4% 23.9%
岡山市も、これまで20年と、これから20年は違う 1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(千人) 640.4 674.3 709.5 ;10% 709.4 690.9 ▲2% 0~14歳 118.6 103.0 100.1 ▲15% 82.9 73.7 ▲26% 15~64歳(A) (生産人口) 442.6 456.4 450.1 +1% 434.7 415.5 ▲7% 65歳~(B) 高齢者率 78.4 12.3% 114.6 17.0% 151.1 21.3% +92% 191.7 27.0% 201.6 29.2% +33% A÷B 5.6人 3.9人 2.9人 2.2人 2.0人 75歳~ 47.7 74.5 +56% 100.5 +34% 123.4 +22%
2020年の岡山市は? 高齢者率は? →27.0%! 75歳以上は? →10万人(10年比 26%増)! 高齢者1人を支える生産人口は、わずか2.2人! 75歳以上は? →10万人(10年比 26%増)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 生産人口は? → 4%減(00年比 4%減) ! 市税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 市債残高は? 消費税は、いくら必要?
岡山市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(千人) 674.3 696.1 709.5 711.6 709.4 高齢者 114.6 132.9 151.1 180.3 191.7 後期高齢者 47.7 7.1% 62.0 8.9% 74.5 10.5% 87.0 12.2% 100.5 14.2% 世帯数 259.3 282.8 296.7 302.1 303.4 高齢者単身 17.2 3.8+13.4 22.4 5.8+16.5 25.7 6.6+19.1 30.8 7.8+22.9 32.8 8.3+24.5 単身 7.9 1.5+6.4 11.6 2.6+8.9 14.3 2.8+11.4 16.9 3.1+13.7 19.6 3.5+16.0 後期単身率 16.6% 18.7% 19.2% 19.4% 19.6% 高齢者夫婦 16.1 23.5 28.8 31.0 後期 夫婦 3.3 5.5 9.9 11.9 高齢世帯率 12.9% 14.9% 19.8% 21.1%
岡山市の財政はどう推移する? 単位:億円 01年度 05年度 10年度(05比) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 2,371 1,015(42%) 292(12%) 108( 4%) 447(18%) 282(11%) 2,394 1,014(42%) 285(11%) 126( 5%) 441(18%) 306(12%) 2,610 1,087(41%) 356(13%) 114( 4%) 451(17%) 270(10%) 歳出 職員給与 職員数(人) 国保 繰入 病院 同 高齢者・介護 公債償還 2,289 343 4,778 41 11 65 331 2,334 340 4,929 42 27 89 381 2,503 302(-11%) 4,723( - 4%) 60 14 131 376 将来負担 (対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 3,839 (3.8倍) 3,135 883 179 3,840 3,243 800 203 3,315 (3.0倍) 2,792(-13%) 708(-11%) 185( - 9%) 10年 個人住民税 50,171円/人 生産人口 10年比 - 2% 05年比 - 4% 後期高齢者 10年比+16% 05年比+40% 467,185円/人 393,517円/人 99,800円/人 26,132円/人
地域に愛される商店街の
「地域の活性化」と 「商業・産業振興」は 両立するか? YES。 でも、工夫と努力が必要です。 「地域の活性化」と 「商業・産業振興」は 両立するか? YES。 でも、工夫と努力が必要です。
地域の活性化と商業・産業振興は なぜ両立できない? また来たくなる、ずっと魅力のあるまちづくり 自然・文化・伝統・歴史の豊かさ ← 保全する活動 人間関係の豊かさ ← 助け合い+ホスピタリティ でも、労力が・・・ 判断や行動に時間がかかる。。。 あちらを立てれば、こちらが立たず。。。 課題が大きすぎて、ちょっとやそっとじゃ。。。 独自性なんて、どこもがんばってるんだから。。。 自分だけがんばったって、割に合わないし。。。
地域産業は狩猟か・農耕か? 本当にすごい観光地は、自ら地域を耕している もはや、牡蠣の養殖業者でさえ、森を守る時代! たとえば、由布院の溝口さん、中谷さん、時松さん たとえば、山形・庄内の風間さん、奥田さん、金子さん たとえば、別府の菅さん、鶴田さん、野上さん もはや、牡蠣の養殖業者でさえ、森を守る時代! → 地域をむさぼる産業から 地域を耕す産業(Communi-culture Industry)へ
キッザニアも、「特別なオンリーワン」も、 なぜダメか? 仕事は楽しいだけじゃない! しんどいから、負けて悔しいから、がんばる! → 限界を超える努力をする → 成長する! 「リセット」と「再チャレンジ」は違う! 「なかったことにする」「元に戻す」のか、 「積み上げる」「学んだことを生かす」のか? 本来なら家庭やスポーツから学ぶべき! ひとりっ子(=家庭に子どもが一人だけ!)とゲームが、 チーム力・人を生かす力を奪った → だから課題に挑むインターンシップが重要!
高校生・大学生に 年間1000時間のインターンシップ! 1970年代、不況のどん底のボストン 鉄鋼を中心とした工業と港湾 ハーバードもMITもあるが、地元の若者は失業 地元企業には「使える若者がいない」 企業と学校を中心に「新しい商工会議所」を設立 Boston Private Industry Council の Pro-Tech Program インターン先はホテルや病院など、地元の職場 高校2年から大学2年までの4年間、 学期中は週15時間、休暇中は週40時間 「職業人としての11の基礎能力」を定義し、進捗管理 詳しくは「NPOマネジメント」第29号をご参照ください。
インターンシップとは、 「作業」ではなく「課題へのチャレンジ」 「時給稼ぎの作業」ではなく、課題に挑ませる。 体験すべきは、「職場」ではなく、「仕事」! 業務内容を教えることではなく、 本気で若者の力を借りたいテーマに挑ませる! だから、経営者が直に接することができる 中小企業の方が、大きな成果に結びつきやすい 大企業なら、「会社」ではなく「部署」として受け入れる 「社内」と「社外」のコーディネーターが重要!